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とあるマルザンナのココロの旅 ポーランド編⑦修道院の宿へ... [アルトネリコ・サージュコンチェルト]

アウシュビッツから足早にクラクフ中央駅へと戻ってきた。

帰りは先述のライコックバスで1時間30分15zl。バスの隣の座席が疲れ気味にしていた女性で、その影響を受けたのか、思わず自分も眠ってしまった。一応足元に置いていた壊れたジッパーのリュックを抱き抱えたとはいえ、海外での居眠りがはご法度である。特に何事もなかったが、気をつけておきたい。

時間に余裕もあったので早めに夕食を駅構内のポーランド料理店でとり、宿への早めのチェックインをしようとした。

ポーランド料理はあまり印象にないかもしれないが、基本的にはヨーロッパ料理に郷土料理が入るイメージだ。

お昼と同じようなチキンとポテト。
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そしてワルシャワでもスープ上のものを食べたが、ピエロギを。
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ピエロギはやはり、皮の固い水餃子だった。
まずくはないが、特別美味しいわけでもない。普通にまあまあ美味しく食べられるが、量が多い。
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この日の宿はティニェッツ・ベネディクト修道院。ここは地球の歩き方の隅に掲載されていたもので、インターネットの予約はなく、メールでしか予約はできなかった。事前に調べようにも、ポーランド語のサイトを英語に翻訳しつつ、確かめるしかなく、メールも返信があるのか心配しながらも一応の返信で予約が確認できたので、そこに向かうことにした。

地図やサイトで確認をすると、クラクフ市内から市バス112番で30分程度行ったところであり、少し距離はあるもののアクセスは簡単そうであった。。。

そして、このワナにハマってしまった。自己責任もあるが。



さて、食事を済ませた後バス乗り場へ。



112番の市バスが見当たらない。


ひとまずインフォメーションに行けばなんとかなるだろうと考え、今日だけで数回目のバスinfoに。このインフォメーションは上の階と下の階にそれぞれあるのだが、上の階で聞くと「さっぱりわからない」と。朝と昼にそれぞれ立ち寄った時に、すでに若干の不信感はあったのもあり、嫌な予感がした。

「市バス112番はどこですか」

「ここにはない。他に行け」

やっぱり。

でも経験上ここで引き下がると露頭に迷う直感が働き、

「どうにかならないか。困っている。どこへ行けばいい」

と食い下がると、

「Tourist Information」と一言。

その辺にあるだろう、と言い追い払われた。


ちなみにポーランド人の若手の人たちは比較的英語が通じるが、いわゆるおじちゃんおばちゃんたちは苦手意識もありつつ、そもそも話したがらない。こういうタイプの人たちが相手の場合は文章で話すより単語で話した方が反応してくれやすい。

例えば、「このバスはティニェッツに行きますか?」と聞くよりも、バスに乗り込んで「ティニェッツ?」という具合だ。



さて、Tourist Infoを探せと言われ、駅周辺をウロウロ。

時間は過ぎていく。

時間もまだ切羽詰まっていなかったので、まずは自力で考え、探して見てから誰かに聞く。

これがいいのかはわからない。

最初っから誰かに聞くのが早いかもしれないが、個人的には少しは考えてから行動するのが良いと思う。もちろん良い人もいるが、正直良い人に当たる可能性は低く、大抵は日本人の感性からするといい加減で適当である。

ガイドブックには30分あれば到着できると書いてあったので、この19:30時点ではまだ大丈夫だと思っていた。

しかし、なかなかTourist Informationは見つからない。

20時も近くなり、ヤバ目になってきたので駅に戻り前からやってきた人の良さそうな警備員のおばちゃんに場所を聞いてみたところ、とても親切に教えてくれ、近くまで案内してくれた。

「この階段を上がればあるわよ」

本当に困っている時の人の親切は本当に身に沁みる。。
ありがとう、本当にありがとう!!

「ヂェンクイン・バルゾ!」と、唯一使えるポーランド語で感謝を伝え階段を上がった。



階段を上がると駅のプラットフォームに入った。
「i」の看板を見つけ、喜んだのも束の間、なんとそのinfoは時間的にやっていないどころか、看板以外跡形もなくなっていたのだ!!

唖然とした。

詰んだ。

思わずヒザが折れそうだった。アニメでは絶対に折れてるところだろうが、必死に踏ん張りかろうじて立ちつつ涙を堪えた。

人間て、心底絶望した時に本当にヒザって折れるもんなんだな、と謎の客観視を脳内に巡らせながら20時を過ぎた時計を見つめ、最大チェックインの21時に間に合わないかもしれない、と。

修道院のページには22時には完全に受付なども閉まると書いてあった。

修道院とはいえ、海外の情報はアテにならないので、連絡を入れれば22時までは入れてくれるかもしれない。

ふらふらになりつつもWi-Fiスポットを探し回ったら、今度は本当に空いているTourist Infoを発見!なんと、さっきまで夕食をとっていたポーランド料理店の近くにあったのだった。OMG...


「市バスのティニェッツに行きたい」と伝えると、その場で調べてくれた。

「52番トラムで終点まで行って、203バスに乗れば行けるわ。」と付箋にメモをしてくれて一安心をした。時間も20:30、wifiスポットも見つけ、ホテルにも遅れる旨をメールにて連絡。海外ローミングは使用していないので、電話はできない。メールを見てくれているか甚だ疑問ではあるが、何もしないよりはマシである。

唯一の不安は、市バス112番ではなかったこと。
ただ、経路を明確に示してくれたので、30分ではつかなかったとしても、辿り着くことはできそうだと胸を撫で下ろした。

ちなみに地球の歩き方にはワルシャワはトラムなど詳しく路線図などが記載されていたが、クラクフ観光に置いては必要性が少ないからなのか、バスはもちろんトラム路線図は全く載っていなかった。

駅には駅周辺のトラムやバスの路線図はあるものの、駅周辺を通らずに市街地をかするように通過するものは一切表記がなかった。そして市バス112番はそれに該当するのであった。



さて、52番トラムの場所に行ってみると本数が少なく、20分待った20:55に駅を後にした。

正直不安が募った。

もしかしたら22時にすら到着できないのでは。。。
その不安は乗車時間が増えるたびに確度が増していく。

地図的で確かめている位置として、トラムには軽く乗ってすぐにバスに乗り換えかな、というような距離感であったが、トラムの終点が全く見えてこない。結果的には30分もトラムに乗っていた。さらにはそのトラムの車内券売機がシステムエラーで壊れていてチケットが買えない。後から乗ってきた乗客も同様だったが、検札がきたらどうしようという不安もあった。


21:25 終点で乗り換えのMakiに着いた。降り立つとすぐ目の前に市バスの203が。wifiがないので自分の現在位置も全くわからない。ティニェッツのバス停から徒歩で10分あると書いてあった。

このバス、運転手が乗ってないけど、いつ出発なんだろうか。さすがにあれだけトラム乗ったんだから、だいぶ近づいたに違いない、と内心を励まし、バス車内にあった行き先表とかかる時間を確認した。「Tyniec」はちゃんとあった!infoのお姉さんありがとう!

時間は・・・「30min」

終わった。。。

徒歩も入れると確実に22時を過ぎる。

外国で時間に遅くなる意味で融通の効いたところを見たことはなかった。
おそらく文句なしで閉まるだろう。

もしもこのバスに乗って、現地へ向かい修道院へ入れなかったとすると、終バスも何もない辺境の田舎道に夜中にポツンと取り残されてしまうのではないだろうか。。。

どうする。
今から予約すっぽかして市内に戻ってホテルを取り直した方がいいのでは?
あるいは、メールを見てくれていることを祈って駆け込んでみるか?
外国では容赦がないとはいえ、そこは修道院であるし、迷える旅行者に手は差し伸べてくれるのでは?
しかし、修道院ということで22時はすでに就寝しているのでは?

様々な思考が一気に駆け巡る。

バス車内で問答をしているうちに運転手のおっちゃんが軽快に戻ってきて、あっという間にバスを発信させてしまった。もはや後戻りはできない。もしも修道院の門戸が閉まっていたら思いっきりノックをして声をかけるしかない。全くダメなら野宿か、あるいは。。夏とはいえ外気20度以下の田舎道になんの装備もなくそれはキツい。

そんな問答、いや苦悶しているうちにあっという間にTyniecへ到着した。事前に地図で調べたところ、バス停からベネディクト通りを歩いて10分。時刻は21:55。
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・・・走れば間に合うかもしれない!!!

一縷の望みにかけてバス停から道を間違えないよう慎重に選び、全速力ダッシュ!!
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10分の道を5分で着くには普通に走ったのでは間に合わない。休んだらアウト。

民家の犬に何度か吠えられるのを後にし、走り続ける。

今思えば当たり前かもしれないが、修道院は町の高台にあった。つまりはずっと上り坂。

旅行ザックを背負って全速力を5分、めちゃくちゃキツかった。途中何度も止まりそうになった。

でも、止まったら、終わる。。

早朝から限界行動を続けて疲労しきった身体にムチを打ち、もつれそうになる足を気合いで踏ん張って走り続けた。

21:59 城門のような修道院らしきものの門が見えた。

頑張れ自分!動けオレの足!(どこのアニメだか)

22:00 開いていた門に駆け込むことに成功した...!

院内に入ったところでは人気がなかった。ひとまず受付を探して行ってみるが、真っ暗で誰もいない。

とにかく誰でもいいから人を探そう。

中庭に戻ったら幸いなことに優しそうな男の人が何か作業を行っていた。

事情を説明し、チェックインができるかを尋ねてみたところ、丁寧に「僕には何の力にもなれない、すまない。」と。

感謝を伝えると背後にあった礼拝堂から誰かが出てきた。すると、「あの僧(monk)ならきっと力になってくれるはずだよ!」と笑顔で教えてくれた。

後から振り返ってみれば「何のRPGゲームだよ」、ともツッコミたくもなるが、そんな余裕はない。必死だった。

出てきた男の人に同じく事情を説明したところ、何とかしてもらえることとなった。この旅で一番大きなため息をついたのを覚えている。

どうやらミサを行っていたらしく、その準備で外に出てきたとのことであった。

心底安心したからか、熱った身体のまま受付への道中でベラベラと心中をしゃべくりたおしていたら、

「calm」

と、穏やかに諭された。ミサを行っていることはここで聞いた。

受付を代行してくれ、名前を確認したのちにその僧が「ジョム」と穏やかに言い放った。
ジョム?なんの意味だ?と首を傾げていると再び、「ジョム」と。
最後には手を差し伸べながら「ジョン」と言った。ここで初めて名前を紹介してくれたのだとわかり、改めて笑顔で挨拶をし、感謝の言葉を述べた。

ジョンは一つ一つ丁寧に案内をしてくれ、最後にはもうすぐ中庭でミサのコンサートがあるからと誘ってくれた。

教会内のミサ以外には人もおらず、静まりかえっていたがゾロゾロと中庭へとミサの人たちが出てきた。
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コンサートはミサの最後で5分程度であったが、そこには集まった人たちの「想い」がたしかに視えた。

真っ暗な自然に溶け込む町の修道院の中、穏やかな音楽にのせてそれぞれの想いが温かな光(火や照明)に昇華していく。
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礼拝堂から中庭に設置されたステージに移った歌い手とパーカッション。
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夜の帳が下りる中、ライトアップされた教会とステージが聖なる炎の揺らぎ、白く質素で敬虔な衣装と茨の冠を飾り立てた歌い手が静かに謳いあげる様子は、まるで天井世界で祝祭を催しているようであった。

sacred...自然と言葉がわきあがった。感覚的に感じることができた。

大変な1日ではあったが、最後にとても幻想的な体験をすることができた。それまでの俗にまみれた考えや行動がスゥっと身体の中から抜けていった。このために今日があったのかもしれない。


穏やかな気持ちになり、部屋へ。
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ベッド・ソファー・質素な木の机・椅子・水道と照明。壁には木製の十字架。
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ヴィエリチカ岩塩坑を出てからというもの、色々なことがあった。頭も身体も火照っていた。しかしこの部屋、天井も高く直方体の少し広めの部屋の壁面は白で統一されており、窓の外にはミサの余韻に浸る人たちが庭で穏やかに談笑している。なんというか、落ち着かざるを得ない。徐々に意識は自分の内側へと向いていった。

心を落ち着かせて自らを顧みる。

「ちゃんとしよう。ココロと生活を正して、自然にしよう。今日行けなかったところのことや、今後の行程、帰国してからのこともゆっくり考えよう。

自然とそんなことを振り返る時間となり、木製の机と椅子に身体を預けながらまどろむまで日々を反芻する。眠気とともにベッドへと入り、長い1日を終えた。





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2021年全県制覇 関東〜高知往復原付2000km旅 [旅]

2021.8
全県制覇高知の旅のログです。

1日目
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二日目
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三日目
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三日目夜
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四日目
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五日目
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六日目
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七日目
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八日目
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九日目(最終日)
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BLUE REFLECTION TIE(帝) の雑感1 [English/game]

こちらの記事は内容のネタバレしかないような私的メモなので、ネタバレが嫌な方はお戻りください。
あくまで個人的なメモのようなものなので悪しからず。書きながら思ったことをそのまま徒然なるままに書いていきます。

ゲームをプレイした感想としては、一言で言えば、プレイしてよかった、アルトネリコで学んだことをそれこそリフレクション(振り返り)しながら今の自分をまた見つめ直すことができてうれしい、という感じです。そのほかにもたくさんありますが、メモの中でところどころ出てくるかもしれません。

読みやすいようにまとめてはいませんので、よろしくお願いします。



▼雑感
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ライザとは違う一夏の思い出。各種のインタビューなどでその辺りは語られていましたね。
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スクショの公式企画もあったけど、個人的にはストーリー屋さんなので、結局ほとんどストーリー上のスクショしか撮りませんでした。
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それにしても夏の表現がとても素敵だった。
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特に詩帆の世界はそれが顕著にわかりやすくて公式の生放送でもプレイしてましたね。
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これは詩の世界。駒川詩については後で触れたい。
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ガストの青春作品系では定番の空を見上げるシーン。
この空が本物なのかどうか。それよりもこの空を感じる気持ちが本物であるという。
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土屋コンテンツの耐性がある程度あるので?そうだよね、、ってなるけど、もし初めてだったらこの世界の秘密を見つけた!的に熱狂するだろうなぁ、しみじみ。

