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とあるマルザンナのココロの旅 ポーランド編⑧ [アルトネリコ・サージュコンチェルト]

8月15日(木)

朝5:45。自然と穏やかに目が覚めた。とても穏やかな気持ちで目が覚めた。ふわっと身体を起こし、窓の外を眺める。白い朝霧に覆われた紛れもない修道院の庭がそこにあった。
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静かでひそやかだ。
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人の気配もなく、仙人がいるのだとしたらこういうところで霞を食べて生きているのかもしれない、と微睡んではいるが徐々に覚醒していく意識の中でそんなことを思う。
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自然と外へと歩み出た。
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真夏の季節ではあるがこの季節のEUの朝は寒いこともある。
高原地帯ではないものの眼科を流れる川によって増長された一面に立ち込める朝霧が肌寒さを演出する。
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体感12-3℃といったところか。
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起きゆく身体へこの白霧はとても心地よく、誰もいない霧に包まれた庭で深呼吸をするとゆっくりと覚醒をすることができた。こんなにも気持ちの良いことがこの世にあるのだろうか、と思うほどに。
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五感も研ぎ澄まされ、身体の中の何かが折り目正しくなっていく感覚があった。最近どこかで似た感覚を味わったことがある、と思い返してみると、今年のGWに、やはりトライナリーのガブリエラ絡みで出かけた九州熊本は玉名にある、誕生寺奥の院での経験だった。本殿は玉名駅から近いところにあったが、奥の院はタクシーで20分ほど走らせた山の奥にある。
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そこも朝霧の立ち込めるほど早い時間ではなかったが、午前9時院内は凛とした静謐さを保っており、俗っぽく染まり切っている自分のココロが玉砂利の上を歩くたびに、一歩一歩浄化されていく感覚があった。そして奥の院では正人の肩掛けを纏い五重塔で一つ一つの回廊を合唱しながら登って行った時、これもまた俗世から離れていく体験をした。そう、この時の感覚と同じような感じだ。

さて、回想はともかく礼拝堂に入ると一人の僧が祈りを捧げている。
一糸乱れないその姿勢は呼吸もしていないのではないかと思うくらいに静かな祈りは、弓道や武道でゾーンに入る感覚、いわば明鏡止水の境地であった。この時どんな祈りを捧げていたのかはわからない。ペラペラの紙スリッパで聖堂内をペタペタ歩き回ることに気恥ずかしさを感じ、静かにその場を後にした。
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(写真は夜に撮ったもの)

6:30になると朝のミサが始まり、地域の人たち車で集まってきた。静かな聖堂で静かに行われるミサ。一番後ろから静かにその様子を見守った。遅れてきた何人かの人は一緒にその場でミサに参加していた。


ゆっくりと朝ごはんを食べたあと、昨日真夜中にかけ登ってきた坂道を穏やかな気持ちで緩やかに降りていく。朝の礼拝に向かう人たちとすれ違いながら。
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この道が走り抜けたところだったのか。
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8:47 オンタイムでバスは来た。
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この時バス停にクラクフのルートマップが貼ってあったのが助かった。

112番に乗れば市内に出られるということはわかるのだが、市内のどのあたりに出て、そこからヴァヴェル城へどうやっていけば良いのか、地球の歩き方だけでは全く分からなかったからだ。

バスに乗る直前に写真でそのマップを保存し、車中で確認する。

どうやら目的地のすぐそばまでこのバスで行くらしい。

112番はそこからまた郊外へと?行くらしく、中央駅からでは112番バスへのアクセスがとても難しいものであった。

確かに地球の歩き方には「市内からバスで30分」と書いてあり、ウソは言っていなかったが、インフォメーションで聞いても分からず、駅のルートマップはトラムのものしかなかったのだから、昨夜はいずれにしても冒険せざるを得なかったのか。

まあ一言「ヴァヴェル城西にあるバス停」とか、「バス停へは市街地に出なければならない」など書いてくれれば良かったのに...と日本人らしく?サービスへのクレームを心の中でつけながらバスに揺られた。




ヴァヴェル城近くのバス停に到着したのは9:20
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川の向かいに見える城は優美であった。
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時間も9:45のツアー受付だったのでちょうど良い時間だった。
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赤い城壁で覆われた城はワルシャワの旧王宮で見た屈強な城壁、バルバカンを想起させられた。
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RPGゲームに出てくる赤茶色の城そのものだ。
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城門への斜面を少しぎらつき始めた日差しを浴びながら一歩一歩上がっていく。
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日本の多くの城もとても立派なものだが、こうしていかにもRPGゲームな王城への道を進んでいくのは、ゲームファンにとってはなかなかにワクワクするものだった。

