SSブログ

山田尚子さんに関するツイートまとめ1 [京都アニメーション/京マスオフ]

主に2014年中期から2015年前期のもの

時々京アニの山田尚子監督がここぞの場面で演出する一人称表現、あれすごいよ。彼女は作品で多幸感を求めていると雑誌の取材で答えていた。一人称のみはアニメーションとして感情移入はしやすいかもしれないが、その分の世界観(個人の感情や心の繋がりなどを含む)立体感は失いやすいだろう。

色んなアニメあっていいけど、少なくとも今の自分は山田さんのたまこまーけっととラブストーリーが一番ちょうどいい。けいおんも悪くないけど、原作ありきだし、まだ監督としてのバランス調整に苦労しながら頑張ってた感がある。一期の1話と12話の対比は自然な勇気もらったなぁ。
氷菓の三話演出がいい感じになってて、みると石立さん。石立さんはけいおんでもなかなか良い演出とカメラワークしてくれるんすよ。アニメに情緒を持たせられるのはこの石立さんと山田さん。彼らは特に実写映画との比較や映像に対するこだわりがある。情緒と空気感、フィルムやレンズを感じるアニメ。

アニメは話数によって脚本やコンテ、演出を分担してるから人が違うんだけど、比較しないようにしても山田さんは圧倒的に違う。泣くアニメはよくあるけど、ほんのり豊かな涙をこぼせるのは彼女のカメラワークや演出、色使いと空気感。情緒が深くて暖かい。ほんのり幸せな気持ちになれる。

はじめてハルヒをアニメーションとしての視点でみた。最近は観てなかったけれど、もう何回みたのだろうこの作品。溜息の1は山田さんコンテ演出さすが。他の話数と圧倒的に表情やカメラ取りがちがう。

食べ物と日常(アニメでない)から関連すると、けいおん二期の第一話、アバン(op前)の唯の最初の発言(厳密には別だけど)が、「パン!食パン」ですよ。山田さんが2期を改めてどうしていきたいのか決意の現れるセリフだなぁ。コンテ演出山田回はすごく光にこだわってた。卒業式をみるとよくわかる

山田さんは本人がとても素敵な感性を持ってるんだけど、ちゃんと自分監督以外の作品でも、その作品本来が持ってる湿度や粘土を的確に捉える。例えば境界の5話での息遣いは石立さんとの相性も良くて存分に発揮するんだけど、最後の博臣の表情は監督も気づかなかったコレしかない!という表情させるし
1383148450389s.jpg

[コピーライト]鳥居なごむ・京都アニメーション/境界の彼方製作委員会


中2病での山田回は2期の5話で、石原さんたちがガッツリ組んできたテイストを壊してない。石原さんとは割に対極にある捉え方だからどうなるだろうと思ってたけど、すごく作品を尊重してる。それでいて最後のくみん先輩の下りには山田マジックでほんのり泣かせられる。すごいなぁ…ほんとすごいよなぁ

何回も観てるけど、けいおん一期の13話冬の日本当にすごい。泣ける。映画として観てほしいと思う。最後はでもいつも通りという、すごい。コンテ山田さん

暇ついでに、ハルヒ2期のエンドレスエイトぬけて、溜息1話。山田さんがコンテ、演出回。全然違うからぜひ観てほしい。細かくてわかりづらいハルヒの演技のとか。あんな風にハルヒを等身大で立体的にリアルに描いた話数はない。

一日にアニメ観られて平均3話程度。それ以上は飽きたり、目が疲れたり。だから実はそんなに観てはないし、実はそんなに時間を使ってるわけでもない。まぁ、毎日円盤で観てはいるけど。京アニ。今夜は氷菓9.14話と中2戀5話の山田演出コンテ回。相変わらず群を抜いてて良かったよ。

寝る前のアニメ。今夜は久しぶりに山田尚子さんの作品。画面から伝わるもの全てが優しさに溢れる作品。たまこまーけっと個々の音楽クオリティとシーンを引き立てるセンスに感服。いつまでも浸っていたいとさえ思う。同級生がこれだけのことをやっているんだから自分も出来ることしていこう。ありがとう

たまこラブストーリー、何度繰り返し観てもすごいなぁ…京都アニメーションは圧倒的だけど、山田尚子さんはその中でもまた群を抜いている。挙げればキリがないけど、例えば境界の彼方で栗山さんがスマホにブログ書き込みするときにちゃんとスワイプしてたの彼女の回だけだったなぁ、とか思い出した。