今思い返してみれば、トライナリーやサージュコンチェルトに比べて何故アルトネリコに個人的にこだわるのかは、最初に出逢った衝撃だったからというのももちろんあったけど、それ以上に「物語」として「想い」という見えないものに確かな価値観を付与し、それがどのような世界においても超次元的なものである、そしてそれが世界を構成していることを明示してくれていたからかな。
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サージュも虎も凄まじかったけど、それは僕らの人生に直接的に影響を与えてくるものだったし、そもそも上記したことが前提でこちらを巻き込むものだったから安心してその辺りのことを考えることができなかった、気がする。経験的に学んだのよね。
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はてさて、今回のブルリフ帝は「物語」で「想い」の力が言及されている。アニメの澪ブルリフプロジェクトとして同じ要素だった。


▼アニメや原作について雑感

ちなみにアニメも前作も未履修でも問題ない内容でした。

https://youtu.be/97TRoHo8Mzk
https://youtu.be/nLRITqfXlCU
前作についてプレイしていると今作の日菜子に思い入れができるので、迷っている方はやってみても良いのかもしれません。
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個人的にはゲームテンポとして後半が少し単調でしたが、物語自体の焦点が絞られていたので理解はしやすく、ブルリフにおける重要人物であるユズとライムについても知ることができます。
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帝の最後で日菜子が皆まで言わせずに、今が奇跡の時間である、ということを自覚していることを伝えるシーンではグッときました。
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コモン世界には懐かしさにこちらもグッとくるものが。
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アニメも放映当時はよくわからなくて数話で挫折してたけど、帝を少しプレイしてみて、世界観が改めて気になるということでdアニで一気に履修。

帝をプレイした方でアニメが気になっている方も一度観てみると良いかもしれません。
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帝で描かれていた平原陽桜莉と美弦の過去について詳しく観られるし、帝でメインで描かれていた母親に関するストーリーとは別のものがメインとして描かれています。
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▼1周目は金城勇希
特に何も考えず初めて、最初の印象はグラフィックや3Dモデリングが綺麗で繊細で素敵だなぁということ。ファミ通の記事を先に読んでいたのでなんとなくのイメージはしていたけど、実際にプレイしてみるとその良さが五感を通じて感じられた。
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影の表現はもとより、例えばこころのココロトープでは赤い草木が印象的だったけど、これ通ることの繊細な動き表現。もちろん他のゲームにもあるけど、改めてよかった。
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岸田メルさんもインタビュー等で褒めちぎってたけど、キャラデザはもちろんのこと3Dモデリングが本当に素晴らしい。実在感と非現実感のエッセンスが一点に凝縮されていて、とても魅力的に仕上がっていました。
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キャラクターたちを眺めるだけでも素敵だなぁと感じます。
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そんな中で、最初にプレイした時にいわゆる推しメン的になったのは金城勇希でした。
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なんとなくだけど、声質とキャラクター感がすごくよかった。
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彼女のおかげで前半からずっと楽しむこともできました。
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まあその分後半が衝撃だったわけですが(笑)
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エンディングも結局2周目も含めて匂わせのものだったので、どうなったのか気になるところ。
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ぜひTレベルを最大にしてココロトープを最後まで攻略してみてください。。
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▼2周目は駒川詩(詳しくは別の記事にします。)

もはやこのブログ自体彼女のことを書きたいから始めたようなものでした。
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とは言っても、まだまだ書きたいことがうまくまとまっていないので、本当であればSNSなどに思ったことをポンポン出していきながら後からまとめて考察したいなぁというのが本当のところです。
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▼今気になっていること

AASAの実態とは
リフレクターの原理は
原作でリセットされた世界線の原理は
原種とは 世界システムとは
灰病とは結局・・・
勇希はどうなったか
再構成された世界はどうなったのか
灰以外どのように世界は初期化されたのか
オリジンとは結局何か
星崎愛央とは結局何者だったのか なぜ雫世界に送り込まれたのか どのように送り込まれたのか
リフレクターたちが呼応して雫世界にきたという事だが、呼応とは何か、基準は
ブルリフ燦は詩帆ときららが参戦しているということ
きららのココロトープがブルリフ零(ゼロ)でエモい世界と生放送
駒川詩は結局何者だったのか、何者として生まれたのか、ココロに欠陥があったのは理由があるのか
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駒川詩がアニメ以外にも平原母関連でやりとりがあったが、どのような物語だったのか
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ループしている?愛央と異次元、多次元からの愛央の干渉原理は。オリジンが関係か
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ブルリフ燦に期待したい
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▼Chapterスクショ
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ミリオンライブ! [高雄統子/アイマス/デレマス]

2021年7月現在、最近のミリオンライブ!についての想いや思うところを書きたいと思った。

まず最初に、これから書いていくものはただの個人のログになるので、人に見せるためのレイアウト工夫や文章の校正はしていません。

そしてエゴたっぷりの個人の感情を、偏ったフィルターからそのまま書き綴っているだけなので、そういうのが苦手な人はブラウザバックなどよろしくお願いします。

ネガティブなことは書きませんが、面倒な感情と向き合う場面はあるかもしれません。

あとは思うまま、そのまま書いていきます。
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▼これを書く動機

これを書こうと思った動機は2つあって、一つはミリオンへの感謝、一つは最近の感情の整理です。

Twitterをフォローしてくださっている方はすでにご存知かもしれませんが、私はアイドルマスターミリオンライブ!が大好きです。

ミリオンへの感謝って何かな・・・と書いてみてから考えてはいるものの、パッとすぐに思い浮かびません。なんとなくですが、あれも、これも、となっている感じ。

生きている実感、幸福、成長、ココロの震えとアップデート、熱量、想いの力、夢、希望、仲間、共生、ああああああ、と感情がバグる感じです。

これに似たことを経験したことがあります。


それは知っている人が少ないだろう、アルトネリコというゲームにおいてです。
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これについては深く触れませんが、このブログ内にフォルダーもあるので興味がある人は覗いてみてください。

シェルノサージュや、最近だと拡張少女系トライナリーという世界の生みの親、コーエーテクモゲームス、ガストブランド土屋Dの昔の作品です。
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ミリオンへの感謝、たぶんそれは生きてることが幸せであると感じさせてくれることだと思います。


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もう一つの理由である感情の整理について、Reburnのライブ以来感情がずっと大渋滞していて、ちょっとしたことでいつも号泣してしまうようなエラーが多発し始めたからです。そういえば、アルトネリコの時もしょっちゅう泣いてたな。
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人って簡単に泣くもんなんだなと思うくらいに、最近ではReburnのアーカイブで毎日どこかで泣いています。ココロの中で泣くことの方がもちろん多くあるけど、こぼれるものはいつでもこぼれる。身内付き合いのあるPの前だと人前でも耐えきれなくて泣く。

いや、言ってしまえば36歳一般男性ですよ。完全バグですよね、これ。



これって何なんだろう。



実はこれについても以前考えたことがありました。

それがアルトネリコであり、シェルノサージュであり、トライナリーだった。
https://oranda-realtenshi.blog.ss-blog.jp/2015-08-04


答えは知ってる。



その答えは、一言「愛」なんですよね。



西洋文化とともに新たな概念が多く明治時期に日本へ入ってきた。

翻訳することができない概念や言葉が輸入され、それらを必死に言語化したことによってその概念が私たちの生活の一部となった。
愛、希望、夢、自由・・・
より言葉に支配される社会になっていったのだった。



まあそんなことはどうでもいいのだけれど、いずれにしても私たちのココロ・タマシイ・カンジョウがエモ等に巻き込まれ、大きく揺さぶられる時に人は涙を流す。流さないとココロが耐えられなくなって生活に支障をきたすようになってしまうからだ。

そしてこんな文章を書いているのは、涙を流しても流しても感情が溢れるので、自己防衛の一つでも書いてるのかもしれない。

いわゆる、クソデカ感情をぶつける、というやつかしら。




どうやら今回書こうと思った理由は以上のようです。

愛を与えてくれるミリオンへの感謝と、その愛の大きさをちゃんと受け取れるように自分の平静さを取り戻し、ココロをアップデートするためですね。


**********************


▼Reburn振り返り

コロナ禍におけるミリオンの在り方について、賛否はあるけれど基本的な姿勢としては賛です。

ただしこれはコミーノに頑張ってほしい、応援したい、という主観が80%以上を占めています。

アニメ・ゲームに限らない他コンテンツの運営を積極的に勉強すれば、もっとやれたこともあったと先日友人と話していてそう思いました。


ただあくまで個人的な【感情論】でものを言えば、コミーノが真剣に悩み考え抜いてとっただろう苦渋の決断をただただ応援したかった。なぜそんなに彼に肩入れをするのかは、おそらく同世代が自分の大好きなコンテンツを全力で必死に牽引しているからだと思います。

少しでも彼の力になりたいと思った個人の感情でした。


それは当時から理解した上で彼を応援していました。
年齢を重ねると少しはそういう自己分析もできるようになってくるみたいですね。



公式に名言はしていませんでしたが、コロナ禍の一年はゲームに全力を投じ、そこで勝負をするという方向性だったように感じます。地道なアップデートを重ね、ユーザーの意見に耳を傾け、良いものを作ろうととても努力していました。社員の仕事環境をブラッシュアップし、働きやすさにも意識をつよくもち、勝負をかけていたように思います。(CEDECの発表を参考にしました。政府の働き方改革の影響も受けてのこともあるでしょう。)

ゲーム以外の部分で言えば、他のコンテンツに比べても「守り」に入っていました。

やれたことももっとあった。

でも、「守り」を選びました。



バンナムという多数の大型コンテンツを抱える大きな企業であることを考えれば、コミーノは必死に闘ったのだと思います。想像です。

しかし結果は、コンテンツの勢いが印象としてもより失速していったように思います。

ゲーム・ライブ・イベントの三本柱でやってきたミリオンの二つの支柱が同時に奪われたのだし、無理もない。



周りのPたちもミリオンについて話す人が減って寂しく思ってた時期もありました。

悔しかったですよ、そりゃ。

でもオレたちの?コミーノはそれを選んだんだ、ゲームは確かな素晴らしいものになっているじゃないか、と自分自身に毎日言い聞かせていました。主観たっぷりですね。



ミリシタというゲームを生命線にミリオンへのモチベーションを保っていた。
ミリシタもそれに応えてくれていた。

経営にガマンの時期なんか必要ない、そんな意見もあると思います。

経営論からすればそれは大いに言えることではあったけれど、しかし未曾有の世界的な危機に慎重な姿勢を示すことは、「ファンやコンテンツを守る」視点から言えばとても大切な判断だったと思います。

私個人の当時の意見としても、アイマス運営が慎重な姿勢をとったことについてとても評価していました。

しかし、社会に影響を与えうるような大企業がいつまでもそのような姿勢でいられるわけではありません。

コロナはまだ明けない。

その狭間にいて頑張っていた彼を少しでも応援したかった。

そんな個人の感情が、この間ずっとミリオンへこだわっていたことにもつながっていたように思います。




そして、いよいよライブに踏み切った・・・

このコンテンツ隆盛の激しい時代において、経営的に厳しいところの手前くらいまでは行ってたんじゃないか、と思います。



そんな7thReburnライブだったわけですよ。

これ、あくまで個人の推論と主観です。一応。



生放送でコミーノの想いと決意はゆきよさんにも視聴者にも伝わった。

あとはどうしていくのか、どうなるのか。



ここで一つ面倒なことを言わせてください。


「オレはずっとミリオンライブ!が好きだった。応援してた。」



こんなことは書かない方がいいことなのは知ってる。
いらないマウントですよ。

そんなこと言ってて、グリの時代はせいぜいライブ・音楽勢で、ストーリーもサービス終了後の後追い。

当時のグリPにもしそんなこと言われても、自分はそうなれないし、そうなんですか、というだけ。無駄に羨ましい気持ちもあるかもしれない。



でも書かずにはいられなかった。



そこからのライブなんですよ。私個人としては。

自分にとってのReburnはどうしたってこれが大きく影響していました。

運営の問題や界隈の諸々等、辛酸を舐めていた時期も多くあり、正直悲しいことも、悔しいこともありました。



何かできることはないか。



でも、自分にできそうなイベント関連はコロナ禍の影響もあって、運営に迷惑をかけたくない等、様々な言い訳を並べながら保守的になり、結局ミリオンのために何もできずにいる歯痒さ。

今回のライブは、個人的な感情で【ミリオンの起死回生を高らかに謳いあげる】ためのライブだったんです。ただの一人のプロデューサー(ファン)ですが。



演者たちの準備具合については分かりませんが、でもミリオンの人たちだし、間違いなくタマシイとココロの熱く・つよく・煌びやかに輝くパフォーマンスを見せてくれることは信頼しています。



だからこそ、ライブ運営の失敗は許されない。いや、そんな負の感情は置いておいて、【絶対に成功させるんだ!!】という意気込みで臨みました。

しかし、たかが一ファンでしかない。もうそこは運営に想いを託すしか選択肢がない。。。



23:46(これを書いている7月5日時点)



アーカイブ終了まであと15分。初日のbrave Harmonyを観ている。

まあ、そんなこんなで、今回のライブは個人的にたくさんの感情が詰まったものだったんです。




そろそろライブの感想を書いていきます。

初日は配信、二日目は連番者のおかげで現地に。

チケット救済措置についても色々あるけど、それは今回割愛します。



**************



▼セトリ1日目

楽曲の歴史とか意味合いは他の人が誰かしら書いてると思うので、ここではあくまで思ったことを書いていきます。

1.Flyers!!!
仕事帰りの電車の中で視聴開始。あぁ、はじまったんだなぁと、ソワソワしつつもでもどこか静かな気持ちで見守る感じでした。

衣装可愛いけど、映像の抜き方に課題ありそう、野外ライブの諸々の環境設備うまくいけばいいなと、ライブの曲そのものよりも、公演の成功を切に願う気持ちの方がこの時はつよかったかな。音響も環境を考えれば限界だったのだろうけれど、もう少し整理してくれたら、云々。

ただ、まだライブは始まったばかり。運営だけがライブをやっているんじゃない、みんなでやっているんだ、良い公演になってくれ・・・と。

セトリも予想通りであり、この時は冷静だったのかもしれない。

2.Legend Girls!!
数十秒前までの冷静な自分はどこかにすっ飛んで行きました。
個人的に、7th Reburnといえば?「レジェガ!」というくらいには衝撃でした。
この時からライブにガッツリ入っていった印象です。

ちなみに仕事帰りに配信をスマホで観ており、最寄り駅に到着して扉を出た瞬間にレジェガが来たので、スマホ落としそうになりました。

もともと待望の楽曲だったけど、歌詞がとにかく今回のライブの開幕曲としてふさわしすぎた。引用すると1曲ごとにブログ1本書きたくなるから割愛します。

ワンチャン開幕でやらないかな、とも思ってたけど、これよりは、UNMEIライブかサンリズムかなと思ってました。

以下はただのエモエモ侍候ふ。


3.ランニング・ハイッ
いいぞ!楽しい!オリメン大切にしてるな!紗代子が楽しそうに盛り上げてる!(担当P感)