門前にはもちろん衛兵やモンスター、旅商人などはいなかったが、城門を潜るとそこには美しく広がった庭園と大聖堂、ルネサンス期の様式美あふれる数々の建物がそこにあった。
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informationやチケットカウンターには、シーズンということもあり長蛇の列があった。
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少し手間はかかったが、事前に予約をしておいて良かったと胸を撫でおろし、reservedカウンターへ行き手続きを済ませる。


ヴァヴェル城は見学をするものごとに細かくエントランスが設定されており、それぞれにパスが必要である。

事前の予約で8つあるうちの「砂の塔」を除く全てに予約したところ、カウンターで1枚のマップと両手開きサイズの通行表をもらった。
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個人申し込みではあるが、ツアーというのは、実は入場制限などの理由から手書きの数字の順番に行ってください、との指示が書かれており、それにしたがって見学していくものである。

特に時間の記載があるものはガイドがつくので、その時間に間違いなく行ってくださいとのことだった。

前日の観光もそうであったように、EUの観光地ではメジャーな観光スタイルの印象だ。



さて、素直に観光すれば良いのだが、色々面倒な性格ということもあり、前日に諦めたアウシュビッツ見学の可能性についても考えてみた。


10時に最初の場所の見学が始まる。

カウンターで聞いたところ、途中抜けはできるが払い戻しはできないとのこと。(それはそうだ)


このヴァヴェル城に来た目的はEUで一番と言われるジグムントの鐘
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ただし、その鐘のあるカテドラル(大聖堂)は10:30からであり、さらには城とはチケットが異なるから別のチケットオフィスで列にならっで買わなければならないらしい。

外からの写真はガブリエラとともに写真を撮ることはできたので、幸い目的は早くも達成できた。
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(何を優先させるべきか。ポーランドにきてアウシュビッツに行かないのはどうなのか)

もう一つの懸念材料は、夕方16時台にヴロツワフへの移動バスを予約していることだ。
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今回のヴァヴェル城ツアーについて金額面もそこまで高くはなかったので流してしまっても良いが、問題は時間。

仮に10:30に城を出て11時台のバスでアウシュビッツ到着は13時頃。そこから列に並んで14:30頃にチケットが買えたとして、おそらく入れるのは16時過ぎ。当日券はあるにはあるとのことだった。

そこからツアーが3時間半と考えるとクラクフ駅周辺に戻ってこられるのは21時は過ぎる。

そこからヴロツワフへの移動は電車があるものの終電レベルであり、到着は24時頃。予約しているホテルへのチェックインも難しいかもしれない。

最悪ホテルもジャーして、クラクフでもう1泊し、翌朝にヴロツワフへ向かうのもアリかもしれない。。。



とまあ色々思考の末、前日にある意味の大冒険をしすぎて精神的な疲れもあったのでアウシュビッツ案は捨ててシンプルにヴァヴェル城やクラクフの街を楽しむこととした。(味のしないパンをベンチでかじりながら)
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ちなみに、前日に苦労した1日でヴィエリチカ岩塩坑とアウシュビッツを巡ることは可能には可能であるが、余裕を持って二日に分けるか、事前に両方を巡るツアー予約しておくことが賢明だと思います。




はてさて、次またポーランドに来る理由ができた!とポジティブに考えることとし、城のツアーを全てめぐり、大聖堂とジグムントの鐘も別途チケットを購入し、鐘の目の前まで進みその大きさを体感した。


鐘の写真は禁止になっていたので撮影していないが、熊本県の蓮華院の鐘と比べると印象的には熊本に軍配が上がりそうであるが、密度や設計次第では良い勝負であるように感じた。
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ヴァヴァル城の写真はそれなりに撮影しているが、別の記事にポーランドの写真はまたまとめたいと思っている。


夕方の高速バスまでクラクフ市内をふらふらと歩き回った。
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想像はしていたけれど、シーズンのEUは観光客だらけであった。
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ガブちゃん好きそうな場所
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クラクフはポーランドの旧王都にもあたり、またユダヤ人たちのディアスポラ(移動の変遷的な意味合い)においても重要な拠点となっているなど見応えのある都市だ。

ワルシャワやクラクフは特に歴史を感じやすい街なのでぜひ訪れてみてほしい。



さて、時間にもなったので高速バスでヴロツワフへ。
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flixバスは最近EUで幅をきかせているらしいドイツの会社らしい。
ポーランドの主要都市も結んでいる格安高速バスで、確か8zl...たった230円くらいで3時間高速道路を含めて移動できた。意味がわからないレベルだ。

