2014GWとラノベ考察2冊 [読書/マンガ]
このGWは夜に散歩してます。
毎夜同じ道なのに違う感覚にあるのは、改まって考えると不思議な感じです。
いつもの川沿いを歩きながら小さな橋の真ん中でコーヒーをすすり、音楽に身を寄せる。
初日はGWまでとナイス自由塾(運営してるNPO塾)を振り返りつつ、GW中の行動の選択について色々と考えを巡らせていた。
4日は、その日に買って視聴したアニメBlu-rayの考察が中心。
これを書いている5日は、昨日から家族の墓参りを挟みつつずっと読んできた「さくら荘のペットな彼女」の読後感と自分の人生や行動の選択、今まで向き合ってきたこと、これからのことを考えながらぶらぶら。
この作品、アニメの方が好きなんだけど、とにかく観たり読むたびに色々と考えさせられるんですよ、個人的には。ただ、苦しいこともあった。でも、ある意味で違った形の在り方を提示してくれたココロコネクトのおかげで、さくら荘の在り方もあまり動揺せず素直に受け入れることができるようになった。
ココロコネクトに関しては全編を通じてたくさん言いたいことはあるのだけれど、このさくら荘を受け入れることが出来るようになったのは最終巻、以前ブログでも取り上げた「プレシャスタイム」で、唯と千夏が対峙した場面。
「空手に全力で青春をかけてきた人(千夏)と、もとは空手の神童でライバルだが、高校ではそうではなく色々なこと(空手含む)をたくさん楽しんできた人(唯)が本気で向き合って闘ったこと」
様々な過程は省略するが、このとき、「10回やったら9回は負けてたけれど、自分のしていたことも正しい!」とその言葉に裏打ちされた技で勝ち(価値)をもぎ取ってくれたときに、読者である私は救われた。
実はこの二つの価値観の対立は私の中にずっとずっとあった。もっと自分に軸があればよかったのかもしれない。ある意味で、その狭間でふらふらしてた。時にはすべてを音楽にかけ、時にはやってみたいことなんでもやって、、さきほど昔のブログやSNSの日記をみて、やはりそれはあった。
今は年を取ったこともあり、軸はでき、それなりに充実した日を送っていると思う。でも、こうやってときどき心を動かされる作品たちに出逢うと、色々と考えてしまう。大学に入って「若きウェルテルの悩み」と出逢ったころの悩みと、おそらく大差はない。質は異なるだろうが。
さくら荘とココロコネクトの価値観は共に眩しく焼かれてしまいそうなほど、真っすぐで熱い。さくら荘だけで苦しいのはこのことにある。ココロコネクトはその感情と丁寧に向き合っている。青春を否定しないかわりに、だれの青春をも否定しない。もっとちがう、深い部分で人と理解し合い繋がっていくことができる、と信じさせてくれる。さくら荘は思いっきりぶつかりあうことを不器用なほどに描き、ココロコはもっとふつうの部分で読み手をケアしてくれながら、時に深すぎる奥底からアイデンティティーを問いかけてくる。二つともすごい作品だ。
さて、思えば、忙しくしなかったGWというのは、少なくともおぼえているかぎり、20歳でラフォルジュルネ音楽祭のイベントスタッフを経験して以来、初めてかも。
大卒後は毎年、指揮法で師匠と門下の発表会に裏方や当事者として去年2013まであくせくしていた。2012は少しの手伝いだけしてGW中にフィリピン留学へ旅立った。
生産的なことは4日から2日間していない。
4日はオランダで知り合った方の日本でのピアノ演奏を少し聴きにいった。
もっと割り切れると思ってたが、少しもやもある。原因はわかる。
年齢はもうすぐ三十路。
年を重ねるごとに、色々と良くなってきている自覚はある。
でも相変わらず、時間があれば悩むものでもある。
そうか。今書いていてわかったけれど、なぜこんなことをつらつらと書いているのか。
どうやら「ヒマ」だったらしいです。
すみません、自己完結になりました。
この答えをもやもやの中に探っていました。
あと、正直に言えば、やることと休みのバランスにもちょっと悩みが残ってるかも。
休みと割り切っているとはいえ、こういう感情が残るのは、身体が満足してないのかもしれない。
明日は友だちとの約束があるけど、少し仕事もしようかどうしようか、考えます。
ちなみに明日は吹奏楽とアニメが共通の趣味の人と、映画&演奏会にいきます。
たまこラブストーリー(私的に二回目)
http://tamakolovestory.com/
なにわオーケストラルウインズ
http://www.geocities.jp/naniwa_orchestral_winds/
それでは。
毎夜同じ道なのに違う感覚にあるのは、改まって考えると不思議な感じです。
いつもの川沿いを歩きながら小さな橋の真ん中でコーヒーをすすり、音楽に身を寄せる。