京アニの夕景、本当に美しいなぁ…
そこに山田さんのフィルム、空気感が入ると現実のもの以上になる。

京アニの演出、監督経験者以外で三好さんや小川さんが好み。石立さんも好きだったけど、境界の彼方で監督デビュー。境界の5話山田演出回は全部神(6話石原回と組み合わせで超神)。特に戦闘。彼女は戦闘ほぼないけど(他は中二病戀5話)、あの血の臨場感と魅せる構図、タイミング、痺れた。

1日疲れたぁ。今年初k-on鑑賞2期の8巻。山田フィルターもいいけどデフォルメの色合いもいいね。再生プレーヤーによって色が微妙に違うのが気になるけど。ボーッと観られるのが癒し。雪の降るのが綺麗だなぁ。

そういえば今日の読書会で話題にあがった(あげた?)響けユーフォニアム。監督石原さんだったけど、シリーズ演出という役職で山田さんがきたのを知ったときは思わず雄叫び&鳥肌だった。脚本は花田さん。シリーズ演出というのがすごい。ある意味最響タッグ。社会に良い影響を与えてほしい。期待。

[コピーライト]武田綾乃・宝島社/『響け!』製作委員会

なんでたまこの小説の監修を吉田さんだけにしたんだろう…山田さんたちが関わってないのは映画コメンタリーでもわかる。色々泣きたくなるわ。

心を表現しきるというのは本当に難しい。その心でさえ曖昧なものなのに。だからこその映像。山田尚子さんはそれを教えてくれた人。しおりとたまこが友達になるシーンが心溢れすぎで放心。

逆に山田作品石立回は、たまこだと石原さんも一緒にやってる7話?がある。けど、コンテ・演出としてやってるのは、k-on!!の暑い!や5話のお留守番。この回の雨上がりの夕景がある意味で一番最初に感動した京アニの夕景だったかな?

石立演出回を検証するために久しぶりにk-on!!を観たけど、やっぱすごいなぁ。クオリティ高い。山田演出回以外は色はけっこうデフォルト目だけど。原作からこの純ちゃんの魅せ方にこだわった辺り山田さんさすが。

でもほんと、11話の凸森にはほんと泣かされた。このカットは小川さんが山田さんに影響受けたあたりだろうなぁ。

響け!ユーフォ、シリーズ演出が山田さんだったけど、各回コンテと演出はちゃんと他のスタッフで回してるみたい。ちょっと安心。ただ演出の方針がしっかりと滲み出ていた。これがまた京アニの総合力をグッと引き上げていくのだろうな。

こんな映像観たことない。境界の彼方第5話モブ戦。山田さんにしか出来ないものだった。でも今は他の自社演出家とクリエイターたちがこれに学んでる。今回の映画未来編の戦闘もすごかった。
CHOvOYZUIAAFW77.jpg

[コピーライト]鳥居なごむ・京都アニメーション/境界の彼方製作委員会

CHOvOYfUYAEx6bi.jpg

[コピーライト]鳥居なごむ・京都アニメーション/境界の彼方製作委員会


中でも山田さんの陰影

山田マスクもいいけど、やっぱりレンズでしょ。

最後に、ハルヒで唯一山田さんがコンテ演出を担当したエンドレスエイト後の溜息第1話(2期第10話) 他のどの話数よりもハルヒの多様な表情と奥行き、ゆらめきが映し出されている。
newharuhi2002.jpg

(C)2007,2008,2009 谷川 流・いとうのいぢ/SOS団

CHO3kjnUgAEYw2w.jpg

(C)2007,2008,2009 谷川 流・いとうのいぢ/SOS団

なぜ山田マスクよりレンズかというと、マスクは単体の演出家が意図を持てば、後はそれをするだけ。でもレンズは他のスタッフと良くコミュニケーションをとり、全員が腕のある技術で達成していかなければならないから。アニメは総合力という視点なので。

今までも山田演出では足の表現がたくさんありましたが、ここは思いっきり足で魅せた隠れ名シーンの一つですね。たまこマーケットやラブのみどりでも丁寧に綴っていたけど、ここまでじっくりやったのは久美子が初めてじゃないかな?