4.アニマル☆ステイション!
このとき自宅前で待ち合わせていた連番Pと合流。
彼も自分の端末で視聴しつつ、家で一緒に観ることに。

公式かっしーも勧めてたし、まあいいよね。

そんなわけでプロジェクターの設営中に「ぱお〜〜〜ん」などの動物の鳴き声を聴きそびれてしまった訳です。

5.Helloコンチェルト
待望の楽曲!!しかもオリメン!みんな楽しそう!ありさ真面目なところかわいい。
これ名曲ですよね。。ボーダー低くて残念だったなと、そんなことも思っていました。
律っちゃんへの何かしらかアプローチあったかしら。自分は気づいていないだけかもしれませんが。

6.空に手が触れる場所
麗花さんは何がきても大正解だった!個人的には久しぶりのサマトリで水鉄砲でもやるかなぁと思ってたけど、まさかのぷっぷかプリンでれいれいほーだった。音楽はもちろん、いい絵だった。

茜ちゃんのアドリブ表現?に一瞬麗花さんが意識をそっちに持っていかれたのがライブ感あって楽しかった。茜ちゃんのそういうサービス精神旺盛なところ好き。

後になって冷静に考えれば、マスクが水鉄砲で濡れるとダメになっちゃいますよね。

7.HOME, SWEET FRIENDSHIP
桃子センターやんけ!自分は桃子Pではないけれど、なぜか周りに桃子担当Pが多いので話もよく聞いているし、コミュもグリ・シタ観ていたのもあって、これは担当Pやばいだろうなぁと思いながら観てた。ここもやっぱりオリメン大切にしてた。仲間が増えて遊園地でやることや、歌い分けも最高でした。

8.Bigバルーン◎
待望の楽曲!!去年の7thの時ある意味で一番楽しみにしていた楽曲。何かしらか風船系の演出入れてくれたら嬉しいけど、リアルに飛ばすとかは厳しいかなぁと思ってた。振り付けのグルグルで意識してもらう感じだったけど、最後に据え置きでも風船をもってきてくれたのは嬉しかった。ありがとう。

9.Good-Sleep, Baby♡
グッスリなるほどなぁ!と。ある意味でやれる機会の少ない曲かなと思ってたけど、今回のコンセプトで年少アイドルの多めな初日にはピッタリ。そして引率の歌織先生、そうきたかぁと。いいグッスリでした。

10.夢色トレイン
うわっ!ちゃんとストーリー作ってやがる!(褒め言葉)と初見で前奏が流れた瞬間の感想。
みんな寝静まった瞬間に何事かと思ったら、まだ遊び足りなくて夢の中でも遊んでるのが子どもらしくてかわいい!ミリラジおまけでは生?春巻きでエミリーとせりかの声の相性について言及してるの、アーカイブでまた観てたしかになぁと思った。

11.Melody in scape
今回期待していた一曲。思ったよりも明るい時間だったけど、スモークと証明、衣装で映像的にはうまく見せられていたなと。担当楽曲ということで、リリイベや3rdのこれも映像で何度も観てるけど、紗代子が紗代子として紗代子だったんだよね。(よくある語彙力ないやつ)。

担当はもちろんなんだけど、今回特に感じたのは美奈子の、ぜっきーの表現力。
音程は下がりがちだったけど、美奈子がメロスケを歌うときって美奈子自身が無意識に持っている表現する想いが全身から表れていて、あ、美奈子ってそういう子だったのかと気づかされた。

紗代子は中の人もそうだけど、他者の「想い」に敏感なのよね。少し敏感すぎるくらい。
それを共に歩もうとするベイ。
駒形さんは想いを歌から感じ、歌に乗せられる人。

美奈子とぜっきーの表現と想いの力、それを敏感に感じとる紗代子とベイ。

そんな二人が歌う情緒たっぷりなメロスケがどんなだったのか、最高だったに決まってるじゃないか。

あああ。

今思えばベイのロングトーンで音程下がったところから修正で最後上げたのって、技術としてあえてやったのかなとも思った。効果を狙ったのだったとしたらちょっと下げすぎたから、もう少しジャストに近いラインから持っていけていたら艶っぽさが出てもっとよかったかも。と偉そうに書いてみる。まあ音響関係結構大変そうだったけどね。

12.君だけの欠片
メロスケで感情が持っていかれているところにこれはやばかった。
これはどなたかが書いていたけれど、シャルシャロの話と非常に合わせにきているんですよね。
シャルシャロのコミュやドラマとかは一応知ってはいて、ライブの時には気づかなかったけど、歌詞割りがとてもよかったんですよね。ミリラジで途中歌詞割りが変わったことも言っていて、なるほどと。

あとはエミリーがずっと、、ずっと笑顔なんですよね。。まつりが対照的に夕焼けに照らされながら感傷的に歌っていてその対比がすごく良くて、涙を流してしまった。諏訪ちゃんファミ通のインタビュー記事の中でこの曲をお気に入りにあげていたのも印象的だった。

13.Flooding
きました、クレッシェンドブルー。
夜空の下でshooting starsを期待していたので、こっちかーとなりました。ただ日を置いていくと、あのシチュエーション、そして雨が降る可能性を鑑みるとこちらの方が妥当な判断だなぁと。もし最高のシチュエーションが揃ったときにFloodingでなかったら色々な意味で後世に語り継がれるし、shooting starsならまた機会もあるかなと。

14.Do the IDOL!! ~断崖絶壁チュパカブラ~
これについてはだいたい皆さんと同じ感想。


***********


15.SUPER SIZE LOVE!!
声出せないおかわり大変・・・明るく「スマイルいちばん」も開幕の方でありかなぁと思ってたけど、キャンプの少し早めの時間の夕ご飯の時間ということでありあり。

16.ココロがかえる場所
ご飯を食べ終わって夕涼みといった感じ。夕景の中やってほしいなぁと思っていた曲。そして、、、桃子、あれ?初歌唱?ここまでの展開で桃子大活躍だな、、と担当ではないながらも感慨に耽っていました。いつかちづロコ・・・そしてオリメンを期待しています。

17.夕風のメロディー
感傷に浸っている中追い打ちをかけたのはこの曲。
担当案件を除けば、今回のライブで一番期待していた曲。この曲は自分にとっても少しあって、ミリオンをリアルタイムでライブ見始めたのはあの4th2日目。名場面はたくさんある中で、個人的にはまだまだ全然知らない頃に、千鶴の「恋の音色ライン」と可憐の「夕風のメロディー」は、その印象的なステージと演者の集中力、ダンサーの表現力がすごくて、ものすごく印象に残ったんですよね。

そして特に夕風のメロディーは6/8拍子の柔らかくなだらかなスケール(音階・連続する音の並び)をAメロでは幅広く豊かに、Bメロではまるで凪が訪れるような緩やかで急峻なメロディー、和声もさらに変化を持たせて、サビでは高揚した音域からなだらかに短いフレーズを重ねて夕凪が降りてくる・・・

本当に美しいメロディーと伴奏、そして母音や韻もよく考えられた美しい歌詞と、とても美しい楽想を奏でるんですよね。

それを4thのとき可憐は、サビのフレージングにアクセントを加えて”つよさ"を表現していた。

リアルタイムの時にはよくわからなかったものの、あのタイミングで可憐がなぜあのように歌ったのかはグリマスやドラマCDを振り返ってみると・・・

そんなわけで、今回のキャンプで夕景という絶好のシチュエーションでこれを逃す手はなかった。

こんな待望の楽曲が、担当の紗代子も含めて最高のタイミングで披露されたので印象に残らないわけがありませんでした。

ソロで歌うのもとても良いけれど、複数人で表現するとその深みが増すんですよね。方向性が異なると半減するけれど、そこはミリオンの人たちなので「LIVE」ができていました。


18.Super Duper
ここからの2曲は、ちゃんとやることもやる、ということを初見の時は感じました。
楽曲を楽しむのはアーカイブになってから。
レジェガで一気に引き込まれたものの、やはり公演の成功、いや大成功を祈る気持ちが強く、セトリと演出に強く意識が向いていました。

ダブルエースもちゃんと曲が実装されてよかったなと。

あとこれは先述しているぜっきーの演技力になるんですが、彼女は、美奈子は楽曲やユニットのコンセプト、メンツでキチッと表現を変えてくるんですよね。

Hang in there も大好きなのでそのうちに披露してほしい。

19.百花は月下に散りぬるを
感謝祭以来、といってももう約1年半ぶり。和ロックいいですよね。組み合わせも本当に良い。全体的にMTGがユニットとしてつよい印象になっていますが、MTWも良いユニットたくさんあるので、ぜひ今後も推していってほしいですね。


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20.Blue Symphony
クレッシェンドブ・・・あれ!?となったのが、初見の印象でした。
ミリオンのセトリは、というか一般論になるけれど、基本的に一人の歌う楽曲数に気をつかってメンツが組まれているので、その影響かなと思いました。そもそも今回ソロがないので、必然的に一人当たりの楽曲数が多くなるし、病み上がりのちゃきさんのことも考えれば、長い目で見ればこれでよかったのかなと思いました。

shooting starsは先にも書いたように、ある意味で全員揃えばもういつでもできる。
じゃあこの歌織さんを加えたメンバーで何ができるのか、何をするのか、これはもうブルシンしかないでしょう!

ミリオンといえば・・・の楽曲は数ありますが、ブルシンも間違いなくそのうちに一曲ですよね。

コロナの影響もあって、おそらくはもう30分くらい遅い時間にすべての楽曲が披露されていたのではないかなと予想はしていますが、夕刻を終え、披露すべき楽曲も良いタイミングで披露をし、夜の帳がおりたこの局面で最高のスタートを切るには・・・そう(蒼)、Blue Symphonyですよね。

21.夜に輝く星座のように
いや、もう、最高かよ!!!!
それだよ、それ!!!ってなってました。
今回の演者発表DAY1に二人の名前が連続で表記されていたこともあり、この曲をすごく期待していました。

最高でした(語彙力)

22.待ちぼうけのLacrima
ここまでやっておいてまだまだ名曲があるのがミリオン。
アクアリウスが3人揃っているのは周知のことであったし、ある意味で今回一番「聴かせ」にくる、ミリオンの凄さを見せつけるにはとても良い選曲。夏空に近くはあるものの、そこはスモークと光の演出で後押ししてあげれば、十分にみせられる、そんなことも感じた。

余談ですが、コミュでピッケルくんの話題があったので、少し強引だけど、それと会場も結びつけたのかなぁとも。

23.絵本
先に書いておくと、アーカイブで観れば観るたびに最高だったと思いました。
「二人で絵本」、ではなく、「二人の絵本」だったんですよね。

天ちゃんが志保にしか見えないことに磨きがかかりまくっているのはもちろんのこと、歌織先生の絵本(ストーリー)が確かにそこにあったんですよね。もっといえばこーりー自身の重ねる部分もあったのかもしれない。

この曲は、自分がミリオンをリアルタイムに追いかけ始めてからライブで一度も聴けていなかったので、いつか・・・!と待っていた曲だったんですよね。その想いがつよすぎて、二人で出てきたときに、「これは・・・今、ここで、二人でやってよかったのか?」という気持ちが実はあって、自分がどうこうというよりも、ミリオンを長くやっている人たちや志保担当の人たちにとって、これはどうだったのか、ということの方が気になりました。

結果は先に書いている通りで、二人の絵本がそこにあったことが本当に最高でした。特に志保はBCやミリシタの展開などを踏まえたもので、これまでにない新たな深みのある絵本だったのでよかった。なんとなくBCのClover Daysの音楽とシーンが脳裏によぎりました。


*************

*特殊イントロ
これも多くの方が思っていることと大体一緒だと思います。

面白かったのが、アーカイブを一緒に観た貴音Pが、「これ恋花の特殊イントロじゃねぇか!?ってソワソワしてた」という話で、よく聴いてみると確かにそう聴こえるんですよね(笑)


24.流星群
ここはもはや言わずもがな。
自宅だったので、あああああああと叫びました。
自分なんかが書くまでもなく、ボロボロ泣いたし、今回の公演桃子担当の人たちやばかっただろうなぁと知り合いの桃子Pたちを想起しました。

これも個人的に面白かった話が一つだけあって(余談です)、翌日現地でエンカしたのり子Pと話しているときに、そのPが「あのときに振られていた赤と黄色のリウムは、ひなたとのり子なんだ!」と木下組に肩入れしている様子を興奮気味に語っていたのが、個人的に全く気づかなかった発想でした。なるほどと。

25.星屑のシンフォニア
そろそろ最終局面ということで、この楽曲を全体曲として披露してくれたことがとても嬉しかったです。
音響的に課題がありまくりで残念だったけど、アーカイブが再編集ということで期待していたら、ちゃんと聴きやすくしてくれていたので助かりました。
またライブの最初からあるように、オリメンへの敬意をとても払ってくれていて、朋花と紗代子の掛け合いを観たときには4thがフラッシュバックして泣いてました。

個人的にミリオンのユニットで担当があるとしたら、間違いなくミルキーウェイなんですよね。。

星みたいな輝きが
いつも私たちを照らしてくれる
美しい夜空を彩って
希望を明日へ届けるために
繋げよう、ミルキーウェイ!!!

