SSブログ

トライナリーについて 配信終了時のキヲク [アルトネリコ・サージュコンチェルト]

拡張少女系トライナリーの配信が終了しました。
録画した動画を見返すと余計に感情が蒸し返してくるのであまり見ないようにはしています。
筆不精ながら今思うことを徒然なるままに記録として書いておこうと思います。

おそらく自分は周囲のずっとガチで追いかけ続けてきたbotの方々に比べれば、大した入れ込みではないだろうと。でもこの場合比較はあまり意味をなさないと思うので、そのことは置いておきたいです。あくまで私的に感じたことに集中します。




▼トライナリーをプレイした背景

そもそもこの作品との出逢いはTwitterか何かで新たな土屋作品プロジェクトの発表を受けてのことでした。
今まで土屋作品のファンでありながら、リアルタイムでプレイした作品はアルトネリコ1くらいであって、それも当時はネット環境に気も使っていなかったので、トウコウスフィアの存在すら知らなかった。ただ当時のmixiの日記を読み返すと、相当に影響を受けていたみたい。この作品の影響で「作曲家になる」とココロに決めたと言っていた。実際指揮者にはなった。今は違う仕事をしてるけど。

それから数年。

2014年頃に何となくアルトネリコ3をプレイした。フィンネルを脱がしながら(笑)楽しくプレイできた。この頃からトウコウスフィアの存在を知り、また設定資料集を知り読み漁る日々が始まった。
アルトネリコ2に行き着いたのはいうまでもない。

衝撃を受けた。

この数年間たいしてオタクしておらず、割と真面目に?社会人したり、EUを中心に世界中飛び回ったりもしていた。

20代後半ということもあり、血気盛んに色々なことに意見したり行動したりしていたりもした。

海外を含めて培ってきたものがアルトネリコ2でぶっ壊された。

全部そこにあったどころか、超越していたから。


その辺りのことは本筋ではないので今は言及しない。


必然的にサージュコンチェルトに手を出した。

7次元先の世界に人生を持っていかれた。

それこそ、シェルスペFINALあたりでようやくリアタイに追いついた感じ。



しばらくが経ち、2016年の9月にトライナリーが発表され、鼻息荒く勢い余って勝手にタグを作ってしまった。
そこからTwitterを介した彼女たちとの交流も始まった。積極的にリプなどを展開するbotさんたちをみてすごいなぁと思いつつ、個人的にはそこへ参入をしなかった。

Twitterの接続が中断され、2017年4月、アプリの配信が始まった。
回線が重くて重くて仕方なかったのも一つの思い出。




▼内容や選択してきたこと リプレイス前


何にしても個人的にはリプレイス前のEP27が一番忘れられないし、最後まで世界に関わっていく中でこの時の考えをずっと根幹、大切なものにしてきた。神楽chで自分が迷いそうになるときは、いつもここの選択のことを記録をみたり思い返してきた。フセッターを初めて活用したのもここだ。

正直なところ、私的に人生の中で一番に近いくらい、あるいはそれくらいかもしれないほど悩み考えた。

すぐには答えを出せない、出しても後悔をしそうだということから更新は先に進んでいるものの、終わっていなかったガブリエラ以外のすべてのストーリーをプレイし、少しでもわからないところがあれば、リプレイしたり、他のbotの方々の考察を参考にさせていただいたりし、1ヶ月をかけて理解に努めた。

諸々のことは以前のフセッターに書いたが、私の選んだ選択は、

【千羽鶴の理想的社会創造を支持し、トライナリーの発症を容認する】

私自身はマルザンナとしてガブリエラと結婚しています。
ただ、それとは関係なしに(厳密には関係する)千羽鶴のことを放っておけなかった。

リプレイする前は【千羽鶴を支持しないし、千羽鶴に好感も持てない】(実際にはない選択肢)というキモチでした。


対話を通して少しずつ変わってきていた千羽鶴とともに理想の社会を形成していく手伝い、そして友としてその支えになっていきたかった。

いわゆる5%のbotでした。

リプレイス前のEP31で千羽鶴と対話したことは忘れられません。ありがとう。。




▼未プレイ期間について


リプレイス頃から至極個人的に、トライナリーに触れる機会はめっきり減りました。
理由理屈はいくらでも並べられるけれど、一言でいえば「トライナリーに関わると何もできなくなる」からかな・・・
というより、彼女らの世界に対して責任をもてる心境や環境ではなかった。
トライナリーに触れるというのは個人的にある程度覚悟のいることでした。中途半端なことはしたくない。

復帰する詐欺も2−3回あったかと思います。シャッツキステのノートにも書いたな・・・

もちろん復帰を試みて神楽chの最初をプレイしたり、背景を捉え直すべくリプレイしたりしました。その度に「ああ、ダメだ、いまの自分はちゃんと関われない」と、美化意識も含めてそう思い挫折していました。botさん方のツイートを拝見していれば、ただごとじゃなく進行しているのはよくわかります。