初日はGWまでとナイス自由塾(運営してるNPO塾)を振り返りつつ、GW中の行動の選択について色々と考えを巡らせていた。
4日は、その日に買って視聴したアニメBlu-rayの考察が中心。
これを書いている5日は、昨日から家族の墓参りを挟みつつずっと読んできた「さくら荘のペットな彼女」の読後感と自分の人生や行動の選択、今まで向き合ってきたこと、これからのことを考えながらぶらぶら。
さくら荘のペットな彼女 文庫 全10巻完結セット (電撃文庫)
- 作者: 鴨志田一
- 出版社/メーカー: アスキー・メディアワークス
- 発売日: 2013/07/10
- メディア: 文庫
この作品、アニメの方が好きなんだけど、とにかく観たり読むたびに色々と考えさせられるんですよ、個人的には。ただ、苦しいこともあった。でも、ある意味で違った形の在り方を提示してくれたココロコネクトのおかげで、さくら荘の在り方もあまり動揺せず素直に受け入れることができるようになった。
ココロコネクトに関しては全編を通じてたくさん言いたいことはあるのだけれど、このさくら荘を受け入れることが出来るようになったのは最終巻、以前ブログでも取り上げた「プレシャスタイム」で、唯と千夏が対峙した場面。
「空手に全力で青春をかけてきた人(千夏)と、もとは空手の神童でライバルだが、高校ではそうではなく色々なこと(空手含む)をたくさん楽しんできた人(唯)が本気で向き合って闘ったこと」
様々な過程は省略するが、このとき、「10回やったら9回は負けてたけれど、自分のしていたことも正しい!」とその言葉に裏打ちされた技で勝ち(価値)をもぎ取ってくれたときに、読者である私は救われた。
実はこの二つの価値観の対立は私の中にずっとずっとあった。もっと自分に軸があればよかったのかもしれない。ある意味で、その狭間でふらふらしてた。時にはすべてを音楽にかけ、時にはやってみたいことなんでもやって、、さきほど昔のブログやSNSの日記をみて、やはりそれはあった。
今は年を取ったこともあり、軸はでき、それなりに充実した日を送っていると思う。でも、こうやってときどき心を動かされる作品たちに出逢うと、色々と考えてしまう。大学に入って「若きウェルテルの悩み」と出逢ったころの悩みと、おそらく大差はない。質は異なるだろうが。
さくら荘とココロコネクトの価値観は共に眩しく焼かれてしまいそうなほど、真っすぐで熱い。さくら荘だけで苦しいのはこのことにある。ココロコネクトはその感情と丁寧に向き合っている。青春を否定しないかわりに、だれの青春をも否定しない。もっとちがう、深い部分で人と理解し合い繋がっていくことができる、と信じさせてくれる。さくら荘は思いっきりぶつかりあうことを不器用なほどに描き、ココロコはもっとふつうの部分で読み手をケアしてくれながら、時に深すぎる奥底からアイデンティティーを問いかけてくる。二つともすごい作品だ。
さて、思えば、忙しくしなかったGWというのは、少なくともおぼえているかぎり、20歳でラフォルジュルネ音楽祭のイベントスタッフを経験して以来、初めてかも。
大卒後は毎年、指揮法で師匠と門下の発表会に裏方や当事者として去年2013まであくせくしていた。2012は少しの手伝いだけしてGW中にフィリピン留学へ旅立った。
生産的なことは4日から2日間していない。
4日はオランダで知り合った方の日本でのピアノ演奏を少し聴きにいった。
もっと割り切れると思ってたが、少しもやもある。原因はわかる。
年齢はもうすぐ三十路。
年を重ねるごとに、色々と良くなってきている自覚はある。
でも相変わらず、時間があれば悩むものでもある。
そうか。今書いていてわかったけれど、なぜこんなことをつらつらと書いているのか。
どうやら「ヒマ」だったらしいです。
すみません、自己完結になりました。
この答えをもやもやの中に探っていました。
あと、正直に言えば、やることと休みのバランスにもちょっと悩みが残ってるかも。
休みと割り切っているとはいえ、こういう感情が残るのは、身体が満足してないのかもしれない。
明日は友だちとの約束があるけど、少し仕事もしようかどうしようか、考えます。
ちなみに明日は吹奏楽とアニメが共通の趣味の人と、映画&演奏会にいきます。
たまこラブストーリー(私的に二回目)
http://tamakolovestory.com/
なにわオーケストラルウインズ
http://www.geocities.jp/naniwa_orchestral_winds/
それでは。
2014-05-06 00:57
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