車体は二階建てで自由席。座席の幅もEU基準だからか狭いわけではなく、wifiも完備されていてそれなりに快適だ。

前日に乗ったようなプライベートバスのかっ飛ばし運転に比べて、当たり前かもしれないが、静かに丁寧な運転だった。

次にEUへ来ることがあれば再度移動手段として検討したい。

この日はバスの到着が遅れてきたのは良いが、待っていた乗り場の電光掲示板が乗車時間になったら突然消えて、バスも来なくてハラハラしたのはもはやご愛嬌。



ポーランドは鉄道も含めて往々にして交通網が安く整備されているのが嬉しい。

ヨーロッパ旅は鉄道も良いが、安く旅をしたいのであれば国内外を結ぶ高速バスもオススメです。




ヴロツワフへ到着
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次の目的地は陶器で有名な町ボレスワヴィエツだが、そこまで移動することもできなくはなかったが宿がほとんどないことや、これ以上の移動はまた夜遅くなってしまうこと、町自体も大きくはないので日帰りでも充分という情報もあったことからこのヴロツワフに宿泊することにした。

結論から言えば正解だった。
ボレスワヴィエツは東京都内の人がちょっと遊びに川越や飯能に来るようなイメージ(個人の勝手な)で、移動もローカル線で1時間半ほど。市内も半日あれば楽しめるところだった。


さて、20時前に駅に到着し、予約しているホテルの位置の目処は立ったので道中のどこかで食事をすることにしようと夜の帳が落ち始めた市内を散策しながらお店を探すことにした。

EUの都市に来たらとりあえず中央広場へ、が割と鉄則感があるので向かうことにした。
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ここまできてまだしていないこと何かあるかな、と考えてみると、そういえば過去にガイドブックに載っているお店で食事をしたことがなかったなと気がつき、せっかくなので地球の歩き方に載っているお店を探してみることにした。

KURNA CHATAという店だったが、中央広場からほどないところにあったのでなんなく見つけることができた。
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ピエロギやバルシチはもう売り切れているとのことであったので、ポークカツレツを頼んでみた。
BIGと書いてあったので、どんなものかと思ったらB5ノートサイズだったので、さすがに驚いた。
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味は・・・うん、見た目のままだ。揚げた豚肉!塩胡椒!正直ガイドブックで取り上げるレベルのものではないが、まあEUなので旅行気分を味わうというスパイスを加えて飽き飽きしながら完食した。

ウェイトレスから味はどうだったかと聞かれて一瞬言葉に詰まったが、OKと無難な返事をしてしまった。実際にまずいわけではないので、他に言いようもなかった。

ポーランド料理、基本的にまずくはないが特に美味しいわけでもないというのがこの旅の食事の感想だ。バルシチは美味しかったけれど売り切れるお店も多く、1回しか食べることができなかった。ザワークラフトもドイツで食べたのはまあまあだったけど、ポーランドで食べたものは偶然かもしれないけれど基本的にかなりしょっぱかった。

道中で観た映画の中には、まずくて食えない、的なシーンもあったが、まあプラツキ(じゃがいもと玉ねぎをすりおろして焼いただけ?)を調味料も加えずに適当に作ったものじゃそうなるよなと。



食事を終えて21:45。
レシートを乗せた器がボレスワヴィエツの町が近いことを感じさせてくれた。
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ホテルのチェックインも22:00にはできるなと大量のポークで満たされた胃袋を引っさげて夜の街を地図に沿って歩き始めた。

夜風が気持ちいい。
川沿いでウェーイピーポーたちがウェイウェーイしているのを横目に歩きながら、すっかり暗くなった公園を横切る。
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そういえば、ポーランドって街灯が少ない。

めっちゃ暗い。

でもそんなこともお構いないしに開かれた公園で屋台(ビールなど売ってる)の周りや思い思いのところに多くの人やカップルが芝生に座ったり、寝そべったりしながら酒と話に酔っている。

スマホの活用もアプリを使うというよりも、みんな電話で誰かと他愛ない話をしている感じだ。

みんな誰かと繋がっていたい...そういう感じだ。

ココロとはなんとじゃまなものなんだろう。
肉体とはなんとじゃまなものなんだろう。

アルトネリコ2のサブリメイション思想が脳裏によぎった。




公園内ではスクリーンが持ち出されていて映画の上映会も行われいた。個人のものっぽい。



さて、公園を通過したらホテルだ。

目の前にWender EDUという目印が出てくるだろう。。。




。。。





出てこなかった。



平和に終われる旅の1日は果たしてあるのだろうか。



やれやれと自身の不甲斐なさにため息をつきつつ、こういう時は闇雲に歩き回ると状況は悪化することは分かっていたので5分ほど歩いたところで自分の位置とホテルの地図を確かめた。

wifiはなかったので街並みとこれまで歩いてきた道のりのみがヒントだ。

川の向こう側で走るトラムの音、通りすがった別のホテル、川沿いにある公園とその川にかかる橋の本数、ちょっと先に見える教会...

これらから総合的に考えると...