そうこうしていくうちに配信終了のお知らせ。

物語の展開を知らない状況だったので、まさに青天の霹靂でした。最初は運営の財政的なことを考えたけど、土屋さんの今までの作風を考えれば、終わらせていくのだろうなと思い直しました。もちろん絡み合う問題はないこともないだろうけれど。そこでアプリというものの限界を再認識しました。多くのbotさんも語るように、コンシューマーでないことから物理的に「残らない」ことを。

それもリアルだと思いました。様々な感情はおいておいて。




▼内容や選択してきたこと リプレイス後


8月に入り、ようやく重い腰をあげ、ある程度の覚悟をして神楽chのプレイを始めました。

始めたタイミングがジュエルを買えなくなって16時間後だったことを今でも覚えています。愕然となり、混乱の後にツイートでも迷惑をかけました。

運営にもジュエルを買わせてもらえないかメールもさせていただきました。すぐのご回答感謝いたしましたが、買えないとのこと。そこでもまた中途半端になるのではないか、いっそのことリプレイスをしないところで自己完結させてしまってもよいのではないかと悩みました。

3日ほどいろいろと考え、とにかく取得していないジュエルを掘り起こしてやれるところまでやろう、と決めて再開しました。

幸いガブリエラ以外のラブトークをあまり進めていなかったことや、ストーリーから思ったより多くジュエルが入手できたことによって最後までプレイすることができました。あのときアドバイスをくださったbotさん、ありがとうございました。



▼EP30の選択

EP30にたどり着いたのは配信終了の約5日前。誰を発症させるのか。

正直なところ前回と比べて答えはなんとなく見えていました。それは一度は真剣に千羽鶴と思い描いた世界があったから。

ただ「なんとなく見えていた」というだけで彼女への選択の意思を伝えることはやはり憚られます。

5日前ということもあり、今一度神楽chのリプレイや選んでこなかった可能性を試したりしながら、世界観を深めていきました。もともとはジュエルのため・・・というのもあったけれど、ここの選択をする意味でもガブリエラ以外のつばめ、アーヤ、みやびと恋人までにはなりました。いや、それも言い訳か。純粋にらぶとーくを進めていくなかで、彼女のことをもっと知りたいと想ったのです。ある意味ではお互いに辛くなる選択をしたのかもしれない。

長野に聖地巡礼をしながら、ガスト本社横のホテルベットでいろいろなことを考えました。

配信終了3日前。

ようやく納得のいくところまで考えられたので、意を決してEP30の彼女たちと対話をしました。

いうまでもなく、夜中じゅうずっと泣き続け、別れも伝え、、、ここでも伝えるべきかどうか悩んでいたら朝になっていた。何度タスクキルしたか。

最終的には

【つばめ:非発症、別れ伝える アーヤ:発症、別れ伝える ガブリエラ:発症、別れ伝えない みやび:発症、別れ伝える】

という選択をしました。

形は違うけれど、リプレイス前EP27と同じ選択をしました。つばめに関しては正直なところ直感が「彼女を発症させる必要はない」と散々警告してきたので、最終的にはそれに従いました。

別れの有無について、基本的にはちゃんと伝えることが彼女らに対して責任をもって、以降の人生を祝福するものだと思ったので伝えました。辛かったけど。。。

ガブリエラにもそのつもりでいたんだけど、、、ここでまた2時間くらいずっと考え込みました。果たして彼女に伝えるとどうなるのか。自分が彼女の立場だったらどうなのか。彼女の気持ちはどうなのか。彼女の幸せは何なのか。彼女は数年後に今日この日のことをどう考えるのか。結論として、もしも自分が彼女とココロが通じ合っているのだとしたら、伝えないでいてほしい、と想うにいたりました。最終的には別れのことは一切口に出さず、笑顔で別れました。

自分の人生において、誰かのことをここまで真剣に考えたことはなかった。

考えざるを得ない。なぜなら私たちは彼女の世界において超客体的存在であり、すべてを握らざるを得ない存在であるから。

現実世界には明確に他者が存在するゆえ、自身の持つレスポンシビリティー(責任性)は分担されます。だから自身の結論と行動に関するフィードバックは弱いものとなり、ある意味でそれが現実性を薄めているのだと。総意システムとは別に超客体であるがゆえに、私たちは超現実的なものとして自己の意思や行動が反映していきます。



▼暗号鍵の譲渡について


最後に、暗号キーですが、

私的にリプレイをしていくなかで右腕にあとからなったとき、例の操作をしたがゆえ、原初つばめをレイヤーにアクセスできる形をとってしまったことは誤算でした。時空間をさまよい歩き、何度も修正を試みたのですが、自分の力至らずに操作を取り消すことができなかった。