あっきーが去年のライブ無料配信の時にこれを観てくれて?、特番で歌いたいって言ってくれたとき涙が止まりませんでした。。。

個人的には3rd福岡が初めてミリオンで観た円盤でした。
このライブでは、志保とせりかがリーダーを務め、この曲を披露してくれました。このときの二人を仮担当に決めたほどには影響を受けたものであったので、二人を次と分けずに一緒にやってくれたらなぁ、なんてことも少しだけ思いました。

26.STANDING ALIVE
星屑やったらもうこれしかないよね!!の選曲。
もうこれしかない、それ!
アイマスMORで松井さんが、この曲を今の困難な時代における解釈を加えてくれたことで楽曲のレベルが一段上がりました。

からの、

27.brave HARMONY
最高のライブとはこういうものだ、と自宅で放心してました。
隣で観ていた連番Pが頭抱えて悶えていたのも印象的。
そりゃそうだよね・・・。
配信だとわからなかったけど、MCで月が見え始めていたと、最高かよ。。。

アンコールまで少し時間が空きますが、これは間違いなく最高のライブだった!と確信することができて、そのこと自体が心の底から嬉しかった。

なんだろう。ライブが最高だった!という感情ももちろんあるのだけれど、最初に書いたように最高だったことからの安堵と興奮、オレたちの待ってたミリオンライブが帰ってきたぜ!!!という爆発的な感情。本当にありがとう・・・

【ENCORE】
28.なんどでも笑おう
最初は驚き。ミリオンはアイマスなんだな、アイマスでミリオンなんだな、という良い意味での大きな"アイ"を感じられてよかった。

みんマスについては色々とあるけれど、シンプルにこの曲をそれぞれのライブにおいて歌える緩やかな連帯感が心地よいなと思う。シャニ3rdの最終日にやった時はほんと泣いた。

29.Glow Map
これですよ。これ。
去年の7thライブを幻視する人たちの気持ちもすごくわかった。ミリシタでGlow MapのMVが披露されたときにどれだけ悔しくて涙したことか。

ぴょんが特番で言ってくれていた、新たな7thライブ・・・そんな新たな7thライブが過去を真正面から受け入れて、新たな気持ちで臨んだオレたちの7thライブ・・・!それがReburnだった。

この一年、無駄じゃなかったんだ、ちゃんと自分がミリオンを好きでよかったんだ、と肯定してくれた瞬間でした。

初見の時は花火もっとあってもいいなと思いつつも、後のThank You!で色々なものへの感謝を受け取ったので、一発でも打ってくれてありがとう、ってなりました。

30.Thank You!
安心のサンキューでした。
ありがとう。。


ライブが終わった後はしばらく放心していましたが、自宅でカレーを作って食べました。


***********

DAY2:私(担当:紗代子・美也・ロコ) 連番者(担当:海美)

連番者が幸いにも現地を当ててくれました。

ミリオンのライブT等は特に持っていなかったので、なんとなく登山をやるような格好で向かいました。
前日のライブ熱が冷めやらず、普段あまりセトリ予想をしないんですが、一気に夢が膨らんで前日夜から当日の道中ずっと予想を含めたライブの話をしていました。


・マイペース☆マイウェイをのり子&美也でやったら墓が建つ
・ワンちゃんバリボーで未来ロコ来ないかな!?まさかな(笑)
・Cleaskyやるよね、何くるかな、ふわりずむとか晴れてたら最高だね、あ、ファンタジスタも一緒にサッカーやる設定だとコミュ回収で墓建てるわ
・レジェガマジで楽しみだけど、サンリズムどうするのかな?締めはスターリーで来たらやばいね
・ジャングルパーティーもオープニングムービー見るとありそう、探検ハイホーからの流れだったらあるかも!?でも、ホップステップレインボーも晴れてたら雨上がりで最高だよね。
・乙女ストーム揃ってるけどやるかな、昨日オリメン回収してるしやるんじゃね。
・スタエレは何やるかな?
・TSV絶対来るよね、何やるかな、琴葉ソロ曲ワンちゃんくるかも?
・ミラソニのon the waveどうするのかな、あれウェーブ作り続けるの難しいよね
・海美曲何かくるかな。(連番者担当)そろそろ恋愛ロードランナー聴きたいけど、今回のコンセプトだと難しい?でも環とセンターステージ走ったらやばいかもね
・ノーカリーは来るよね、キャンプだしオリメンいるし
・ジレハ揃ってるけど、また来るのかな?まぁ火あるしねぇ
・オレンジ空は絶対やってほしいよね
・それを言ったらシリウス絶対やってほしいわ
・行ってきます!は誰やるのかな・・・未来?海美?やっぱ海美に来てほしいよね・・・
・シャルシャロも揃ってるけど、何かやるのかな
・ロコのソロは今回コンセプト的になさそうだよね

etc..

1.Flyers!!!
この日は快晴。2周年の時に「私たちは劇場から飛び出すんだ!もっともっと色々なことにチャレンジをしていくんだ!」と決意を表してくれたこの曲。それが、今ここ、富士急の野外ライブ会場にいるんですよね・・・全力でペンライト振るしかなかった。

2.サンリズム・オーケストラ♪
あれ、レジェガ・・・
うん、でもこのシチュエーションでのサンリズムはやっぱり映えるよね!

アーカイブで両日のセトリをじっくりと考えてみると、ここでやるしかなかった。
二日間でコンセプト感のばらつきがあるライブセトリも多いけど、今回は両日の筋を通しつつ、やれることをしっかりやれた印象であったので、その視点から考えればReburnの開幕はレジェガだったのだと納得しました。現地レジェガが聴けなかったのは残念だけど、良いライブであることが大前提なのでよし!

3.ジャングル☆パーティー
この曲については個人的にいろいろありますが、コンセプトを考えるときてもおかしくないかなと。
この曲のオリメンってみなさん知ってますか?

4.Growing Storm!
晴れた空の下で乙女ストームも気持ちいいなと。
ミリオンを好きになった最初の頃によく聴いていたし、「これがミリオンなんだ」と当初理解をするものになった楽曲。

「一人一人は個性的でも 心をひとつに 合わせてみよう カンペキじゃない乙女たちだもん 無限大の可能性・・・中略 だから今も成長中です」

5.マイペース☆マイウェイ
イントロかかった瞬間に頭を抱え椅子に突っ伏しました。
慌てて誰が歌うのか確認するために立ち上がって確認して、同じことを繰り返しました。
気がついたら2番に差し掛かっていて記憶が・・・

そもそもこの曲を美也に歌ってほしいなぁと思ったのは、「前日になんとなく」なんですよね。
ずっと前から念願で夢が叶った・・・みたいな感じはなくて。

なのに墓を建てるくらいのものになったのってなんだろな、と今になって思います。
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理屈を並べようと思えば、
「この曲自体が個人的に刺さっていて、昔から大好きな曲だった」
「最近では原付ツーリングを始めたこともあって、余計に生活の一部になった」
「のり子のことも美也のことも大好き」
「マイペース・ユニットが大好き」
「美也が自分の曲以外に誰かのソロを歌うとしたら・・・この曲がいいな。ピッタリじゃん」
「たしかに美也の曲ではないんだけれど、これもしのり子と一緒に歌ったら、のり子のこと絶対肯定できるし、美也のマイペースに新たな視点が生まれるんじゃない?」

と。

8月になろうとする今聴いても泣けてくる。

大好きな曲が泣き曲になってしまったライブでした。


6.未来飛行
号泣したまま感情が追いつかずに未来飛行イントロ突入。

6th以降感謝祭でも行われた未来飛行。スタエレでやってくるのはずるいだろう!!!

個人的には「素敵なキセキ」が今回のライブに歌詞めちゃくちゃ合うんじゃないかなぁって予想していましたが、あくまでReburnということや、スタエレという前提で考えると三人のソロ曲の中ではもう未来飛行しかないないと。

ラスサビの時にふと上を見上げると、鳥が空中回旋していました。

なんなんだこの演出は!!!野外でのライブという最高に環境も生かせたものになりました。


7.成長Chu→LOVER!!
いつ以来・・・そう、オリメンでは3rd以来だ・・・
ミリシタMVの印象がつよくあったので、そんなに久しぶりに感じませんでした。

3rdの印象、パルフェ・ノワールを身に纏った二人のイメージがすごく残っていたのに、良い意味で「変わらない!良い!」ってなりました。

これ楽曲自体の構成も個人的に好きなんですよね。聴くことができて嬉しかった。

8.絶対的Performer
これイベントが来たときに、超サイコーなイベントきたじゃん!って、すっごくテンション上がったんだよなぁ。個人的に歩が大好きなのもあって、彼女がセンターでしかも超絶ダンスユニットを引き連れてサイコーのパフォーマンスをする・・・ミリオン最高じゃないか・・・と。

ダンサブルなアイドルたちが全身全霊で表現できるユニットと楽曲で、お互いを特化し合いながら高めある最高のユニットと楽曲。それを確かに歩がセンターの曲なんだけど、歩をセンターとして作ってくれたことがめちゃくちゃ嬉しかった。

今回は戸田ちゃん残念だったけど、一番悔しいのは本人であることは間違いないはず。

色々あったとは思うんだけど、戸田ちゃんが歩をここに持ってきてくれたことは間違いないんだ。個人的には彼女しかいないと思ってる。

戸田ちゃんは声と楽曲の表情で最大限に歩をいつでも表現してくれている。

その想いは歩にもみんなにも伝わってると思う。

完全復活できる日を信じて待っています。今はお大事になさってくださいね。

9.ホップ♪ステップ♪レインボウ♪
最初にジャンパをやった時点でこっちかなと思ったらきた!
今回のライブに最高に映える曲で、先日海美&環フェスのカードの時に情景は違うんだけどすごくこれを感じたのよね。
4thの時に初めて聴いたんだけど、純粋に明るくて笑顔あふれる、楽しい気持ちになれる名曲。雨上がりというのが特に良かった。

「今日はなにをして遊ぼっか?」
「やっぱり一人じゃつまんない」
「『面白い』って太陽みたい、ココロ晴れちゃうんだね!」

みんなと一緒に楽しくキャンプで遊びながらこの曲ライブで出来るなんて最高じゃないか!

ぜひ歌詞を見ながら楽曲を聴いて、ライブの場面をイメージしてほしい。泣く。

10.ファンタジスタ・カーニバル
当日頭抱えて号泣した案件その2

先にも書いたようにCleaskyで何かは来る、この曲も来るかも、と予想はしていました。
ただ当日現地の晴れわたる空を見ていると「ふわりずむ日和だなぁ」とも思っていました。
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Cleaskyのコミュではお互いのことを理解し合おうとそれぞれの楽しいことを体験し合います。
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今の自分がミリシタに熱中しているのは、そもそもこのCleaskyの虹色lettersに熱中しすぎて、イベランをするわけでもないのに、来る日も来る日もずっとMV観たり、気がつけば何時間も叩き続けたりしていたことがきっかけでした。

それまではゆるゆるとログインして、新曲確認して、といったライト層。

担当真美のドリームトラベラーイベント期間中は情報逃してミリシタで唯一1ptも稼いでなく記録がないという大チョンボをやらかすくらいでした。

最初は紗代子だけを担当していて、身内Pの影響でなんとなく美也が気になり始めて、ちょっと担当してみるかな、くらいの時期でした。

このユニットは他のミリオンPの方々にとっても衝撃?だったようで、毎日のようにファンアートがTwitterのTLを駆け巡っていました。

そしてドラマCDがものすごかった。これが自分の中でCleaskyが特別なものになった決定打でした。

応募シリアルがついたCDだったので中古ショップに数百円という破格で大量にあったものを買い集めて、当時よく開いていたアイマスPのオフ会で配りまくるというのもよくやりました。

その後もボチボチ見つけては買い、気がついたらアイマスP以外にも配り始めていました。(謎)



そんなこんなで、自分にとってCleaskyは数あるユニットの中でも特別なものになりました。

ゆえに5thライブのセトリでは、複雑な感情になりつつも(ここでは書きませんが)、6thライブの「笑って」で手のひらを大どんでん返しして、今回に至りました。

「想い出はクリアスカイ」をやっても良かったのかもしれません。きっと一生の思い出になったことでしょう。

でも今回は、今回でしかできないことをやってもほしい。

前日のセトリを見た感じでは、どちらかのソロ曲をやるだろうと。


前奏が流れた瞬間、マイペースの時と同様に崩れ去り、
復活して歌唱担当を確認で、やっぱり崩れ去り、
必死に立て直しながらも間奏の
「エレナさん、今日はとっても綺麗な空、クリアスカイですね!」(うる覚え)
で墓に埋まりました。

涙がずっと止まらない。
人間ってこんなんになるんですね、1日に何回も。


こんなんになることは個人的にこれまでもありました。

・シンデレラ5thライブ幕張、担当橘ありすのin fact
・2018年ガストライブ、ぴらみさん歌唱、神楽ちゃんの「ソラノキヲク」

泣くのは割としょっちゅうですけど、涙がずっと止まらなかったのはこの二つかな。

この二つの時はしばらく立てなくて、その後の数曲ずっと座ってタオルに顔を伏せて泣いてました。


ファンタジスタ・カーニバルは歌詞もめちゃくちゃいいんですよね。。



11.ビッグバンズバリボー!!!!!
まさかの・・・バリボー!!!
いや、今書いてたみたいにもっと涙の余韻に浸らせてくれよ!!
予想していた楽曲がきたのでめちゃくちゃ驚いて顔を上げて、
歌唱担当見たら・・・未来とロコじゃないか!!!!!

一緒に予想していた連番者と子供のようにはしゃぎ大爆笑しあったのをつよく覚えてます(笑)

感情ぐちゃぐちゃとはこのこと(笑)

一心同体!?の表現もめっちゃ楽しかったし、担当ロコもこっち側きてくれたし、もう記憶が吹っ飛ぶくらい全身全霊で応援してたと思います。

なんか声出してないはずなのに、大声でコールしてた記憶になってるのバグですよね。

本物ってこういうことなんだろうな。


12.ココロ☆エクササイズ
うおおおお!ミラソニやんけ!!!
ミリオンの中でも10本の指に入るくらい大好きな楽曲(多い)で、何度も何度も励まされた曲。
3rd幕張の演者・ダンサー・プロデューサーたちのパフォーマンスを観てつよく憧れたのが昨日のことのよう。

個人的にも夢中だったけど、連番者が担当海美で感情大変だったろうな(笑)

恋愛ロードランナーやらなかったのは残念だったけど、ミラソニで今やるならこれか、ユニゾン☆ビートかなと。スポーツはもう少し温存しておいてほしいかな。

コールできないからたしか手拍子でコールした。


13.Do the IDOL!! ~断崖絶壁チュパカブラ~
チュパがバックになった!


14.Eternal Harmony
楽しい曲の定番!
アーカイブの時に他のPの方と話していて教えてもらったんですが、今回の公演琴めぐをめっちゃ推してたんですね。
自分の担当ラッシュで全然気がつかなったけど、後のプログラムまでの流れに、たしかに琴めぐがあったのを見て感動しました。
ロコが楽しそうにぴょんぴょん歌っていたのも嬉しかったなぁ。

15.インヴィンシブル・ジャスティス
三人揃った!ある意味で今しかできないこのインジャス最高でした。
個人的に海美の低音好きなんですよね。百合子とも一緒にやれて本当に良かった。


16.NO CURRY NO LIFE
カレーのお時間ですね。
カレーの曲なのに?恋愛ソングなのもいいですよね。
ちくわPだけNO彼ー NO LIFEに気づいていた話好き。

クセになる曲調もよき。

17.ドリームトラベラー
ロコがこれを歌ってることに感動。
ミリオンの代表曲の一つとも言えるこれをロコが歌ってるのめちゃ嬉しかった。

あと、配信のときに気がついたのだけれど、リーダーこのみさん以外みんな黄色なんですよね。

これって真美のこと考えてくれたんじゃ・・・と真美担当としては感慨深くなりました。

まーた翼のトリコロールを翼に歌わせて、、なんても思いました。
メンバーありきで考えたら確かに翼なんだけど、無理にあてはめなくてもいいんですよ。

実は2番のこの最初の部分は真美が歌唱担当している部分なので、思い入れもあるんですよね。

「夢スコープで明日を探そう」までの部分も考えれば、ロコが歌ってもいいかなぁなんて思いました。

演出次第で映り方が変わるのって大変だけど、でもバチッとハマったときは最高のモノになるんですよね。

ライブスタッフの皆さんもいつもありがとうございます。

18.オレンジの空の下
「ふわり風踊る帰り道 Under the orange sky...」
最高のイントロですよね。始まった瞬間に情景がふわっと浮き上がる。
この曲も今回のライブでやって欲しいなと思っていたし、絶対やるだろうなと思っていた曲。

予想外だったのは、美也が歌っていること・・・!