ということで、途中から一本外れた道を歩いていることに気がついた。

境界まで行けば地図の場所もはっきりするので、そこを目指して着いたら最終確認をする。





無事に地図に書かれている教会の場所に辿り着き、最終確認をしてホテルのある場所へと到着できた。


が、

そこにホテルはない。


というより、別のホテルがあった。



まさかそんな地図自体が間違っていたというのか!?

夜の22:30に少し取り乱しながら周囲をあらためて探してみても見当たらない。


途方に暮れて、ひとまずそこにあったホテルの受付で聞いてみることにした。

近所ならわかるだろうと思った。

「わからないけど、ちょっと待ってて」とフロントの人は言うと、その場で自分のスマホで調べてくれた。

神はいた。。。

と、旅で人の優しさに触れると自分自身も優しくあろう、といつも思う。


やはり、近くにはあったようで、先程探し回っていた場所だった。

真っ暗で何一つ空いているホテルのようなものは見当たらなかったが、そこにある、と言われたのでお礼を伝えもと来た道を引き返した。


街灯が少なく真っ暗で誰も通らないような路地(狭くはない)をゆっくり目を凝らしながら探してみると、アパートの入り口のようなところに扉は閉まっていたが、Wender EDUと書いてあった!

まさか閉まっては・・・いなかった。

本当に真っ暗だったので全然気がつくことができなかった。

この旅何十回と撫でおろした胸を再度撫でおろし、チェックインに進んだ。

部屋もいい感じだ。
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少しゆっくりしようと荷物を下ろした。


最後は色々あったけれど、まあ比較的無事に過ごせた1日だった。






と思っていた。






リュックを開けた。

・・・

何か違和感がある。


湿っている。

雨は降っていなかった。

なぜだ。

落ち着こうとしていた思考がまるで元からの永久機関であったかのように再び動き始める。

もうやめてくれ。

考えるのは疲れたんだ。。

という想いとは裏腹にバックの内側が明らかに湿っている。

ペットボトルの蓋は閉まっている。


が、日本でもスポーツドリンクの仕様などである、飲み口が小さい穴となっており、容器をプッシュするか吸い込むかすれば必要なだけすぐに飲めるタイプのものだった。


ペットボトルの容量は明らかに減っている。

おそらくは50~80mlくらいは減っている。

道中何かのタイミングで口元部分が緩んで、カバンの中でプッシュされる度にトレビアーンな噴水をリュックの中に描いていたのだろう。。。

なんて脚色している場合じゃない!

幸いバッテリーやkindleなどには衣類を入れた袋がカバーしてくれており、大丈夫だった。

若干ガイドブックと手帳、お土産で買ったヴィエリチカ岩塩坑の岩塩が濡れた程度で済んだ。

カバンもまあ一晩あれば乾くだろうと、部屋にあったドライヤーをかけようと荷物を取り出し始めた。



ん・・・



またもや嫌な予感がする。。。


なんか白くて丸い粒が手についてるな。

なんだこれ・・・



荷物を取り出すたびにそれは増えていく。



まるで岩塩坑を掘り進むかのように一歩一歩リュックの奥へと進んでいく。

奥底にたどり着いた。




そこにはなんと美しい煌びやかな岩塩が目の前に広く広く広がっていたのだ!

まるで塩の絨毯のよう・・・!



バックの底が塩まみれになっているではないか!


WHAT!?!?


お土産で購入した岩塩は一切封を開けていないのになぜ!?




よくみたら入れ物のフチ部分が水にしみて凹んでいる。


開封の蓋が開きかかっていたのだ!

日本で言うとマジックソルトの容器みたいに、ボール紙パックのような容器だった。


EUの買い物で買い物袋をもらえることはまずない。

スーパーなどではレジ前に有料で売っている程度で、観光地のお土産などは基本的にマイバッグだ。


なので適当にリュックに放り込んでいた岩塩が、様々なプレッシャー(圧)とトレビアーンな噴水によって堅牢だったろうボール紙の容器からウェルカムしていたのだ。

完全に容器の口部分がめり込んでいて、リュックの底には塩度の高い海が広がっていた。


そういえば、コミケほかの時にお土産で皆さんに配っていたのは、もちろんもう一つの無事だったものなのでご安心を。


二つ買っておいて良かった。。。というか、ショックすぎてもう何も覚えていない。

おそらくリュック底に広がった岩塩を手でかき集めて処分したり、ドライヤーで乾かしたりしたと思う。


この記事を書くベースにしている当時の日記もそれ以上のことを書けていない。


そうして今夜もポーランドの夜は老けていくのだった。

誤字変換だけど、そりゃもう老けるわい!