やっぱり、山田尚子さんは「新世代」だ。ただアニメーションにおける世代感を構築するためにはあまりに業界構造が脆すぎて基盤が持てない。中堅・ベテランがリードし、若手は使い捨ての時代。あぁ、、こう考えていくとあの会社や個人たちの功罪は本当に大きいし、友人が国賊だというのもわかるよ。

山田さんは言葉の人でなく、感性の人だから抽象的な表現が自然と多用され、それが観る人たちへの想像力を掻き立てますね。アートと同じように自由に感じられる。大学で造形専門だったというのがよくわかります。EDのリンゴとの対比も面白かったです。

汽車はたしか3Dと作画が混ざっていたと話していたような。山田さんは匂いをだいぶ意識していますよね。今回の響けもイメージボードや背景資料を見るとすごい。たまこがずぶ濡れで商店街を翔けるシーンの表現や、そこからたまやへのカットで地面のカメラゆれもいいっす

そもそも「こんな商店街に行ってみたい」というのが山田さんたちのコンセプトですね。だからたまこに何があっても「いつも通り・世界はあるがまま」。逆に12話のように商店街が店を閉めてまでうさ湯で会議をするのはたまこにとってとてつもなく不安。母の死のときのように

そうか、山田さんはセルゲイ・パラジャーノフ監督の作品にも影響を受けたのか。まだこの監督の作品観たことないから、今度レンタルなどで観てみよう。

なるほど。最終話は本当にいいですよね。コメンタリーでも朋也が渚を走って抱きしめるシーンで靴が脱げますが、ここは山田さんがかなりこだわって作画と議論してたそうです。ここは全てを奪い取るくらいに抱きしめにいかないとダメだ、という結果。一期はどうですか?
ca22-3.jpg

Copyright[コピーライト] 1995-2016, Tokyo Broadcasting System Television, Inc. All Rights Reserved.

山田さんは心のフィルム表現とありのままの世界、石立さんは映像情緒と熱量、石原さんはドラマ性というか彼自身の個性、武本さんはテンポと創意工夫。作品に対してみんなが本気で向き合っているのがいいですね。抜けた山本さん、高雄さんのベクトルは別にあったなと感じます

けいおん22話?バレンタインの回は、山田さんと高雄さんの演出表現(特に世界の色彩感)が何となくせめぎあっている感じで面白い回だったなぁ。実際小さなバトル?(山田さんが怒られた)はあったらしいけど。

ハルヒ溜息は1が山田さんで2が高雄さん。山田さん細かいのはわかるけど、まだまだこの時代は荒いし、カット運びが甘い。コンテや深度、背景演出もやりたいことやってみていてコンセプトに欠ける…ということがわかってきた。色々な視点を持つの大切ね

山田尚子さんが京アニでこのままの路線で行くだけだと限界もあるし、面白みもないだろう。そういった意味では高雄さんの損失は大きかったかもしれない。CLANNADのときは机も近くて、互いに意識はし合っていたみたいね。杏の体育倉庫演出について、尚子飲みに行くぞと言っていたのが印象的。

nice!(0)  コメント(1)  トラックバック(0) 

nice! 0

コメント 1

enteswrerce

流行や人気モデルの最新情報など、憧れのブランド全部満載しております。

ルイヴィトン、シャネル、エルメス、ルチェ&ガッバ―ナ、バレンシアガ、ボッテガ ヴェネタ、ミュウミュウ、クリスチャンディオールその他の偽物バッグコピー、偽物財布コピー、偽物時計コピー、偽物ベルトコピー、偽物指輪コピー、偽物キーケース、商品は全く写真の通りです。高級腕時計(N級品),スーパーコピー時計(N級品),財布(N級品)バッグ(N級品),靴(N品),指輪(N級品),ベルト(N級品),マフラー (N級品)人気の売れ筋商品を多数取り揃えております。全て激安特価でご提供.お願いします.
人気の売れ筋商品を多数取り揃えております。
全て激安特価でご提供.お願いします.
★100%品質保証!満足保障!リピーター率100%!
★商品数も大幅に増え、品質も大自信です。
★スタイルが多い、品質がよい、価格が低い!
★顧客は至上 誠実 信用。
★歓迎光臨
★送料無料(日本全国)
https://www.gmt78.com/product/detail/10689.htm

by enteswrerce (2020-06-24 04:21) 

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

トラックバック 0