やめろよ(涙)

ただでさえ最高のシチュエーションなのに。

アーカイブで気がついたのが、風花のイメージカラーが紫で他の3人(美也・環・可奈)がオレンジということ。

これってアイドルたちでもトワイライトスカイを表現したってことですよね、きっと。

サイリウムも自然にトワスカを表現できるし、この後の楽曲も夜に向かっていける。

バカ野郎・・・(褒め言葉)

19.カワラナイモノ
大好きな曲きた・・・!
って、あれ、、、

エレナ・・・
恵美・・・・
琴葉・・・・!!

TSVかよ(涙
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そういえば、これ書いてる今気がついたけど、
この曲のオリジナルメンバー
あずさ(紫)紗代子(紫)のり子(黄色)可憐(赤)
って、これだけでもトワイライトスカイなのか。
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ただでさえ名曲で、楽曲だけでも今回のライブに映えるのに、そこへTSVを持ってくるのか。。

個人的には担当の方々ほどの思い入れがあるわけではないのだけれど、ライブ的には琴めぐは多いものの、そこにエレナがしっかりと入ってくることがほとんどなかった。
なんというかエレナのファン(担当ではないが好きな最上位)としては、こうTSVとしてのたしかなモノがない感じだったんですよね。

もちろんコミックスや4thアニメ、カバー曲などで表現はされてきていたんだけども。

知識不足もあるし、気がついていないこともたくさんある大きな偏見を持って個人的にいえば、

「エレナもいて、エレナがいて、トライスタービジョンなんだよ」

とハッキリと証明してくれたように思いました。

もう終わったあとずっと「エレナ・・・エレナ・・・;;;」ってなってました。



20.ジレるハートに火をつけて
先に言います。
最初にちょっとネガティブ書くけど、でも最高にポジティブになったということを書きます。

身内にはよく話してるけど、正直にいうとごく個人的に、美也担当の自分としてはあまりこの曲に思い入れがなかったんですよね。

担当目線の個人的にはコミュ的にもミリシタはまあまあ、グリマスはまあその、という感じ。

5thライブ2日目のセトリも、まさにこれを最高に回収してやろうという意気込みに押されたセトリで虹色lettersの立ち位置がぐちゃぐちゃにされて、あぁ、書かないなんてさっき書いたのに書いてしまった。

5th2日目の連番者にはほんと申し訳なかったなぁと今でも思う。ごめんね。

この機会なので書き落としておくと、5th終わった時点でもうライブはいいや、ミリシタだけ楽しもうと思ってました。8歩の件もあったし。

ライブに関しては先ほども書いたように6thの「笑って」で手のひらを返した訳ですが。

大丈夫です、そろそろポジティブ書きます。

最後に、これって海美と琴めぐの曲じゃんって思ってたし、LTHでもしも数合わせのユニットだったとしてもコミュで解消してくれよなんても思ってました。



さて、ここからはちゃんとポジティブです!

一言で言うと、この楽曲の価値観が一夜にして神アップデートされたという感じです。

「美也が炎をバックにこの曲を自分のものとして高らかに歌い上げていた」

自分の位置からは、2番のせり出したセンターステージの美也が完全に背中でした。

これが逆に良かった。

キャンプの炎の先に美也がいて、その歌い上げる背中をずっと見ていられた。

P冥利に尽きます・・・

その他にも理由があって、それは「初恋バタフライ」が実装された後だったからなんですよね。

もちろんLTHの時の楽曲なので、当時にもあったけど、コミュも含めて美也の「女の目覚め」(適当な言葉が思いつかない)があったんですよね。

その実装直後というのもあって、美也の新たな一面がたしかに表現されていて、そしてそんな美也がこのジレハを歌うというシチュエーションだったんですよね。

最高じゃないですか!!

これを目の当たりにして、価値観ってちゃんとアップデートできるんだなと思いました。長く成長を続けるコンテンツだからこそできることなのかもしれない。そんなことも思いました。

765プロ SUPERLIVEも早くやってほしいなと改めて思いました。

環についてはぜひ担当の方の話を聴きたいなとも思いますが、個人的にはTInt Me!を経たので良かったのかな?とも思いました。


21.dans l'obscurité
杏奈ロコの組み合わせが好きな自分としては、そこにあんゆりも加わって、昴と瑞希という豪華なメンバー。
あんゆりロコの三人で何かをやってほしい、と最近はずっと思っていますが、ある意味でユニットとして叶えてくれているこの楽曲。
個人的にはカップリング曲の「囚われのティータイム」もすごく好きなので、いつか聞いてみたい。

夜の時間にもふさわしい披露となりましたね。


22.Cherry Colored Love
莉緒の成長が5th以降特にすごい!
6thのときのエレオノーラとソロ曲の表現が本当に素敵だったし、莉緒の色香も立花子姉の色香がちゃんと魅力として伝わってくる。
そこに大人としてのこのみがたしかな存在として一緒にパフォーマンスをするんですよね。このユニットはミリオンの幅を間違いなく広げてくれただけでなく、この二人にとってもたしかな大人路線を歩ませてくれたものでした。

ステージも本当に素敵で魅了されました。

23.瞳の中のシリウス
ランタン特殊演出の後に流れたイントロ・・・会場中が声をかみころした大きな「あぁー」というため息に包まれました。その一体感は今でも身体に残ってる。

詳しいことは考察できていないけれど、未来が歌ったことでゲッサンを彷彿とさせられたなと思いました。

この曲もいつかオリメン全員で聴きたい。

ミリシタのコミュ本当に良かった。

SP時代の貴音へのオマージュから海美の姉妹ストーリー、美也やまつりの家族の話や気遣いから生まれる貴音との新たな絆。これはミリオンだからこそできた貴音の話に大きく感動しました。


24.Marionetteは眠らない
APかっしーの友人も言っていたように、月がオレたちのミラーボールなんだというのには激しく同意した。
夜も夜なりに遊べるのちょっといいよね。
キャンプとか林間学校の最後の夜にキャンプファイヤーやる感じ。
歓声はないはずなのに、脳内で歓声が再生される。

そういえば小学校の林間学校のこの時間、全然気乗りしなくて一人で部屋に引きこもってたな。


25.Raise the FLAG
オリメン揃ってるし、やっぱりやったかと。
これも個人的にはジャングルと同じ感情。今回はバッチリだったけど、使いすぎて楽曲のもつ本来の魅力を損なわないように演出家さんには気をつけてほしい。

個人的には最後のしゃくり上げ苦手です。その瞬間にセカイが変わってしまう感じあるのよね。それが必然ならそうはならないんだけど、違和感がある。

ただその感情をお互いに認識し合うものとしてのパフォーマンスもあるかとは思うので、コンテンツとその人(P)次第なところもあるし、あくまで個人的な感想としてです。

26.Starry Melody
もうこれしかないよね!という感じ。
二日間にわたる最高のライブのラストナンバー。
色々なものがココロをよぎりました。あぁ、この最高だった二日間が終わってしまう。とにかくそんな気持ちでした。

もともと好きだったこの曲も、特に6thのプリンセス公演、紗代子の歌詞割りにすごく感謝していて、そういった記憶も呼び起こされました。

星空の下のメロディー。

最高の二日間でした。

初日はずっと配信だったけど、毎日何度も何度もアーカイブを観て、気がつけば現地の記憶になっていました。

ありがとう、ミリオン。

【ENCORE】
27.なんどでも笑おう
先述したとおりですが、夜の帳が完全に落ちた後のライトアップされたステージとサイリウムの景色がとても素敵だった。

28.Glow Map
この日はずっと海美がセンターをやるのかどうなのかをずっとソワソワしていた。
2番になって、立ち位置が入れ替わり、あれ、ロコがセンターで歌ってる!と感慨深くなったなぁ。(実際は二人センターだったけど、見える角度の関係で。)

そしていよいよの時、海美がセンターきた!!!

これまでもそうだったけど、やはり周年でセンターをそのアイドルが飾ってくれるのは、担当でなくても嬉しいものですね。。担当だったら尚更だろうな。

いわゆる、バネPの「やった!!」が自分の中で声高に叫んでいました。

29.Thank You!
もうありがとうしかありません。
今回のライブ、ロコは下手側によくきてくれていたのですが、美也は基本上手側だったのでほとんど見られませんでした。ここでようやく美也が来てくれたので初めて正面からちゃんと見えました。

ステージの舞台構成も丁寧に考えられていたので、全体的によく見えていたのですが、やっぱり正面に来てくれると嬉しいですね。

演者の皆さん本当にそうですが、アイドルにすごく寄せてくれるの本当に嬉しいです。本当に視えるんですよね、アイドルたちが。

一番最初にそれを感じたのは、ミリオン初現地だった、メガトンボイスの未来だった。



まだまだミリオンに入ってそんなに立っていない頃、よくわからないままソワソワしていた中野。

未来系ドリーマーの未来が、もうどう頑張っても未来にしか見えなかったんですよね。

自分結構醒めてる方なので、普段はあまりそういう風に見られないんですが、それが衝撃的でした。

影の演出はこれまでもよくあって、それはもうたしかにアイドルなんだけど、本人がそのまま視覚的に同化するんですよね。

そもそものお互いの想念がぶつかり合って、それが幻影化し、その声や音楽とともに本物へと昇華していく。しかもそれが集団で行われる。

最初のアルトネリコの話にも通ずるのだけれど、ココロとオトとキオクがセカイをつくるのだなと、目に見えない科学は見えないけれど、たしかに存在するのだなと。

ライブがLIVEがたる所以をアイマスは、アイドルマスターは確立した。

アイドルとは何であるのか。

私がアイマスを好きな理由は、その哲学に貫かれているからなんですよね。

こんなに素敵なコンテンツはなかなかない。

ミリオン以外にも、それぞれのPや製作者たちの想いが詰まってる。

そして、それぞれの場所でその事象が起きている。

あー、みんマスについては、それを尊重してくれた形で展開してほしい。

色々と個人的に洞察するところはあるのだけれど、強引なのは今回だけでもういいかな。

合同ライブもその前提なら大いに歓迎したい。そもそも個人的には876プロ案件はそこでしか叶えられないとも思うし、やってほしくはある。


最後に余談

私たちの精神世界がそろそろ大型アップデートしていける段階に入ったのかとも思う。

でもそのためには、社会的な思想や哲学がまだまだ足りていない。

哲学者、頑張ってくれ、と思う。

もしかしたらこれを読んでくれている未来の学者がいるかもしれない。

人から理解されないことは、バカにされるところから総ては始まる、と思ってる。

これからもアイマス、そしてミリオンライブには成長を続けてほしい。

これまで色々なコンテンツに触れてきたけれど、自分としてはコンテンツと私たちのあるべく、一つの理想のカタチです。

これからもアイマスPでいることに誇りをもっていきたい。

引き続き、関係者の皆さん、同僚の皆さん、よろしくお願いします。


*****************


気が向いたら、今度はミリシタのこととかも書くかもしれません。



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とあるマルザンナのココロの旅 ポーランド編⑥アウシュビッツへ...しかし [アルトネリコ・サージュコンチェルト]

地上へ

さて、、一気に地上へ一気に出ることとした、と先述したが、レストランのところちょっとくらいのところにエレベーターがあって一気に出られると思っていたのは大間違いであった。。

昼食を平らげた後、引き続きのツアーに参加する列とエントランスに向かう列があったので迷わずエントランスに向かう列へと並んだ。おそらくこの先にエレベーターがあるのだろうと。このとき時間は12時ちょっと前。予定では12:30にヴィエリチカを出る予定で組んでいるので余裕だろうと。

まもなく進む案内がされ、8人ずつ歩みを進めていく。5分ほど歩いてもエレベーターに着かない。まあだいぶ奥まで潜ったからそれなりに距離もあるのだろう。時間は大丈夫。

さらに3分ほど歩くと案内してくれていた男性が急に広間に立ち止まってレクチャーを始めた。たしかに、そこは展示物のあるスペースだった。石器時代の土器や武器など展示されていたので帰り道のおまけ程度のものかなと流れにそって見学をする。しかしここからガイドツアーが始まり、さらに30分は経過したところでようやくエレベーターまでたどり着いた。

時間は12:35になっていた。orz…。移動は2時間だからまあ何とか大丈夫だろうと、しかし少しは焦りつつ地上へと出た。見知らぬ土地ではよくあること、ということで一応はこういう事態も想定はしているので、事前の予定ではアウシュビッツに予定の1時間前には到着で組んでいたのだ。まあこれまで特に海外の一人旅では色々とあったので、それらの経験が多少なりは役に立っているのかもしれない。
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さて、地上に出たのはいいが、出た場所は最初に入場したポイントとは全く別のかなり離れたポイントであった。うぇぇぇぇ、ここどこやねん!いくら少し余裕があるとはいえ、このままでは余裕貯金を使い果たしてしまいそうだった。どっちへ進めばいいかもわからなかったので急いで地図を探し、道ゆくスタッフなどに出口を聞く。売店の近くなどは幸いWi-Fiが入ったので、地図で確認をしつつ元きたバス停へ何とかたどり着くことができた。

観光地なのでそれなりにバスや電車があることは調べていた。が、先述している通り、電車は工事の関係で1日の本数が激減しているのである。時間は大体13時。次の電車は、、14:15。電車ならクラクフまで20分程度だが、バスは40分かかる。

仕方なくバス停で時間を確認すると13:15に来る。ちょうどよかったので時間を気にしつつもそれに乗車をし、駅まで戻ることができた。何というか、改めて思ったが、日本の観光地というのはちゃんと来たところまで戻ってくる丁寧な設計になってるんだなぁと大痛感した。EUの観光地も普通のものであればそうだが、自然物に関する観光はそういえば初めてだったかもしれない。ヴィエリチカ岩塩坑もホームページで見る限り、出口がかなり離れている、という印象はなかったので油断はした。


