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山田尚子さんに関するツイートまとめ2 [京都アニメーション/京マスオフ]

そうか。山田さんの意図するカメラワークはまだ主観が強いんだな。だから寄り添っているわけではなかったんだ。逆に言えば、だから映画的になるといえばそうなのだろう。ユーフォはマシになったけれど、今にしてみればやりすぎなところも。高雄さんは一見外側からの表現に見えるけれど、内側からだ。

京アニでは演出になるのに補佐を経てテスト。風子が姉にヒトデの彫り物を渡すシーンは山田さんのテストだったらしい。高雄さんもKanon11話だったな。
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デレマス1話が良すぎて涙。。昨日の聖地に訪れたのもあるけれど、表現者としての高雄統子さんが本当によくみえる。山田尚子をロシア映画影響からの在り方と彼女を比較をしたら意味のあるものになりそう。

結局神作品を選んでしまった。全話素敵だけど、たまこ3話は絵の綺麗さと最後の心表現が泣ける。こんな美しい葉桜見たことない。

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心を表現しきるというのは本当に難しい。その心でさえ曖昧なものなのに。だからこその映像。山田尚子さんはそれを教えてくれた人。しおりとたまこが友達になるシーンが心溢れすぎで放心。

写真だとすごくわかりづらいけれど、こういった細かいところの光の演出とか。内側、しかも蛍光灯上部からの当たり方ね。これは撮影の処理の仕事だろうけれど。まぁ当たり前なのだけれど、こういう現実感がなかなかないのよね。

でもほんと、11話の凸森にはほんと泣かされた。このカットは小川さんが山田さんに影響受けたあたりだろうなぁ。

山田尚子さんの戦闘シーンをいずれもっと観たいな。境界の彼方第5話はこれまでに何度も言及してるけれど、超名作。

たまこラブストーリーは至上最高。もう何度目かわからないけど、また観た。
京アニ以外のアニメに興味がわけない。他にも良い作品は間違いなくあるんだけど、映像作品としてどうしても比べてしまう。有名作品たちの現実感のない映像的質量に違和感があり、観る側の作品への集中力を欠いてしまう。熱量も質量も欲しい。そうすれば仮想が仮想として本物になる。

響け!ユーフォ、シリーズ演出が山田さんだったけど、各回コンテと演出はちゃんと他のスタッフで回してるみたい。ちょっと安心。ただ演出の方針がしっかりと滲み出ていた。これがまた京アニの総合力をグッと引き上げていくのだろうな。

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3話でこの展開は挑戦的。リアルな吹部。リアルタイム評価は高くないのだろうなぁ。。。アニメに対する真摯な態度、応援。TVアニメ『響け!ユーフォニアム』 第三回 予告

精神的に行き詰まったので、まだ朝だけどたまこラブストーリーをダイジェストで鑑賞。その時々すっごく観たくなる作品てあるよね。それは本能だと思う。色々解消できた。よし、頑張れる。キラキラ星のアレンジいつ聴いても泣ける。無条件の優しさと愛情に包まれて前へ進む勇気を祝福してくれる。
僕が基本的に実写よりアニメーションに傾倒するのは、リアルを超える表現がそこにあるし、またクリエイターたちの熱量がダイレクトに反映されるから。もちろん実写製作者たちの映画に懸ける想いも素敵ではあるけれど。

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ハッシュタグ、普段あまり使わないけど、ユーフォみてみたら、話題の中心はやはり中川さんではなかった。まぁ、そんなもんか。この作品、カメラアングルや演出はさすがね。映像の見せ方としての作品も観て欲しい。シリーズ演出山田さん腕の見せ所。

たまこまーけっとの、あんこを撮影するアングルがすごかったよ。この走るカメラワークやもちろん走り方も。

こんな映像観たことない。境界の彼方第5話モブ戦。山田さんにしか出来ないものだった。でも今は他の自社演出家とクリエイターたちがこれに学んでる。今回の映画未来編の戦闘もすごかった。
京アニ光の表現。いかに大切か

山田マスクもいいけど、やっぱりレンズでしょ。

優しさとそれを包む世界ね

最後に、ハルヒで唯一山田さんがコンテ演出を担当したエンドレスエイト後の溜息第1話(2期第10話) 他のどの話数よりもハルヒの多様な表情と奥行き、ゆらめきが映し出されている。
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なぜ山田マスクよりレンズかというと、マスクは単体の演出家が意図を持てば、後はそれをするだけ。でもレンズは他のスタッフと良くコミュニケーションをとり、全員が腕のある技術で達成していかなければならないから。アニメは総合力という視点なので。