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とあるマルザンナのココロの旅 ポーランド編⑦修道院の宿へ... [アルトネリコ・サージュコンチェルト]

アウシュビッツから足早にクラクフ中央駅へと戻ってきた。

帰りは先述のライコックバスで1時間30分15zl。バスの隣の座席が疲れ気味にしていた女性で、その影響を受けたのか、思わず自分も眠ってしまった。一応足元に置いていた壊れたジッパーのリュックを抱き抱えたとはいえ、海外での居眠りがはご法度である。特に何事もなかったが、気をつけておきたい。

時間に余裕もあったので早めに夕食を駅構内のポーランド料理店でとり、宿への早めのチェックインをしようとした。

ポーランド料理はあまり印象にないかもしれないが、基本的にはヨーロッパ料理に郷土料理が入るイメージだ。

お昼と同じようなチキンとポテト。
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そしてワルシャワでもスープ上のものを食べたが、ピエロギを。
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ピエロギはやはり、皮の固い水餃子だった。
まずくはないが、特別美味しいわけでもない。普通にまあまあ美味しく食べられるが、量が多い。
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この日の宿はティニェッツ・ベネディクト修道院。ここは地球の歩き方の隅に掲載されていたもので、インターネットの予約はなく、メールでしか予約はできなかった。事前に調べようにも、ポーランド語のサイトを英語に翻訳しつつ、確かめるしかなく、メールも返信があるのか心配しながらも一応の返信で予約が確認できたので、そこに向かうことにした。

地図やサイトで確認をすると、クラクフ市内から市バス112番で30分程度行ったところであり、少し距離はあるもののアクセスは簡単そうであった。。。

そして、このワナにハマってしまった。自己責任もあるが。



さて、食事を済ませた後バス乗り場へ。



112番の市バスが見当たらない。


ひとまずインフォメーションに行けばなんとかなるだろうと考え、今日だけで数回目のバスinfoに。このインフォメーションは上の階と下の階にそれぞれあるのだが、上の階で聞くと「さっぱりわからない」と。朝と昼にそれぞれ立ち寄った時に、すでに若干の不信感はあったのもあり、嫌な予感がした。

「市バス112番はどこですか」

「ここにはない。他に行け」

やっぱり。

でも経験上ここで引き下がると露頭に迷う直感が働き、

「どうにかならないか。困っている。どこへ行けばいい」

と食い下がると、

「Tourist Information」と一言。

その辺にあるだろう、と言い追い払われた。


ちなみにポーランド人の若手の人たちは比較的英語が通じるが、いわゆるおじちゃんおばちゃんたちは苦手意識もありつつ、そもそも話したがらない。こういうタイプの人たちが相手の場合は文章で話すより単語で話した方が反応してくれやすい。

例えば、「このバスはティニェッツに行きますか?」と聞くよりも、バスに乗り込んで「ティニェッツ?」という具合だ。



さて、Tourist Infoを探せと言われ、駅周辺をウロウロ。

時間は過ぎていく。

時間もまだ切羽詰まっていなかったので、まずは自力で考え、探して見てから誰かに聞く。

これがいいのかはわからない。

最初っから誰かに聞くのが早いかもしれないが、個人的には少しは考えてから行動するのが良いと思う。もちろん良い人もいるが、正直良い人に当たる可能性は低く、大抵は日本人の感性からするといい加減で適当である。

ガイドブックには30分あれば到着できると書いてあったので、この19:30時点ではまだ大丈夫だと思っていた。

しかし、なかなかTourist Informationは見つからない。

20時も近くなり、ヤバ目になってきたので駅に戻り前からやってきた人の良さそうな警備員のおばちゃんに場所を聞いてみたところ、とても親切に教えてくれ、近くまで案内してくれた。

「この階段を上がればあるわよ」

本当に困っている時の人の親切は本当に身に沁みる。。
ありがとう、本当にありがとう!!

「ヂェンクイン・バルゾ!」と、唯一使えるポーランド語で感謝を伝え階段を上がった。



階段を上がると駅のプラットフォームに入った。
「i」の看板を見つけ、喜んだのも束の間、なんとそのinfoは時間的にやっていないどころか、看板以外跡形もなくなっていたのだ!!

唖然とした。

詰んだ。

思わずヒザが折れそうだった。アニメでは絶対に折れてるところだろうが、必死に踏ん張りかろうじて立ちつつ涙を堪えた。

人間て、心底絶望した時に本当にヒザって折れるもんなんだな、と謎の客観視を脳内に巡らせながら20時を過ぎた時計を見つめ、最大チェックインの21時に間に合わないかもしれない、と。

修道院のページには22時には完全に受付なども閉まると書いてあった。

修道院とはいえ、海外の情報はアテにならないので、連絡を入れれば22時までは入れてくれるかもしれない。

ふらふらになりつつもWi-Fiスポットを探し回ったら、今度は本当に空いているTourist Infoを発見!なんと、さっきまで夕食をとっていたポーランド料理店の近くにあったのだった。OMG...