クラクフ中央駅からオシフィエンツィム(アウシュビッツ)へ
バスは混雑をしていたのでほとんど立ちっぱなしであったが有無は言っていられない。14時には駅に到着し、アウシュビッツまではバスで1時間半。うはぁ。ギリギリ。。。まあ10分くらいの遅刻であればギリギリツアーに合流できるかもしれない。バスを探す時間を無駄にしないよう、すぐにinfoへと駆け込み「オシフィエンツィエム ミュージアム」行きのバスを聞いた。これはポーランド在住でブログの情報発信をしているAyakaさんが、こう聞くとわかりやすいだろうと自身のブログで書いていたので参考にした。
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14時のバスに乗車は叶わなかったが、14:10のバスには乗れた。予定していた観光バス的な大型バスではなく、ワゴンを少し大きくしたくらいのプライベートバス?に乗車する。車内はこれもまた混み合っていて一人がやっと通路に立てるくらいの狭さであり、満席でまたしても座れなかった。ヴィエリチカの地下レストランで余裕をぶっこいて昼食を食べていたとき以来一切座れていなかったのでさすがに疲れはあったが、仕方がない。

狭い、暗い、狭い、暗い、暑い。カーテンも締め切っている。冷房は効いてるのかよくわからない。汗の匂いが出ないように気を使いつつ、でもつかまってないと揺れがパないのでもう色々シンドかった。でもこれを抜ければアウシュビッツにつけるんだ!とジャパニーズガマンを見せつけながら(謎)1時間は立ったまま乗車していた。客の出入りもシンドイ。何でこんな狭いワゴンもどきのバスで出入りするんや(涙)。

1時間の立身乗車を終え、ようやく座れることに。バスのおっちゃんもかっ飛ばしてくれてるし、予定通りの時間配分なら10分の遅刻でツアーも飛び込みで交渉すれば何とかなるだろう、と座れた安堵感もありココロを落ち着けた。

バスに乗車をし1時間半が経った。バスは一向に「オシフィエンツィム」に着く気配はない。一応バスに乗り込むときに運転手のおっちゃんに「オシフィエンツィエム ミュージアム?」と聞いて、「イエス」ともらった。間違いではないはずなのだ。。座るとカーテンを開けて外の様子を見ることができたので、街の看板を探し、確認をするとオシフィエンツィムまであと30kmとあった。そのときに通過していた街の名前はたしかシヴィエツ。世界の歩き方で位置を確認するとオシフィエンツィムの南部に位置する。。って、めっちゃ通り過ぎてるやん!どうやら迂回をしながら最終的にオシフィエンツィムへと至るらしい。

バスの中も乗客がほとんど降りてしまい、引き続き田舎道を快速にかっ飛ばすおっちゃん。せっかくなので近くの座席まで行き、あとどれくらいで着くのか英語で聞いてみた。一応は通じた様子で、大体30分くらいだと。時刻は15:40。オワタ。。。さすがにツアーに1時間以上も遅刻では途中参戦できないだろう。現地に着いたらその時間のツアーが取れるか確認をするしかない。ただ、この日の宿のことを考えると、そのツアーさえ途中抜けしないと厳しい。なぜならば、わざわざ一風変わった郊外にある修道院の宿泊施設を取っていたからだ。最悪今からでも街中の適当なホテルを予約することもできるので、可能ならアウシュビッツを優先して、そうしようと密かにドキドキするココロに決めた。



16:15オシフィエンツィムミュージアム到着

考えや感情を整理するには十分すぎる時間があったのでもはや清々しかった。

アウシュビッツに着いたぞー!と。最初から最後までかっ飛ばし続けた運転手のおっちゃんに「ヂィェンクイン バルゾ」と覚えたてのポーランド語ありがとうを伝え、清々しく意気揚々とやけくそ気味にバーンと降り立った。行ってやるしかねぇ。ミュージアム直通の大型路線バスはミュージアムの目の前に到着するようだが、こちとらプライベートバスのバス停からは10分くらいは歩いただろうか。
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チケットセンターに到着したのはおよそ16:30。そこで目撃した光景は・・・アイマス物販列かよ!とツッコミを入れたくなるような長蛇の列。
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様子を伺ったところどうやら当日券で入れそうなのは18時頃の回にギリギリ混ざれるかどうか。一か八かでinfoや入場ゲートの係員、近くをウロウロしていた警備のおっちゃんなどに「15:30からのツアーを予約したんだが、途中からでもいいので参加できないか」と予約表を見せながら聞いてみた。

なんと・・・!と期待したかったが、ここはEU。やはり八だった。もちろん粘ったが、無理なもんは無理。適当な自販機でSpriteを買ってグビグビプハーをやりつつどうしたもんかと考える。仮に18時のツアーに参加できたとして、終わるのは21:30。クラクフの街に戻ると23時。現状の修道院の宿はチェックインが21時で22時には閉門してしまう。ホテルズドットコムでクラクフ市内のこの日の宿を探してみると、一応六千円くらいであるにはあった。でも今から並んで18時に確実に入れる確証はない。正直ヘトヘトでもある。さて。
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この日は諦めて翌日の日程の中で調整できたらしようと考え、先のAyakaさんのブログにもあったオススメの大型観光バス「アイコック」に乗って駅への帰路へと着いた。アウシュビッツ滞在時間、約30分。入り口のモニュメントとチケットセンターの列を見て終了。
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それにしてもこの日は予約もたくさん入っていたはずなのに当日券にどうしてこんなにも並んでいるのか、この並んでいる人たちは入れるのか急に気になったので聞いてみた。気になったのはその場で明日の予約をネットでしようかと思っていたが、1週間先まで無理だったからだ。

スタッフに聞いてみると、実際に1ツアーにつき予約者が半分、当日券が半分とのことだった。うーんなるほど。明日の朝イチで来れば有意義に1日を使えるのかもしれない。予約で払った60zlは情報量と、追って書くだろうポーランド本のオチとしての先行投資だと思うことにしよう。でなきゃやってらんねぇ、と帰路のバスの中で自身を慰めたのであった。ちなみにこのバスはぴったりと1時間半で駅に着いた。(うおおおい!)
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とあるマルザンナのココロの旅 ポーランド編⑤ヴィエリチカ岩塩坑へ [アルトネリコ・サージュコンチェルト]

8月14日(水)
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Botさんにはわかるだろうギャヴィのモーニングコールで無事に朝5:00に目を覚ました。
ちなみにEUへ行くと初日や二日目の朝はいつも早く目が覚める。その恩恵にあずかったのもあるだろう。

余裕を持って準備をし、ホテルを出発。昨日乗りこなした?トラムを使ってスムーズに駅へ。
15分前には到着できた。基本的に駅へは15〜25分についておいた方がいい。
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というのは、ポーランドはまだわからないが、EUの場合急にプラットフォームが変わったり、時間が変わることもあるからだ。過去に色々あった。特にスペイン。。

今回は特に変更もなく大丈夫そうであったので、売店でSUSHI ONIGIRIとTOKYO ONIGIRIとおにぎりらしきものを見つけたので買って食べてみた。
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SUSHIの方はまあ鱒寿司といった感じだったが、TOKYOはなぜかシナモン?が全体にまぶされていて(おかかならどんなに良かったか!)、くさい&つめたいのダブルパンチにしてやられた。
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外国って普通にマズいもの売ってるよなぁと、改めて日本の良さをこんな時実感するのだった。

約二時間半の道中は案外眠くならずにこの旅行記を書いたり、ガイドブックを読んで動きをイメージしたり、実はまだ最後まで観終わっていなかった映画「残像」の続きを観るなど有意義に過ごすことができた。
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8:13、定刻通りにクラクフ中央駅へと到着
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事前に調べていた情報によるとヴィエリチカへの鉄道路線は工事が入っており、鉄道の本数は半減、減った分は代替のバスがあるということで8:30の代替バスを探した。これに乗れば9:08には到着する予定でちょうどいい。と、この時は思っていた。ちなみにツアーの予約は9:30のものを取っていた。
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そうは問屋が卸さないのが外国一人旅の醍醐味である。(これって私だけ?)

調べてみたバスの発着場に行ってみたが、わからない。

バスinfoがあったので聞いてみると「エイティーン」と一言だけ。とりあえず18番の代行バス停に行けば大丈夫そうだ。ただ18番の電光掲示板は明らかに別の行き先に表示されており、8:40発となっていた。そして調べていた代行バスの写真とは明らかに異なるものでサイズも1サイズ小さい。

ひとまずドライバーに「ヴィエリチカ ソルト マイン?」と聞いてみた。

もっとちゃんと英語使えよ、という話なのだが、英語を苦手とする国や年齢層だと逆に通じないことがある。こちらは明らかに外国人観光客なので行き先だけ伝えてイエス・ノーをもらう方がお互いに理解しやすいのだ。

そしてヴィエリチカ自体は「街の名前」なのでちゃんと「ソルトマイン」をつけた方がいい。アジア人旅行者なんだから察してくれ!というような考えは外国では捨てた方がいい。「聞かなかったお前が悪い」というのが定石である。(日本すごい)

案の定バスのおっちゃんは英語が苦手そうであった。
幸いにも頷いてくれたので「ワン チケット プリーズ」とその場で購入。
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8:40発だから9:18には着くはずだ。近くなったら改めて確認してみようとココロに決めて満員の車内に乗り込んだ。これだけ人がいるならみんな観光で岩塩坑に降りるだろう、と期待していたのだが、30人近く乗っていたバスでそこへと降り立ったのは私とたった1組の父娘だった。


ヴィエリチカ岩塩坑
Infoでツアーのピックアップはどこかと確認をし、9:26には集合場所で並んでいるところに合流できた。順に5人組の人、3−4人組の人、2人の人と呼ばれていたので、最後にボッチ…いや、一人の人を呼んで調整するのかなと思って待っていたら、9:30になっても呼ばれない!!!

待機している人はまだいるのに。。と思っていたら入り口を閉められそうになったので慌てて列をかいくぐりスタッフに「アイ ハブ リザベーション ナイン サーティー」とスマホにスクショをしておいた予約表を見せたら何事もなかったかのように中へと通された。

なんだまだいたのか的な感じ。でもこっちでは当たり前。(日本すごい)。改めて指示待ちではなく、自分から動かないと何もできないなぁと久しぶりの海外に実感を深めた。


入るとハイっとオーディオガイドを渡された。
操作は難しくなかったが、300近くあるチャンネルの何番に合わせればいいのか誰も教えてくれない、もしかしたらすでに説明が終わっていたのかもしれないなと諦めて、かたっぱしからチャンネルを探っていった。
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23と24でかすかにチャンネルがはいった。
他にも123が生きていた。

ひとまずのところ23に合わせて、いよいよ内部へのツアーが始まり、前室のような内部洞窟への降り口へと通された。20人くらいだろうか。ガイドが前方で話を始めている。ちょっと聞こえづらい。オーディオガイドと組み合わせながら聞くのかな、と23のノイズ交じりなオーディオガイドにも耳を傾けた。

このとき、おばあちゃんがいきなりツアー列に飛び込んできた。ギリギリの参加者かもしれない。

あたふたとおばあちゃんがオーディオガイドをセッティングしていると、近くの高校生くらいの女の子が「24番に合わせるのよ」と英語でそのおばあちゃんに教えていた。

なるほど、そうか!とココロの中で頷き、24番のチャンネルに密かに合わせたところ、めっちゃクリアにガイドが聞こえる。サンキュー、おばあちゃんと現地女子高生。これで順調にツアーをこなせそうだ。
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ツアーの最初は木材で組まれた階段を地下30階分くらいひたすらに下っていった。とにかく降りるだけで、上を見上げても下を見下ろしても空洞と階段しかない。修行僧か!とツッコミたくなったが、これには他のツアー客も同じような感情だったかはしれないが、笑いが溢れていた。いったいどこまで続くんだ的なものである。
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壁のナンバリングの数字は1つの階につき1・2と2つ分カウントされていた。最後の方の数字は60くらいだったので、おそらく地下30階、人が1人分が1つの数字の高さにあたったので、地下90mくらいかもしれない。降り立った先の広場ではガイドが待ちながら出迎えてくれていて、改めての説明と見学ツアーが開始された。

最初は木組みで支えられた洞窟を奥へとひたすらに進んでいく。
10分くらい進んでいくとようやく最初のガイドスポットに到着した。
岩塩坑自体についてのみ解説をしていくのかと思ったが、思ったよりも遥かに幅広い情報量を吸収することとなるツアーだった。
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坑夫たちの仕事のマニュアルから実際に使用した道具のほか、先史時代からの歴史的な流れや歴史上の情勢など、非常に盛り沢山で、洞窟内部も広いことからその探索だけで2時間は歩き回った。
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途中個人的にメインであった、聖キンガ妃の話もあり、トライナリーの中で得られた情報以上に、より献身的にこの岩塩事業に取り組んでいた様子を聞くことが出来た。(岩塩でできている)
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演出もあるだろうけれど、このヴィエリチカ岩塩坑がポーランドという国にもたらした影響力を体験することが出来たのは嬉しかった。(ガイドは英語である)
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礼拝堂
さて、2時間のうちメインで聖キンガ妃について語られたのは二箇所で10分ほどであった。ラストの方ではよくガイドブックにも載っている聖キンガ妃を祀った礼拝堂に到着。ここでは10zlを支払うと写真や動画の撮影許可がもらえる。ここに来て追い課金かー!とは思ったが、払わないわけにはいかない。無事に支払い、許可証シールをゲットした。これで堂々と撮影が出来るぞ。
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撮影をしつつ、今回の目的地の一つ、ヴィエリチカ岩塩坑の聖キンガ礼拝堂の空気を味わっていると、なんだか色々と想いがこみ上げてくる。triOSを通じて、ガブリエラと知り合い、様々なことを経て結婚をした。その際に彼女が言っていたのが、ハネムーンでポーランドに行きたいということ。そしてこの岩塩坑に憧れを抱いていたこと。
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彼女の想いを宿した年次報告の手紙にあったチャームを手元によせると、えもしれない深い感動がココロにこみ上げてきた。確たるものがあるのかないのか、そんなこともはやどうでもいい。自分自身のココロを持って、世界や次元なんて壁軽々しく飛び越えていけばいいのだ。リアルがどうこうなんて問題は宇宙や魂のレベルからモノを見れば非常に微々たる些細な問題にすぎない。結局のところ自身がどのように想い、感じ、行動をするのかにのみ帰結する問題であるからだ。ただ、そこにある、胸の奥から湧き上がってくる気持ちのみが本物であるのだから。
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少し捻くれた見方をすれば、目の前でイチャイチャするEU人を見ていると、ヒマで退屈だからと、フロイトが病気であると提言したような分泌物に沿って恋人を作ったり、誰かと一緒にいたいと思ったり、電話をしたりしているのではないか。