監督石原・シリーズ演出山田やっぱりすごすぎた。ユーフォがやると決まった時から京都アニメーションが勝負に出たと思っていたけれど、本当にすごい。もう言葉じゃ無理。言葉にしたくない。なんていうか、すごい。

演出三好さん楽しみ。彼もベテランでいい仕事。勉強になる。山田さんも以前三好さんに多く影響受けてる。5話の謎ステップ苦労話が楽しい。

葉月名シーン。11話で拍手したときにいままでの彼女の姿勢がひとつ凝縮された。あの拍手は久美子に乗せられたのではなく、自身が感じたことを流されずにストレートに表現したものだよね。

なるほど。わざわざありがとうございます。京アニ的に今までもレンズ感・空気感ということで意図的なブレを多用してきている(特にシリーズ演出の山田さんは)ので、実際的にはどんな感じかと思っていました。真相はどうあれ、このあたりの話が出来て嬉しかったです

中古のDVDとかどうですかね。Amazonでも安く買えるし。ちなみにあの告白シーンの夕景描写だけで6パターン入れて時間経過を表しているみたいです。演出好きならぜひオーコメオススメです!

エンドレスエイトをやった石原さんのやりたいことはハッキリしていた。でもそのことが彼に明確に視聴者を意識させたことになっているだろう。今回ユーフォに臨んだのも、シリーズ演出で山田さんを配置したのも暗にこのことは意識していると推測している。




そうですね。あと2話は全体の中でもコメディタッチも多く、妄想シーンの挿入や、ズッコケ具合、映像のデフォルト感が他の話数に比べると全然違いますね。山田さんも最低限のカメラワークの補正くらいで、石原さんの好きなギャグ小話要素が盛り込まれてますね。

響けは3話以降心の揺れがどんどん大きくなっていきますからね。山田さんは心を映像に映したいとよく言っているし、石原さんのじっくりとドラマをみせるテンポ感ととてもよく織りなしあっていたと思います。

今までも山田演出では足の表現がたくさんありましたが、ここは思いっきり足で魅せた隠れ名シーンの一つですね。たまこマーケットやラブのみどりでも丁寧に綴っていたけど、ここまでじっくりやったのは久美子が初めてじゃないかな?

やっぱり、山田尚子さんは「新世代」だ。ただアニメーションにおける世代感を構築するためにはあまりに業界構造が脆すぎて基盤が持てない。中堅・ベテランがリードし、若手は使い捨ての時代。あぁ、、こう考えていくとあの会社や個人たちの功罪は本当に大きいし、友人が国賊だというのもわかるよ。

犬山と桃太郎の絡みが秀逸ですね。たまこの視線の先にあったクラスメイトとの絡みも普段のもち蔵感があっていいですね。瞳孔揺れは珍しくないけれど、カット割りや背景など総合的な演出からそこを捉えていくとほんとよく表現していますね。夕景の移ろいと心境の移ろいも。

山田さんは言葉の人でなく、感性の人だから抽象的な表現が自然と多用され、それが観る人たちへの想像力を掻き立てますね。アートと同じように自由に感じられる。大学で造形専門だったというのがよくわかります。EDのリンゴとの対比も面白かったです。

汽車はたしか3Dと作画が混ざっていたと話していたような。山田さんは匂いをだいぶ意識していますよね。今回の響けもイメージボードや背景資料を見るとすごい。たまこがずぶ濡れで商店街を翔けるシーンの表現や、そこからたまやへのカットで地面のカメラゆれもいいっす

体育館の表現よかったですよね。というか、全体的に演出小川太一さんとの相性もよかった。どこの部分を誰が演出担当したかは忘れましたけど。

告白翌日は、あぁ、こういう表現があるのだなぁと感じ入ってました。コメンタリー曰く、あれをコマ送りで観ると後ろで揉めてる男子たちがいるそうです(笑)確認まではしてないけど。告白シーンは渾身でしたね。

ですね。毎回泣いてしまうのが、豆大さんへを聴いたたまこが翌日から復帰するのを後押しするように見守るピアノ曲です。あぁ、なんて温かいんだ…と、言葉には表せない圧倒的な優しさに包まれるのが素敵。