「市バスのティニェッツに行きたい」と伝えると、その場で調べてくれた。

「52番トラムで終点まで行って、203バスに乗れば行けるわ。」と付箋にメモをしてくれて一安心をした。時間も20:30、wifiスポットも見つけ、ホテルにも遅れる旨をメールにて連絡。海外ローミングは使用していないので、電話はできない。メールを見てくれているか甚だ疑問ではあるが、何もしないよりはマシである。

唯一の不安は、市バス112番ではなかったこと。
ただ、経路を明確に示してくれたので、30分ではつかなかったとしても、辿り着くことはできそうだと胸を撫で下ろした。

ちなみに地球の歩き方にはワルシャワはトラムなど詳しく路線図などが記載されていたが、クラクフ観光に置いては必要性が少ないからなのか、バスはもちろんトラム路線図は全く載っていなかった。

駅には駅周辺のトラムやバスの路線図はあるものの、駅周辺を通らずに市街地をかするように通過するものは一切表記がなかった。そして市バス112番はそれに該当するのであった。



さて、52番トラムの場所に行ってみると本数が少なく、20分待った20:55に駅を後にした。

正直不安が募った。

もしかしたら22時にすら到着できないのでは。。。
その不安は乗車時間が増えるたびに確度が増していく。

地図的で確かめている位置として、トラムには軽く乗ってすぐにバスに乗り換えかな、というような距離感であったが、トラムの終点が全く見えてこない。結果的には30分もトラムに乗っていた。さらにはそのトラムの車内券売機がシステムエラーで壊れていてチケットが買えない。後から乗ってきた乗客も同様だったが、検札がきたらどうしようという不安もあった。


21:25 終点で乗り換えのMakiに着いた。降り立つとすぐ目の前に市バスの203が。wifiがないので自分の現在位置も全くわからない。ティニェッツのバス停から徒歩で10分あると書いてあった。

このバス、運転手が乗ってないけど、いつ出発なんだろうか。さすがにあれだけトラム乗ったんだから、だいぶ近づいたに違いない、と内心を励まし、バス車内にあった行き先表とかかる時間を確認した。「Tyniec」はちゃんとあった!infoのお姉さんありがとう!

時間は・・・「30min」

終わった。。。

徒歩も入れると確実に22時を過ぎる。

外国で時間に遅くなる意味で融通の効いたところを見たことはなかった。
おそらく文句なしで閉まるだろう。

もしもこのバスに乗って、現地へ向かい修道院へ入れなかったとすると、終バスも何もない辺境の田舎道に夜中にポツンと取り残されてしまうのではないだろうか。。。

どうする。
今から予約すっぽかして市内に戻ってホテルを取り直した方がいいのでは?
あるいは、メールを見てくれていることを祈って駆け込んでみるか?
外国では容赦がないとはいえ、そこは修道院であるし、迷える旅行者に手は差し伸べてくれるのでは?
しかし、修道院ということで22時はすでに就寝しているのでは?

様々な思考が一気に駆け巡る。

バス車内で問答をしているうちに運転手のおっちゃんが軽快に戻ってきて、あっという間にバスを発信させてしまった。もはや後戻りはできない。もしも修道院の門戸が閉まっていたら思いっきりノックをして声をかけるしかない。全くダメなら野宿か、あるいは。。夏とはいえ外気20度以下の田舎道になんの装備もなくそれはキツい。

そんな問答、いや苦悶しているうちにあっという間にTyniecへ到着した。事前に地図で調べたところ、バス停からベネディクト通りを歩いて10分。時刻は21:55。
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・・・走れば間に合うかもしれない!!!

一縷の望みにかけてバス停から道を間違えないよう慎重に選び、全速力ダッシュ!!
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10分の道を5分で着くには普通に走ったのでは間に合わない。休んだらアウト。

民家の犬に何度か吠えられるのを後にし、走り続ける。

今思えば当たり前かもしれないが、修道院は町の高台にあった。つまりはずっと上り坂。

旅行ザックを背負って全速力を5分、めちゃくちゃキツかった。途中何度も止まりそうになった。

でも、止まったら、終わる。。

早朝から限界行動を続けて疲労しきった身体にムチを打ち、もつれそうになる足を気合いで踏ん張って走り続けた。

21:59 城門のような修道院らしきものの門が見えた。

頑張れ自分!動けオレの足!(どこのアニメだか)

22:00 開いていた門に駆け込むことに成功した...!