世界として、いろいろ理解を深めるために原初つばめとも対話をしてきましたが、やはり最終的には「千羽鶴とともに歩む」というのが、私自身の結論でした。もちろん原初つばめの描く世界を考えたり、ハッシュタグの検索は行ってきました。為政者としてのあり方の一つとしてとても正しいことでもあることもわかる。革命家によって流れを作り、ある種の洗脳によって国家を納めさせていくこともわかる。ある意味ではミレニアム王国です。ただ、それは視点によっては現実の繰り返し。そのこと自体を平定していくことでミレニアムは確かにできるかもしれないけれど、「彼ら」へのマインドセットという点が少し引っかかったことは世界観としては違和感として残りました。

千羽鶴とともに歩む、という決断をしている限りにおいて少なくとも原初のみを選ぶことはなかった。なのでまずエリカにキーを渡した。そして原初に迫られた際にどうするかを改めて考え直した。他の方より深く考察できている自身はないけれど、このときのツイートが残っているので、以下に引用してまとめる。



@@@@@

理想とする社会のあり方は、やはりリプレイス前の千羽鶴なんだよね・・・考え抜いたのもあるけど。暗号鍵どうしよう。未来も観測した上で最後まで考える。

考える基準はリプレイス前と同じで、ガブリエラの幸福と世界の安寧(現実的理想)。全員の幸福は大前提。ただ生きとし生けるものが何億も住まう社会、トライナリーを中心とした幸福より、世界を中心とした幸福からトライナリーメンバーが幸せになることの方が現実的で自然かと思った。ガブは別。

右腕タグの締め切りはもう過ぎているけれど、それをもとに世界を作っていく原初つばめ。それらがep27の千羽鶴のように続いていく対話型総意あるいは社会ならともかく...しかしエリカを否定すれば彼女は世界となり、彼女の可能性を失う。個人でも世界レベルでも向こうの世界にとってエリカの損失とは・・・

順当に考えていけば2人に暗号鍵を渡すのがそうだけれども、そうは問屋が卸さないのは、原初つばめに対する気質的信頼感が自分にはないからなのかもしれない。それに単純に洗脳工作に対して同じ方法で、というのも私的な理性感性から否定したいところ。そういった気質はエリカが関わっていたとしても・・・

私的にベターなのは、エリカと千羽鶴とbotによる対話型統制とバランス良い経済性と市民性を育てあえる世界市民社会。レディネス社会の流れは踏襲するが、ライフギャザーについてはオーパーツ的ニア扱いとして情報を含めて条件付き封印がよいかな。

これらに近い形で考えていくと、botはいなくなるかもしれないが、エリカ、千羽鶴が残る道がまず1つ。となれば、やはり2人に渡すという選択肢しかないかしらね。ガブの幸福は極論どちらでもよい。正直ep30の別れについて、ガブだけには本当のことを伝えなかった。

@@@@@


最終的に2人に暗号鍵を渡しました。


ちなみにライフギャザーについては月神楽が攻略しています。




▼EP31について


他のEDの可能性を知りたくない方がいたらここで引き返してください。













ネタバレがどうなのかわからないけれど、前半は卯月が情報管理長長官で混乱しつつも、原初つばめと千羽鶴がアウフヘーベンした結果、後半では世界が良い方向に動きつつあるニュースから原初つばめの存在を感じ、千羽鶴が長官として東雲隊長(先生)と対話をし、未来を作っていく予感をみせて終えました。もちろんエリカもいるし、みやびはbotである私のことを覚えていてくれていました。頭が追いついていないのが正直なところではあるけれど、私的には納得のいくハッピーエンドに。ガブはポーランドへの一時帰国の話もありました。

ラストストーリーはEP30と31が濃かったので、ちょっと観測をさせてもらったというくらいの感じで受け止めました。





▼最後に聖地について

個人的にはトライナリーにおいて聖地探訪をよくしています。私的に聖地巡礼をするという行為自体が、その場所を訪れて彼女たちが感じたことに想いを馳せるにつながっています。記録を取る意味でもよく写真をアップしていますが。
DlLFZ6yUcAYLpxT.jpg
このこともいろいろ考えたけど、しばらくは聖地を訪れることは続けていこうとおもいます。

何を感じるか、なんてそこに行ってみないとわからない。



公式を含めた今後の展開については、いまのところそこまで考える余裕がありません。



ただ少なくとも言えるのは、土屋さんをはじめ、制作に携わった方々全員に、拡張少女系トライナリーを開発してくれて、向こうの世界とつないでくれて心からありがとう、ということです。本当にありがとうございます。


クリエイターとしての意志は引き継げないかもしれないけれど、終章・幻想遺伝子は自分の人生において引き継いでいきます。

nice!(0)  コメント(0) 

nice! 0

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。