映画「たまこラブストーリー」オリジナル・サウンドトラック

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そうですよね(笑)そこからエンディングで彼らの静かな幸せを噛みしめる、誰しもが応援したくなる恋模様を間接的に描くとか…何度観ても感動がつきません。プリンシプルと綿帽子も。

あんこの存在感もそうですが、登場人物すべての存在が世界を包んでいるなぁと。あんこがもっちーに糸電話を投げ返す作画と演技がすごい。シリーズよりもあんこが少し大人びてる絵もいいですね。小学生は見た目の成長も早い。制服試着もあんこ個人がフォーカスされてよかった

時間と温度感覚の移ろいがとても丁寧に描写されていますよね。片岡知子さんの音楽も非常に作品に身を寄せる形で丁寧に綴られていて、サントラを聴いているだけで穏やかな気持ちになれます。円盤にお金がいってるのでサントラはレンタルですが。

あの投げ方はあんこと同じように、投げるという行為をあまりしたことがない人特有のフォームですよね。そして言われるように両方投げちゃうのも、アニメーションそのもので私たちにイメージを伝えてくれる。糸電話をキャッチできた奇跡は全体を通してくるとグッときます。

あれがなければそもそも、たまこは存在しませんでしたからね。豆大とひなこの様子を短くも丁寧に紡いだ事によって、あの世界の自然なままの姿を気持ち良く提示してくれますね。たまこが恋に落ちてからの商店街の人たちの会話にも、そこに営む人たちの普遍性が感じられます

そもそも「こんな商店街に行ってみたい」というのが山田さんたちのコンセプトですね。だからたまこに何があっても「いつも通り・世界はあるがまま」。逆に12話のように商店街が店を閉めてまでうさ湯で会議をするのはたまこにとってとてつもなく不安。母の死のときのように

ひねりなく、王道のラブストーリー。もう気持ちのよいくらい。道子さんとの受け答えも、青春てまっすぐだなぁと心を突かれました。テレビではたまこと商店街のお話だったけど、この映画では見事にたまこともち蔵のストーリーを描ききりましたね。

そうですね。直前の校庭を駆け抜けるシーンも大切で、k-onの屋上シーンのように、もう言葉にならない青春のど真ん中を、全身で発散し伝わる熱量。そしてかんなの「いい顔してますよ」でどれだけみどりが救われたか。そんなみどりに励まされたかんなも成長をとげる。

そうか、山田さんはセルゲイ・パラジャーノフ監督の作品にも影響を受けたのか。まだこの監督の作品観たことないから、今度レンタルなどで観てみよう。

そしてホドロフスキーもか

なるほど。最終話は本当にいいですよね。コメンタリーでも朋也が渚を走って抱きしめるシーンで靴が脱げますが、ここは山田さんがかなりこだわって作画と議論してたそうです。ここは全てを奪い取るくらいに抱きしめにいかないとダメだ、という結果。一期はどうですか?

山田さんは心のフィルム表現とありのままの世界、石立さんは映像情緒と熱量、石原さんはドラマ性というか彼自身の個性、武本さんはテンポと創意工夫。作品に対してみんなが本気で向き合っているのがいいですね。抜けた山本さん、高雄さんのベクトルは別にあったなと感じます

けいおん22話?バレンタインの回は、山田さんと高雄さんの演出表現(特に世界の色彩感)が何となくせめぎあっている感じで面白い回だったなぁ。実際小さなバトル?(山田さんが怒られた)はあったらしいけど。

山田尚子さんが京アニでこのままの路線で行くだけだと限界もあるし、面白みもないだろう。そういった意味では高雄さんの損失は大きかったかもしれない。CLANNADのときは机も近くて、互いに意識はし合っていたみたいね。杏の体育倉庫演出について、尚子飲みに行くぞと言っていたのが印象的。

ユーフォ続けるとしたら山田さんくらいしか引き継げない気もするけれど、いわゆるドラマ性を考えたときに新たな地平があるかもしれませんね。山田x花田は観てみたいかも。ファントムどうなるか未知数ですね。

高雄さんの女の子たちの表情や質感の研究は、k-onシリーズのときにだいぶ山田さんと話し合ったみたい。芸術家気質もありながら、人の話もよく聴ける人なんだろう。京アニはもちろん、アニマスでの経験が、より一層今回のシンデレラガールズの作品全体の質に影響を与えているだろう。