院内に入ったところでは人気がなかった。ひとまず受付を探して行ってみるが、真っ暗で誰もいない。

とにかく誰でもいいから人を探そう。

中庭に戻ったら幸いなことに優しそうな男の人が何か作業を行っていた。

事情を説明し、チェックインができるかを尋ねてみたところ、丁寧に「僕には何の力にもなれない、すまない。」と。

感謝を伝えると背後にあった礼拝堂から誰かが出てきた。すると、「あの僧(monk)ならきっと力になってくれるはずだよ!」と笑顔で教えてくれた。

後から振り返ってみれば「何のRPGゲームだよ」、ともツッコミたくもなるが、そんな余裕はない。必死だった。

出てきた男の人に同じく事情を説明したところ、何とかしてもらえることとなった。この旅で一番大きなため息をついたのを覚えている。

どうやらミサを行っていたらしく、その準備で外に出てきたとのことであった。

心底安心したからか、熱った身体のまま受付への道中でベラベラと心中をしゃべくりたおしていたら、

「calm」

と、穏やかに諭された。ミサを行っていることはここで聞いた。

受付を代行してくれ、名前を確認したのちにその僧が「ジョム」と穏やかに言い放った。
ジョム?なんの意味だ?と首を傾げていると再び、「ジョム」と。
最後には手を差し伸べながら「ジョン」と言った。ここで初めて名前を紹介してくれたのだとわかり、改めて笑顔で挨拶をし、感謝の言葉を述べた。

ジョンは一つ一つ丁寧に案内をしてくれ、最後にはもうすぐ中庭でミサのコンサートがあるからと誘ってくれた。

教会内のミサ以外には人もおらず、静まりかえっていたがゾロゾロと中庭へとミサの人たちが出てきた。
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コンサートはミサの最後で5分程度であったが、そこには集まった人たちの「想い」がたしかに視えた。

真っ暗な自然に溶け込む町の修道院の中、穏やかな音楽にのせてそれぞれの想いが温かな光(火や照明)に昇華していく。
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礼拝堂から中庭に設置されたステージに移った歌い手とパーカッション。
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夜の帳が下りる中、ライトアップされた教会とステージが聖なる炎の揺らぎ、白く質素で敬虔な衣装と茨の冠を飾り立てた歌い手が静かに謳いあげる様子は、まるで天井世界で祝祭を催しているようであった。

sacred...自然と言葉がわきあがった。感覚的に感じることができた。

大変な1日ではあったが、最後にとても幻想的な体験をすることができた。それまでの俗にまみれた考えや行動がスゥっと身体の中から抜けていった。このために今日があったのかもしれない。


穏やかな気持ちになり、部屋へ。
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ベッド・ソファー・質素な木の机・椅子・水道と照明。壁には木製の十字架。
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ヴィエリチカ岩塩坑を出てからというもの、色々なことがあった。頭も身体も火照っていた。しかしこの部屋、天井も高く直方体の少し広めの部屋の壁面は白で統一されており、窓の外にはミサの余韻に浸る人たちが庭で穏やかに談笑している。なんというか、落ち着かざるを得ない。徐々に意識は自分の内側へと向いていった。

心を落ち着かせて自らを顧みる。

「ちゃんとしよう。ココロと生活を正して、自然にしよう。今日行けなかったところのことや、今後の行程、帰国してからのこともゆっくり考えよう。

自然とそんなことを振り返る時間となり、木製の机と椅子に身体を預けながらまどろむまで日々を反芻する。眠気とともにベッドへと入り、長い1日を終えた。





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2021年全県制覇 関東〜高知往復原付2000km旅 [旅]

2021.8
全県制覇高知の旅のログです。

1日目
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二日目
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三日目
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三日目夜
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四日目
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五日目
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六日目
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七日目
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八日目
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九日目(最終日)
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BLUE REFLECTION TIE(帝) の雑感1 [English/game]

こちらの記事は内容のネタバレしかないような私的メモなので、ネタバレが嫌な方はお戻りください。
あくまで個人的なメモのようなものなので悪しからず。書きながら思ったことをそのまま徒然なるままに書いていきます。

ゲームをプレイした感想としては、一言で言えば、プレイしてよかった、アルトネリコで学んだことをそれこそリフレクション(振り返り)しながら今の自分をまた見つめ直すことができてうれしい、という感じです。そのほかにもたくさんありますが、メモの中でところどころ出てくるかもしれません。

読みやすいようにまとめてはいませんので、よろしくお願いします。



▼雑感
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ライザとは違う一夏の思い出。各種のインタビューなどでその辺りは語られていましたね。
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スクショの公式企画もあったけど、個人的にはストーリー屋さんなので、結局ほとんどストーリー上のスクショしか撮りませんでした。
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それにしても夏の表現がとても素敵だった。
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特に詩帆の世界はそれが顕著にわかりやすくて公式の生放送でもプレイしてましたね。
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これは詩の世界。駒川詩については後で触れたい。
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ガストの青春作品系では定番の空を見上げるシーン。
この空が本物なのかどうか。それよりもこの空を感じる気持ちが本物であるという。
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土屋コンテンツの耐性がある程度あるので?そうだよね、、ってなるけど、もし初めてだったらこの世界の秘密を見つけた!的に熱狂するだろうなぁ、しみじみ。