何が幸せなのかはその人のココロが決めればと思う。
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動物における相互依存の関係性は、そういったものからも生まれているのではないか。イキッた言い方をすれば、それらを脱却した状態にいるひとたちは精神性において時代の先端にいるのでは、と思ってしまう。

ブッダにせよ、キリストにせよ、ムハンマドにせよ、それらの超越者だからこそ、人間世界の希望の光となっているのではないか。教会で涙ぐむ女性を見てそう思う。

だいぶ穿った見方を書いたが、EUの観光地というのはどこもイチャイチャチュッチュのハグハグだらけであることや、退屈そうに1人で電車にのっている少年などをちょうど見てきたせいもあって、そんな考え方にブーストがかかっただけのものということで、ご容赦願いたい。友愛や友達依存を否定しているのではなく、もっと本質は違うところにあるのではないか?という自分への言い訳をしているような者だ。
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脱線が長引いたが、聖キンガ礼拝堂の見学タイムを終えると終盤で、2時間に及んだツアーは解散をした。あとは各自でツアーに引き続き参加するか帰るかを選ぶものだった。
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オプションツアーという訳ではなさそうで、そのまま参加もできたのだがアウシュビッツ収容所にも同日内で訪れる日程から今回は断念し、地下レストランでザワークラフトとチキンというE Uの定番的な料理を平らげてエレベーターで一気に地上へ出ることとした。
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最初に60m近く降りた後も緩やかに下降しながら洞窟内をひたすら進んできたこともあり、解散した場所は地下130mにも及んでいた。こんなにも地下深い場所でもお土産の売店やレストランなどが充実しているあたり、観光資源として今でも重要な役割を担っているんだろうなぁと思う。
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レストランから30分進んだ先にあるエレベーターで一気に地上へと出た。
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とあるマルザンナのココロの旅 ポーランド編④初日ワルシャワ編 [アルトネリコ・サージュコンチェルト]

2019年8月13日(火)

現地時間6時30分頃起床。

見知らぬ天井・・・とお約束をして、すぐに、あぁ、ポーランドにいるのだなと少しばかりの時間想いを馳せる。

さて、今回の旅程を拙著「卒業文集vol.3のポーランド聖地攻略序章」より確認しておく。
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この日はいよいよトライナリー唯一の聖地カットがある旧王宮広場を含むガブリエラの故郷をじっくり回れる日だ。
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一日を目一杯使おうとまだまどろむ頭の中で少しばかりの決意を新たにした。
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素泊まりではあるが2泊とっているので荷物は部屋に置き、財布、パスポート、スマホ、ルームキーのみGパンのポケットに入れて手ぶらで出かける。

サスキ公園〜旧王宮広場へ
旅先で歩くことが好きな私にとって約3kmある旧王宮までの道のりはちょうどよい散歩距離であった。
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ゆっくりと街並みを見ながら歩き始める。
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全てではないがヨーロッパの主要都市をこれまで見てきた私の目には、ポーランドは主要国に比べて若干遅れている国なのかなと思えた。
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これは感覚的なものなので、言語化できなくはないが、野暮に感じるのでいまここでは書かないことにしよう。
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30分ほど歩いた先で小腹が空いたのとwifi環境がほしくなったので、適当なカフェ(ポーランド国内チェーン?のGreen Cafe NERO)に入った。
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カフェで店員とやりとりをしたり、店内の雰囲気を眺めていると徐々に外国に来ているんだなという実感が湧いてくる。いつもの旅なら自由度を高くし、適当にやり過ごすことも多いのだが、今回はヘタレた自身に少しムチを打つ意味でも色々と挑戦してみようとここで決意を新たにした。
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道中にあるサスキ公園では赤と白の花絨毯が中央広場に向かって敷かれていた。
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これはポーランド国旗の色を示すものだろう。
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ちなみに国旗の意味は、元はポーランドの建国者レヒが、夕日を背景に飛ぶ白鷲を見て旗にしたとされる。しかし、19世紀の独立運動の中では、白は共和国の尊厳を、赤は自由を表すものと意味が変わり、現在に至っている。1980年までに濃く明るい赤色に改訂された。(wikipedia参照)

なおサスキ公園では衛兵の交代式も行われていた。
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配色についていえば日本も同じ赤と白を使用しており、ガブリエラの歌の中にも「W nadziei na trwały...」と、両国の繁栄と友好を祈るものが示されている。
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白い炊き立てのご飯もキューティーな赤のバルシチも両方いい。
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ワルシャワ大学にも顔を出しつつ、観光の王道でもある新世界通りを通って有名な旧王宮広場に出た。
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通りをゆるやかに上り歩きながら行き着いた旧王宮広場は、ちょっとした高台に出たように景色が開けて、小さな山の山頂にたどり着いたような感動が胸におそってきた。
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ここがあの、ガブリエラが書いたポーランドワルシャワ観光のメッカ、旧王宮広場か!と少し歩き疲れた脚も心地よさに変わり、しばしの間その景色を堪能した。
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少し落ち着いてきたところでオタクらしく?ガブリエラとともに記念撮影。
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ひとしきり聖地の空気を味わった後は王道観光ということで、旧王宮見学、教会見学、復興されたワルシャワの街歩きをした。
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幸せの鐘
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人魚
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ガイドブックにはなかったが、新市街広場のほんの少し先に行ったところにある教会は人もほとんどおらず、周囲の喧噪もなく、小さな咳払いすら隅々まで響きわたるほど静寂に包まれていた。
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耳鳴りが痛い。こんな感覚いつ以来だろうか。互換が磨かれる感じ菓子、こんな空間であれば神聖なものを感じ、自己の内省も深まると環境による自己の内面の変化に気がついた。
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このあたりから街中でよく聞こえてくるヂェンクイン(バルゾ)というフレーズがよく耳に入ってくるようになる。ありがとう、だ。

これまでいくつかの国を歩いてきたが、ことポーランドにおいてはほとんど無知な状態で入国を果たした。今回のきっかけとなったトライナリーでその都度ガブリエラのポーランド語は訳していたが、体系的なものではないので、身にはついていない。

せめて「ありがとう」くらいは、このときくらいから使ってみることにした。


街歩き
ランチを探して街中をぶらり。一旦旧王宮まで歩いたことでいくらか街にも慣れてきた。

具体的には土地勘が生まれて、「この道を行くとこうなるはずだ」という地図と感覚が一緒になってくる感じだ。こうなると精神的にずいぶんと楽になる。

さて、何を食べようかと思案するが、順当にガイドブックに沿って「ザピエカンカ」という、日本でいうとピザトーストのようなものにすることにした。

久しぶりの外国でお店に入るには勇気がいる。でも入らないと始まらない。ということで屋台にプラス数席ほどある軽食スタンドのようなところに入り、目当てのものを注文。

とりあえず一番安くてシンプルなものを...といえば聞こえはいいが、メニューが読めなくて、とりあえず一番メニューの上にあるものを注文した。スラブ語系に属するポーランド語の発音は勉強していないとさっぱりわからない。

出てきたのはTwitterにもアップした巨大なソレだった。
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30cmくらいの長さはあろうか、フランスパンを横に長く切った楕円形のパンの上に熱々のチーズ、みじん切りされたマッシュルームの香りが鼻にぬける。ふんだんにかかったケチャップが食欲をそそり、見た目からなんとなくの味は想像できたが、食べてみると案外味のバランスがよくて美味しい。

ヨーロッパは若干国による差はあるものの、基本的にパンそのものが美味しい。

30cmも一人で食べるなど飽きるのではないかと思ったけれど、コクが後押しをしてくれて最後までペロリと平らげてしまった。schwetzのレモンもドリンクとして頼み、さわやかにのどを潤しつつ、食べカスとして出たパンくずは、外のテーブルだったので集まってきたスズメたちのランチともなっていたので、簡単なエコライフも感じることができた。

このお店はワルシャワセントラルの交差点から北上していった先にあったが、印象深いのは周辺がエロティックショップに囲まれており、その一角にあったということだ。

ヨーロッパの大都市ではときどきエロティックショップも街中で見かける。だいたい周囲に固まって何店舗もあることが多い。余談だが、性に寛容でオープンなオランダは他国に比べるとより多い印象である。アムステルダムにはミュージアムもあり、また世界的なゲイパレードも毎年開かれている。




おなかも満たされたので、ポーランドユダヤ人関連のミュージアムにいってみることにした。ランチをした店からも程なく近い。

entranceと書いてあったので、何となく裏口っぽいなぁと思いつつ入ってみると、電気もつけない中でスタッフと荷物チェックをする警備員。明らかに場違いな空気を感じ取り、一度外に出てみると来た方向とは反対側にstaff entranceと書いてあった。
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本エントランスはこの先にあるとの表示に従って入り口についたが、様子がおかしい。そう、休館日だったのだ。シーズンでも確実に休みがあるところなど実にヨーロッパらしいなと。仕方ないので今度はトラムに挑戦しつつ軍事博物館に向かうことにした。


軍事博物館へ
トラム乗り場にあった券売機でチケットを買おうとしていた、前に並ぶアフリカ系のチャラ男くんが立ち往生をしていた。買えなかったっぽいが、譲ってくれたので買おうとすると、カードもコインも受け付けてくれなかった。

今考えれば、だいたいのトラムの(全てではない)車内で買えるので乗ってしまえばよかったのだが、別の券売機を探しに、次のトラム乗り場(およそ交差点ごとにある)まで歩いてみた。

券売機がなかった。。これもあるところとないところがあるみたいだ。大きめな交差点だからあると思ったのだけれども。
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仕方がないのでもとの交差点まで戻り、再度チャレンジしてみたところ無事に買うことができた。先ほどはシステムエラーと出ていたのだが、ものの数十分で復旧したのだろうか。前日夜到着したときに24時間券を買っておけばコスパもよかったなと思いつつ、少しだけ安かったのであまり気にしないことにした。

一度トラム内で改札(機械があるのでそれにチケットを通す)を済ませれば、あとはもう改札する必要がおそらくない。夜ホテルへの帰りに乗ったトラムで検札を受けるが、特に問題はなかった。地球の歩き方でトラム番号を調べて隣接する国立博物館前で降りて軍事博物館へと向かった。


軍事博物館は入口から凄かった。私はミリタリー関係に全く詳しくないが、軍事利用されていた戦車や戦闘機、爆弾のモデルに砲塔などが庭にずらりと並んでいた。
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中でも戦車縦列は圧巻だった。
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それにしても、入り口を探してみると目ぼしいところが見当たらない。おかしい。これはどこから入るのか。こんなにわかりづらかったら客足にも影響するだろうと思いつつ、もしやと思っていつものガイド本を読んだところ、こちらも火曜定休!OMG!

事前に分かっていたとしてもこの日程を調整することは難しかったので仕方がない。ただ最終日前にワルシャワへ戻ってくるから、その時に行ってみることにした。


ショパンミュージアム〜ヴィスワ川
一通りのやることも落ち着いたので、ポーランド名物のポンチキを食べながら散策。
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ショパンミュージアムも近くにあったので立ち寄る。
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個人的にクラシック音楽の畑にはいたので、展示内容もなかなかに充実していて面白かった。

そして近くのヴィスワ川沿いに散策をすることにした。

パリのセーヌ川やロンドンのテムズ?川など、夏の川沿いは人で賑わっており、ヴィスワ川もその例に漏れていなかった。

露店や常設のカフェなどが所々にあり、芝生で寝そべっている人、川のほとりでビールを飲みながら語らう人、ベンチでゆっくりした時間を過ごすおじいちゃんおばあちゃん。ランニングやサイクリングを楽しむ人、家族でピクニックを楽しむ人など、実に夏のヨーロッパらしい光景であった。
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こういうことを書くとヨーロッパの人たちは時間の使い方がうまい、人生を豊かに楽しんでいると思うが、実際は環境がこういう雰囲気を作っていることもあるだろう。日本でいえば避暑地やGWの穏やかで暖かい気候。長い冬を抜け出した開放感、それを促す様々な露店と開放感あるムード。どんなに日差しが暑くても木陰に入れば涼しく爽やかだ。こんなの誰でも埋まる〜んて芝生ダイブするだろう。
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日本でやろうとしても高温多湿でそれどころではない。最近では高原地でも30℃を超えることが多いと聞いている。日本人には日本人なりのバカンスを楽しむ方法もたくさんあるが、この穏やかな気候は正直羨ましいと思った。


道中あったコペルニクス博物館を覗き見しつつ、旧王宮広場まで戻り夕飯をとることに。
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旧王宮広場・夕食

せっかくなので、旧王宮広場にある展望塔にも登ってみることにした。
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美しいソラノイロを観た。
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頭の中にはソラノキヲクと共に、かつてガブちゃんと約束していたことを想い出した。
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彼女もきっと同じ空を見ているはず。。。

夕食へ。

夕食は少し歩いたところにある広場の適当なお店に入った。
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だいたいこういう広場に出ている店にハズレは少なく、英語メニューも充実している。
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案の定適当に入ったお店は接客もよく、混んでいても手際良く料理を運んでくれた。

ちゃんとした夕食がこの旅初めてだったので、ポーランド料理であるバルシチとプラツキを頼んだ。ピエロギも頼んだが売り切れてしまっていた。頼んだバルシチの中にピエロギも入っていたが、皮が分厚くて少し硬めの水餃子といったところだ。
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以前レシピを見ながら自分でもバルシチを作ってみたが、やはりというか、全然味が違い、爽やかなコクと深み、喉越しよく香るかすかな酸味、とても美味しくてぐいぐい飲んでしまう。スープに入っていたピエロギはむしろ水餃子の方が良かったかもしれない。

プラツキはサワークリームとサーモンとイクラが乗っていた。正直プラツキ自体は硬めに薄く焼き上げたハッシュドポテト風で焼きの苦味が若干ある。サワークリーム他のトッピングでそれなりに美味しくは食べられたが、トッピングなしには少しキツイ。飛行機の中で観た映画「残像」の中で娘が父にプラツキを作ってあげたが、父は一口食べると「下げてくれ」と言い放った。アーティスティックな映画なのでもう少し深い意味もあるかもしれないが、トッピングなくただ焼いただけのそれはわかる気がした。
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一日中ワルシャワ市内を歩き回ったのでトラムの乗り方も含めてだいぶ余裕が生まれ、適当にトラムに乗ってホテル前に帰着した。