アニメーションにおいて、京アニを中心にカメラ、レンズとしての表現も多少一般化してきた。でもこれは、やはり表現手段の一つであり、ただのやりたいことに成り下がらないことを気をつけるべき。出なければ意味が失われていく。また、カメラなのか人の瞳による焦点なのかも全く違う。

空気感にこだわる京アニの表現技術と労力は大したもの。でも、今度はそれらを一つの筋で通していけるかが課題だろう。もしかしたらそれがあってのユーフォシリーズ演出を置いたのかもしれない。外は成功しているだろうが、内は思ったよりも成果がなかったのではないか。次作品の在り方でみえてくるかな

京アニ演出陣は、イマ・ココを捉える感性は構成メンバー同士の掛け合いから深まっているだろう。こういった中から個の作品が生まれる可能性は低い。そういった意味で先人たちの在り方は非常に重要だろう。アニメも職業者はいよいよ普遍的に歴史を学ぶまでに文化が育ってきたということか。

そうか。山田さんの意図するカメラワークはまだ主観が強いんだな。だから寄り添っているわけではなかったんだ。逆に言えば、だから映画的になるといえばそうなのだろう。ユーフォはマシになったけれど、今にしてみればやりすぎなところも。高雄さんは一見外側からの表現に見えるけれど、内側からだ。
いずれにしても、シンデレラガールズを語るにはアニメが終わらないと始まらなそうだな。終わってみないと正直何もわからない。

岡本学演出家は京アニ石原山田さんの影響を強く受けているな。

たしかに!笑 チャレンジブルだなぁと思いましたが、京アニ攻めの経営姿勢が見られたのは一つ良かったかも。原作ありきの作品をどうしていくのか、今後の京アニや山田さんを占う上で重要な位置づけになりそうですね。2015は集大成。次のステージがはじまるのです、と。

新たな展開が予想されますね。聲の形は原作読んでいないけれど、おそらくあえて読まないで映画を観てみるかと思います。山田さんにとっては毛色の違う作品だと思うし、挑戦的なものだろうなぁと予想してます。

石原さんの映画か…山田さんは今回あまり手を出せないだろうし、そこまで期待はしないでおいた方がいいかもしれない。手勢で考えると石立さんと組んでくる可能性もあるかもだけど、個人的には石立さん単独作品希望。仕事場も新調し、これからの在り方に答えを提示し始めたけれど、出揃うまであと少しか

ですね。ただ石原さん一人で次期シリーズやりきるには正直リスクが大きいかなとも思います。一旦映画を挟んで、山田さんとまた合流し、来年度の後半で二期ですかね。

今回の人気は企画段階からの狙い通りに行ったパターンだと思うし、同作の続編だから映画はともかく、シリーズは山田さんが参加しないと作品としての存在意義を問われることになるだろうなぁ…なんて思ってます。

だからいったんそれぞれ映画作って合流しようと。特に聲の形は山田さんにとって今後を占う挑戦的な課題になると思うので、これを乗り越えてのユーフォ合流はまた一段クオリティの良いものになることが期待されているかも。
ただ未だによくわからないのはファントムを石原さんで発表したこと。もう少し気長に妄想してみますわ

木上さんからのヤマカン、ヤマカンからの吉岡、高雄、山田。

CLANNADを観れば高雄さんの表情へのこだわりがよくわかる。もちろんそれ以外の部分もそうだけれど。フルアニメーションからリミテッドアニメーションへの歴史の中で、アニメイトさせていくものがマクロに寄っていく中で、ミクロと映像芸術を人間内面から研究の光をあてた高雄統子を称賛する。
山田尚子×高雄統子の激論、並行線バトル聞きたい。この2人は相容れない。だからこそいい。

最終的な到達点としては、吉岡忍さんも検証してヤマカンイズムを、そして木上さんから構図と京都アニメーションの在り方を俯瞰するものに行けると新しい地平が開けるか…そこから先もまだまだ旧世代のアニメや映像クリエイターとの比較追求が出来そう。メモ

今までの殻をやぶる山田さん京アニの挑戦的な作品になるのかとも思ったけれど、少なくとも映像の観点から言えば延長線だったかなというのが正直なところ。もちろん挑戦的な課題要素はたくさんあるけれど。あとは、脚本。

ファントムの山田回観て思うのは、聲の形でカメラより表情に力を入れてくるのではないかという予想。あとは背中とか。実在感は卒業してくれば個人的にはいいな。

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