今思い返してみれば、トライナリーやサージュコンチェルトに比べて何故アルトネリコに個人的にこだわるのかは、最初に出逢った衝撃だったからというのももちろんあったけど、それ以上に「物語」として「想い」という見えないものに確かな価値観を付与し、それがどのような世界においても超次元的なものである、そしてそれが世界を構成していることを明示してくれていたからかな。
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サージュも虎も凄まじかったけど、それは僕らの人生に直接的に影響を与えてくるものだったし、そもそも上記したことが前提でこちらを巻き込むものだったから安心してその辺りのことを考えることができなかった、気がする。経験的に学んだのよね。
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はてさて、今回のブルリフ帝は「物語」で「想い」の力が言及されている。アニメの澪ブルリフプロジェクトとして同じ要素だった。


▼アニメや原作について雑感

ちなみにアニメも前作も未履修でも問題ない内容でした。

https://youtu.be/97TRoHo8Mzk
https://youtu.be/nLRITqfXlCU
前作についてプレイしていると今作の日菜子に思い入れができるので、迷っている方はやってみても良いのかもしれません。
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個人的にはゲームテンポとして後半が少し単調でしたが、物語自体の焦点が絞られていたので理解はしやすく、ブルリフにおける重要人物であるユズとライムについても知ることができます。
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帝の最後で日菜子が皆まで言わせずに、今が奇跡の時間である、ということを自覚していることを伝えるシーンではグッときました。
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コモン世界には懐かしさにこちらもグッとくるものが。
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アニメも放映当時はよくわからなくて数話で挫折してたけど、帝を少しプレイしてみて、世界観が改めて気になるということでdアニで一気に履修。

帝をプレイした方でアニメが気になっている方も一度観てみると良いかもしれません。
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帝で描かれていた平原陽桜莉と美弦の過去について詳しく観られるし、帝でメインで描かれていた母親に関するストーリーとは別のものがメインとして描かれています。
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▼1周目は金城勇希
特に何も考えず初めて、最初の印象はグラフィックや3Dモデリングが綺麗で繊細で素敵だなぁということ。ファミ通の記事を先に読んでいたのでなんとなくのイメージはしていたけど、実際にプレイしてみるとその良さが五感を通じて感じられた。
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影の表現はもとより、例えばこころのココロトープでは赤い草木が印象的だったけど、これ通ることの繊細な動き表現。もちろん他のゲームにもあるけど、改めてよかった。
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岸田メルさんもインタビュー等で褒めちぎってたけど、キャラデザはもちろんのこと3Dモデリングが本当に素晴らしい。実在感と非現実感のエッセンスが一点に凝縮されていて、とても魅力的に仕上がっていました。
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キャラクターたちを眺めるだけでも素敵だなぁと感じます。
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そんな中で、最初にプレイした時にいわゆる推しメン的になったのは金城勇希でした。
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なんとなくだけど、声質とキャラクター感がすごくよかった。
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彼女のおかげで前半からずっと楽しむこともできました。
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まあその分後半が衝撃だったわけですが(笑)
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エンディングも結局2周目も含めて匂わせのものだったので、どうなったのか気になるところ。
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ぜひTレベルを最大にしてココロトープを最後まで攻略してみてください。。
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▼2周目は駒川詩(詳しくは別の記事にします。)

もはやこのブログ自体彼女のことを書きたいから始めたようなものでした。
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とは言っても、まだまだ書きたいことがうまくまとまっていないので、本当であればSNSなどに思ったことをポンポン出していきながら後からまとめて考察したいなぁというのが本当のところです。
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▼今気になっていること

AASAの実態とは
リフレクターの原理は
原作でリセットされた世界線の原理は
原種とは 世界システムとは
灰病とは結局・・・
勇希はどうなったか
再構成された世界はどうなったのか
灰以外どのように世界は初期化されたのか
オリジンとは結局何か
星崎愛央とは結局何者だったのか なぜ雫世界に送り込まれたのか どのように送り込まれたのか
リフレクターたちが呼応して雫世界にきたという事だが、呼応とは何か、基準は
ブルリフ燦は詩帆ときららが参戦しているということ
きららのココロトープがブルリフ零(ゼロ)でエモい世界と生放送
駒川詩は結局何者だったのか、何者として生まれたのか、ココロに欠陥があったのは理由があるのか
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駒川詩がアニメ以外にも平原母関連でやりとりがあったが、どのような物語だったのか
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ループしている?愛央と異次元、多次元からの愛央の干渉原理は。オリジンが関係か
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ブルリフ燦に期待したい
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▼Chapterスクショ
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