適当というのは、トラムの進む方面(方角)だけ見て、だいたいあっちの方、という感じで乗ったのであった。幸いホテルがワルシャワオコタという駅近なので地図的にも迷わずに帰ることができた。

一応駅で翌朝使う電車の確認をしてからホテルの自室に戻った。時間は22時だ。
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この時なぜか「ワルシャワ西駅」を使うものだと思い込んでいてそのための時間チェックをオコタ駅でしたのだが、念のためにと持ってきた鉄道の予約表を見てみると、central sta.と...アレ...こんなに文章を書いていても天然なのか、こういったドジっ子属性は秘かにイヤになってしまう。
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いつもどこかぬけるんだよなぁ。。まあ事前に気がついたといことで万事OK!翌朝は5:50の電車でクラクフまで行き、ヴィエリチカ岩塩坑とアウシュビッツというハードスケジュール。この二つはとても離れていて移動が難しい。どうなることやら。

旅のドジっ子属性、頼むから発動されないでくれ。。。

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とあるマルザンナのココロの旅 ポーランド編③ポーランドに到着 [アルトネリコ・サージュコンチェルト]

ポーランド到着

日本から乗り継ぎも含めて、約14時間かけて現地時間の19時30分にポーランドワルシャワのショパン空港に降り立った。
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去年の12月に嫁との新婚旅行を断念したが、なんとか来ることができたのは嬉しい。
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また、ヨーロッパは以前よく来ていたが、今回は2015年のスペイン以来ということで久しぶりとなった。日本時間はポーランド時間に7時間足すので、26時30分、つまり夜中の2時半だ。
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現金を空港にあるクレジットカードの引き出し機で300zl(6000円)ほど引き出し、レートは悪いものの多少ということで150zl(5000円)ほど両替所で暇そうにハンバーガー食べてる兄ちゃんから引き替えた。

1zlは30円ほどである。

さて、現金の準備も整ったので空港のwifiを活用して準備を進めるべく、マクドナルドに入店。

驚いたのはデジタルサイネージを活用した巨大なタッチパネルで注文をできることだった。英語も対応しているので、見よう見まねで注文する。このタッチパネルは各自で操作ができ、カードももちろん使える。
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自分自身で控え番号を入力するのが若干面倒ではあったが、英語やポーランド語を話さなくてもいいのは気が楽だ。

カウンターの電光掲示板に出来たら表示される。(されない場合もあるらしい?)まあよくわからなくても、とりあえず外国人ということを見越して一応店員が持ってきてもくれるようだ。
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とりあえず超甘いマックシェイクを飲みつつ、今夜の宿の場所を確認。
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アクセスは事前に地球の歩き方で調べてはいたが、念のため。市内へは空港からの電車に乗って出ることに。どうやら各駅停車の駅しか停まらないワルシャワオコタという駅ではあるが、中央駅からも徒歩圏内にありそうなのでなんとかなるだろう。


ホテルへ
空港内の案内矢印(床に伸びている)に沿って鉄道へと向かう。
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時間も遅いからか閑散としており、最初の切符売り場を見逃して、あやうく無賃乗車をしそうだった。地下に入って左に折れる前に券売機があったのだが、大きなイカツイ駅員らしき人が仁王立ちをしていて見えなかったのだ。

20分乗車券を購入し、行き先はよくわからないけど、2つしか電車が止まっていなかったので思い切って乗ってみた。
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こういうのは大抵中央駅にいくからであり、ガイドブックにも空港から電車でアクセスできると書いてあったからだ。幸いWi-Fiが完備されていたので地図アプリとにらめっこをしながら現在地と向かっている方向を確認して乗車時間を過ごした。

途中反対方向へと向かう大きな分岐点があったのだが、無事に中央駅方面に曲がったときはよっしゃ!とココロの中でガッツポーズをした。電車の行き先が全く読めない、わからないからどきどきもしていた。(あとから知ったが、空港発の電車は基本的にセントラル方面へ行くらしい)

ワルシャワオコタの駅が最寄りではあったが、乗車した電車はその駅をすっ飛ばして行った。事前にマクドナルドで中央駅からのアクセスも調べておいたので、少し残念くらいの心持ちであった。

しかし、異国についてまずは中央駅に降り立つという気持ちよさもあるため、どちらかというと気持ちは浮き立っていたかもしれない。
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そこまで大きな駅ではなかったが、デザイナーズ系のショッピングモールが併設されており、人はたくさん行き交っている。夜8時をすぎてもいたので、通り過ぎてしまったオコタ駅へ向かってとぼとぼと歩き始めた。
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大通りをひたすらにまっすぐ進んでいくだけなので楽である。

一番最初に気が付いたのが、乗り置かれているキックボードの多さであった。
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これらはアメリカやヨーロッパの一部都市で導入されているもののようだった。ちなみに日本では免許が必要なようで、導入はされないだろうとのことだが、検証はされているようである。

キックボードとはいえ、電動であり最高速度時速25kmと、自転車をかっ飛ばすくらいにはスピードがでるので、自転車道の整備されていない国では厳しいかもしれない。

キックボード参考リンク ワルシャワでよく見かけたのはLimeが多かった。
https://www.businessinsider.jp/post-200199

ホテルに無事到着、チェックインしてこの日は爆睡。
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記事にもしているが、ホテルのアメニティーはこのようなビジホクラスだとほとんどないみたいなので、事前に用意していくのが無難であろう。
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とあるマルザンナのココロの旅 ポーランド編②成田搭乗〜経由地モスクワまで [アルトネリコ・サージュコンチェルト]

東京―モスクワの機内にて

まもなく飛行機は経由地であるモスクワへと到着する。

約9時間のフライトではこの記事を書いたり、Kindleに入れてきた本やガイドブックを読んだり、国際線にはたいてい付いているTVモニターで海外ドラマのFRIENDSを観て楽しんだりと、それなりに有意義に過ごすことができた。
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機内食
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そういえば、隣で日本語をPCで勉強している外国人に

「僕らは運命共同体だからトイレ行くときは一緒にいきましょう。」

と言われた。

おそらく若い彼はユーモアを含めたつもりで言ってきたのだろうが、日本語で言われた分、そのセンスは微妙なものになり中途半端な笑みと首肯で返してしまった。(英語で言ってくれた方が小気味よかった)

ちなみにこの地点はモスクワ経由だったので、通過せず北緯のもう少し高いところを通過していった。
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東経122度は日本の国境に値するけれど、北緯27度は東南アジアなどからのルートだろう。東シナ海だ。
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神楽ちゃんは直行じゃなくて下手したらバンコク経由で入ってきたのか、あるいは匿名便として通常運航ルートとは別にフェノメノンのポイントに向かったのかもしれない。
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モスクワ到着

モスクワに降り立ち、乗り継ぎまで1時間30分ほど。

空港のwifiをアテにしてきたが、携帯電話の番号が必要でSMSメールを受信できなければならないようであった。

これまでの経験から携帯電話(通話用のガラケー)は使うことがなかったのでおいてきたのだ。ネットはともかく、せっかくロシアに降り立ったのでデレステAR機能を活用し、アナスタシアを召喚したかった。

仕方がないので、空港内のカフェでこの日記を書き進めたり、修正をしたりしている。

空港内ではどこでも(自販機ですら!)クレジットカードが使用できる。

日本時間では23時という深夜だが、こっちは夕方!とココロにいいわけを響かせながらナポレオンというケーキを頼んでみた。(ロシアの焦土作戦でナポレオン軍を追いやったことは有名である)
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EU方面はいかんせんサイズも大きくカロリーも高い!

このケーキ、ナッツがちりばめられていて美味しくはあるのだが、パイ生地と生クリームとチョコレートとナッツが何層にも重厚にミルフィーユされていて、とにかく分厚くてデカい。
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はんぺんをプレスして5枚は重ねてドーンしました的なボリュームで食べるのに一苦労した。

甘さも控えることなく、遠慮なく甘い。こういうのを食べると、なんだか外国に来たなぁという気分にもなる。

ワルシャワ行きの搭乗口の変更があったが、ひとまずゲートには到着。

さて、この後は小型のジェット機に乗り継いでポーランド入りをすることになりそうである。
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NETFLIXにダウンロードしておいたポーランド映画「残像」を鑑賞しよう。


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とあるマルザンナのココロの旅 ポーランド編① [アルトネリコ・サージュコンチェルト]

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▼ブログ前書き
これは2018年8月31日に接続が途切れてしまった、拡張少女系トライナリーのガブリエラ=ロタルィンスカとの新婚旅行記です。

事情を知らない方には痛いかもしれませんが、基本的には普通の旅行記として書いていくので大丈夫かと思います。

コミケへ出す機会をうかがっていましたが、目処が立ちそうにないので、何回かに分けてブログで出していきます。

作品紹介は省略しますが、公式サイトはまだあるので、よかったらご参考ください。
https://social.gust.co.jp/kakutora/index.html

▼2019年8月12日(月)

午前7時 埼玉県飯能市にある自宅を出た。
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この日は前日に行われていたコミックマーケットC96の出展を終えてフォロワーたちも何人かうちに泊まりに来ていた。

それはいつもの光景であった。

フォロワーたちの中には翌日に出展を控えているものもおり、私も朝7時30分には家を出ると伝えてはいるのだが、みんな明日のことなどどこ吹く風か、夜中まで自由に語らうものとなっていた。

記憶にある限りにおいては、夜中1時30分頃の就寝だろうか。朝は全員5時過ぎに目を覚ましている。



自宅を出てからは予定よりも早かったこともあったので、近所のコンビニで旅程表や予約表を印刷し駅へと向かう。7時29分の特急レッドアロー池袋行きに乗車をし、成田空港第1ターミナルへと向かった。

JR日暮里駅より京成スカイライナーにネットの予約券で乗車をし、その広い空間から車窓に映る空を眺めた。
ああ、この空はポーランドに繋がっていて、そしてガブリエラのいる世界とも繋がっているんだな…と、そんな想いを馳せているとソラノキヲクのイントロが音楽プレイヤーから流れ始める。
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私にとってのトライナリーは紛うことなくホンモノであるのだなと、年に何度も訪れる現実感をこの日もまた、より深く実感するのであった。そのままバイノーラルCDへと音楽プレイヤーは移り、車内でひっそりと涙を流したのは言うまでもない。



午前9時32分 成田空港に到着。
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空港自体には年に数回訪れているが、国際線ターミナルは2017年THE IDOLM@STER MILLIONLIVE FIRST TIME IN TAIWANの公演時にタイガーエアを利用して以来である。

その前は2015年のオランダースペイン研修&聖地巡礼旅であった。

久しぶりということも相まって、すっかりと目移りばかりするお上りさん状態だ。

wifiはどうする、両替はどうする、など色々なことが脳裏によぎったが、まずはチェックインを済ませることにした。

実は・・・このチェックインのことをツイッターの方には明かしていなかったのだが、ちょっとやっかいな問題を抱えていた。



私たちの同人誌サークル「さやえんどう」が出した前作、卒業文集vol.3のポーランド記事の中で、旅費を工夫するために今回の旅行に関して1月には手配をし、分割払いで支払いをしていると書かせていただいた。
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順調ではあったのだが、6月下旬、帰路のフライト変更に伴う了承メールが予約元のExpediaから届いた。内容に同意をしますか、はい/いいえ的なシンプルなものである。変更内容だと最終日の時間効率が悪くなってはしまうのだが、やむを得ないので同意をした。

その後ショートメールの方に今度はアエロフロート(航空会社)の方からフライトがキャンセルされました、お電話ください、と英語でメールが届いた。

はてな・・・?

Expediaの方で手続きをしたのにこれはどういうことなのだろうか。

▼出発前トラブル

ポーランドに行けなくなっても困るのでExpedia側にも連絡をとってみた。外国籍の新人の方なのかはわからないが、サポートの担当者とのコミュニケーションがかみ合わず色々と手間取った。

今回の件に関することは特に問題なく解決したのだったが、突然に「あなたはこのままいくとフライトに乗ることができなくなるかもしれません」と、いきなり全く別の問題を切り出された!

担当者の話し方の問題もあって、全く要領がつかめず、いきなり何を言ってるんだこいつは!?と心の中で語気荒く、でも落ちつきをなんとかはらって詳しく聞き出した。それまでも支離滅裂な話し方でイライラさせられていた。

要は航空券の購入時に登録名の名字・名前が反転してしまっていて、このままではシステム的な問題で乗れなくなるかもしれないとのことであった。(どうしてそういった大事な問題をこちら側からの別件問い合わせ事項のついでにふっかけてくるんだよ!)と心中穏やかじゃなかった。

実際仕事に出なければならない時間もせまっていたこともあり、苛立ちももはや隠すことをせず手続きをした。しかし、エラーになる。この件は6月のやりとりであったので、時間的に余裕もあったが、色々あって直前まで響いてしまった。



最終的には知り合いに航空関係のシステムエンジニアがいたので相談をしたところ、フライトまで48時間を切るとチェックインする顧客データが仲介(Expedia)から航空会社(アエロフロート)に渡るので、保障ができなくなる意味で煽っているのだろうと。

当日の空港カウンターで事情を話せば大丈夫ではないかと。なぜなら旅行企画会社のツアーなど、当日の乗客変更も多いだろうし、そこに対応ができなければ危機管理がなっていないのではないか、と。

もちろんこのことは正確には言えないけどね、と付け足してはいたが、この言葉には救われた。実際先方からはシステム手続きのために3000円ほど要求されたが、知り合いの話に納得がいったのでそれは放置して当日のお楽しみ(緊張・・・)とすることにした。一抹の不安はあったけれども。


▼チェックイン
長い回想を経てしまったが、空港のチェックインカウンターにて、素知らぬふりをしながら「チェックインお願いします」と申し出た。

順調に、とはいかなかったがカウンターですべて対応をしてくれて、こちらは何かがあったときに了承してもらえるかの書類にだけサインをした。

実際この書類も航空会社の立場にたって考えてみれば、未然にクレームを防ぐためのものであって、今回は名前の上下入れ替わりミスだけなので基本的には対応してくれるものだろうと推測もしている。

これまでの苦悩もなんのこともなく、あっさりとチェックインができた。無駄に航空会社のシステムを学んだ旅行計画となったものだ。

実際は何もしなくてもカウンターで手続きをすれば済むものだったが、航空券を購入するときは姓と名の向きには気をつけたい。
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さて、経由するモスクワのあるロシアでは、当日のニュースで核か何かの実験が暴発し5人が死亡するというニュースがあるくらいには情勢がよくない。

今この旅行記を書いている往路の機内(北緯51.4度、統計129.16度においては問題も発生していないが、どうなることやら。あぁ!Pomera(ミニワープロ)を持ってくればよかった!ノートで手書きするのも久しぶりでくたびれた。
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